富貴蘭と戯れる日々

富貴蘭の生長記録です。
画像はクリックで拡大できます。

姫富貴

2006年01月28日 | 姫富貴
元親が瑞昌ですからあまり高いのはちょっとと思っていましたが
一昨年でしたか、確か一万以下でしたので入手してみました。

瑞昌が深覆輪で固定したものとのことですが
ハデながらも紺中通しがありますから結構育ちそうです。

そういえば瑞昌ですが昨年6月から現在は更にハデに柄が進んだ感じです。
ハデになってもなかなか深覆輪で固定した仔は出そうにありません。
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穂波獅子

2006年01月27日 | 青物
冬の間は暇だからサクサク更新できると思ったのですが
今年は遠方への転勤と豪雪のダブルパンチ。
当てが外れましたが小人閑居して何とやらと言いますので
忙しくしているうちがいいのかもしれません。

テレビでやっている積雪4mには及ぶべくもありませんが
それにしてもカーポートのこの雪。
両サイドから滑って落ちるなんていうセールストークに乗せられて設置しましたが
今まで一度も落ちたことはありませんです。
このままでは潰れますから何度も人の手で降ろすことになりますが
上に登ると人のほうは滑って落ちますので一苦労です。
それでも蘭小屋のほうは雪に埋もれたせいか温度の変動が少なくなりました。

これは4年ほど前の画像ですが獅子芸をしない穂波獅子は珍しいと(親木だけですが)
行く末を見たくて入手してみました。
獅子芸が抜けると大型になるというのも興味深いものです。

解説書には針葉獅子改め穂波獅子とするなんていう記述もありますから
獅子芸の抜けたのが針葉獅子かなとも思いましたがどうも付けの具合など違うようです。
もっとも針葉だけなら単純な変異ですから多数見つかっているようで
混じったらどれが昔からのものか判別は付かないかもしれませんね。
現在、穂波獅子はこんな感じになっています。
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姫錦

2006年01月25日 | 青物
あるお方がさる専門店から連れてきたとのこと。
ラベルには黒玉錦とありました。

それをどっかの交換会に素一本の親木で持ってこられました。
これは買わなければと1万で落札。
ウンウン、玉錦の黒がこの値段なら安いものと良く見たら
付けが月型じゃござんせんか。
う~む、早とちりを誘う怪しい名付けです。

ヤフオクなんかで時おり見かける姫錦なんていうのに良く似ていますね。
錦というのに柄がないのは、たぶん玉錦型の姫葉というぐらいのノリで
名前を付けたのかもしれません。

なかなかかわいらしい小品ですがヨーイドンでつまずいたので
気に入るまでにはもう少し時間が掛かりそうです。
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小判宝

2006年01月23日 | 青物


命名者さんによるとコバンダカラと言うのだそうです。
なんかコバンホウで通っているような気もするのですが。
上の画像の右下の仔の上に虫が集まっていました。
寒いので動きません、と言うか気付きませんでした。
こうやって冬眠しているんでしょうね。害はありませんので・・。

紺地が深くスタイル良く葉が積みあがり
増殖は良くなく実生の話も聞きませんから
なかなか良いセン行っている品種かなと思っています。

舞鶴なんかは紺性が浅いからパッとしませんが
紺地深いこれに縞が入ったらたぶん良いんだろうなあなんて想像しています。
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金甲覆輪

2006年01月22日 | 覆輪
それなりの大きさでそれなりの柄、
そして、それなりのお値段の金甲覆輪でしたが
冬作中に葉をバラバラと落とし天葉一枚だけになってしまいました。
(その天葉も落ちて面影はなくなりました)
それでも遅々とした生育ながら何とか生きています。

生きてはいますが縞から変わった覆輪はこちらの長い冬は持たないのかと
コイツのセイ(おかげ)でその後買う気が失せてしまいました。
臆病というか、やはり枯らすといやなものです。
手持ちの縞から出るのは只だからもちろん大歓迎なのですが・・

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翠海

2006年01月20日 | 青物
青軸青根で大波青海型のような雰囲気はありますが
大波青海ほど葉は湾曲せず、
きりっと引き締まった感じで凛々しい姿です。

花も大花でちょっと上向き加減に開き
株一杯に咲かせるとそれは見事なものです。
・・・残念ながら花の画像はありませんでした。
話ばかりですみません、今年は満開にさせてみます。

そうはいっても今の姿は株の込みすぎと皺くちゃで
お世辞にも良いとは言えません。
3年前ぐらいでちょうど良い割り頃の株立ちだったかも?

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南州峰

2006年01月20日 | 青物
南州峰(鹿児島産)とラベルにありました。
南方系ということで矮性針葉という割には大柄ですが
筬がきりっと締まりなかなか凛々しいいでたちです。

増えない品種なのかこの木が古木なのか毎年花ばかりでしたが
上のほうから一本特望の仔が出てくれました。

こうなればしめたもの。
上から出た一本仔は養分を一身に浴びてドンドコ育ってくれます。
交換会で何かのおまけに付いてきたものですが
その何かは忘れてしまいこちらのほうがお気に入りです。
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金閣宝

2006年01月19日 | 中斑
この木の親木は葉幅引き目にも鮮やかな紺覆輪黄中透け柄。
とても富嶽系とは思えない柄で金閣宝とラベルに書いてありました。
で、その仔を譲っていただきましたがこれは今のところ富嶽柄
ところがどっこい昨年めでたく紺覆輪の仔出てくれました。
富嶽といえど系統というのはやはりあるものですね。
もう一本中斑気味の柄が出ています。

こちらも同じ親から出たもので地味な中斑縞。
こっちの方が面白いかと思ったのですが仔はまだです。
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水芭蕉

2006年01月19日 | 青物
青軸、青根 (の様に見えますが)、やや針葉風の小型風蘭です。
姿でのアピール度は高いとも思えないのですが
花変わりと言う事で高~く買ってしまいました。

ところが後で聞いた話では滅多に花は見ないとのこと。
う~む、花の咲かない花物品種なんて面白すぎますね。

時おりブスッとしながら手に取って念を送っていたせいか
なにやら上のほうに小さな芽が出てきました。
花芽なら嬉しいのですが昨年はこんな感じから仔で伸びましたので。
咲いたら咲いたで二弁花のじみ~な花のようですからがっかりしないことを祈るのみです。
それにしても全般に皺が進み、だんだん撮るものがなくなってきました。
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鳳玉

2006年01月17日 | 青物
こちらの雪は小康状態。
道はツルツルで危ないのですが
とりあえず生活は楽になりました(^_^)v

富貴蘭は葉肉の厚いの、根の弱いのから順番に皺が進んでいます。
鳳玉は葉肉が厚いですからね。
夏の頃から特に進展はなく
芽数ルビーさんに一気に追い越されました(◎-◎;)
でも衣合わせが綺麗な品種ですから子は邪魔だとしたものです(^_^;)
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2006年01月14日 | 建国殿


やはりルビー根ということで
根の活力がちょっと弱いのか皺の引きが早いような気がします。
それでも今回で三度目の冬越し。
以前よりはドギマギしなくなりました。

秋の頃と比べてほとんど生長してなくてちょっと勿体無い感じ。
温度を加えればよいのでしょうがそうすると失うものも出てきますので
当面はこの環境で通そうと思っています。

羆には何種類かのタイプがあるようですが
柄の明るい本羆とかいうタイプだったら
ここの環境ではどうなるのかなと考えています。

たぶんもっと皺を引いて葉はペッタンコになるかも?
身銭を切って買う身とするならば
余計な心配を背負い込むことを先に思ってしまいます。

春の成長期はどの羆でも美しく変身しますから
秋以降は柄の沈む木のほうが
安心して付き合えるというのが実感です。

それにしても早く春が来て水をあげたいですね。

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羆牡丹2

2006年01月11日 | 羆覆輪


三年ほど前のまだ親木についている時の画像です。
それから数ヶ月で親から外しましたが・・・。
この親木は先日の個体⑧なのですが
三作もするとこちらのほうが良く増えるものです。

羆覆輪や建国殿などこの仲間は大雑把に見て
白と黄、二種類の柄が同時に混在していますし
片方だけということもあります。
建国殿で見る絣縞は白縞のほうで
これはじきに暗みますから
(この白覆輪もすぐに暗んでしまいます)
羆牡丹も白柄が暗んでくれたらいいなと思っていました。

最初のころは実際、暗んでくれて紺地が戻っていましたので
これはシメタといった感じでしたが
最近はなぜかだんだん暗まなくなり=昇天の可能性が出てきました。
でもまあ、今まで喜んだ分、得したかなとも思っています。
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羆牡丹(^-^;

2006年01月10日 | 羆覆輪
ヤボ用で三日ほど東京に行っていました。
ついでにS山草園に寄りましたが
さすがに今の時期、富貴蘭は皺々でした。
それにしても欲しいと思った木には麻生さんの予約札が立ち並び
つけ入る隙がないですね。おみごとです。

こちらは雪の降らない日には気温が下がります。
一昨日は-15℃、今朝は-10℃でした。
それでも風蘭小屋は+2℃で持ちこたえていますが
電気温風器は回りっぱなし。
今月の電気代の請求額が楽しみです。

さて、前回前々回の紹介からだいぶ遠ざかっていた羆牡丹ですが
なかなか思い通りに事は運んでくれないようです。
以前は白柄が暗みましたから生育も保障されていましたが
昨年辺りから白縞が暗まずそのまま残りそうな雰囲気です。
このまま推移すれば3年持つかどうかですね。









それでも羆覆輪からの変化としては驚異的なもので
大いに楽しませてくれました。
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羆覆輪

2006年01月04日 | 羆覆輪
遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

今年最初の題材はお気に入りの羆覆輪。
富貴蘭の中では珍しく昨年値段が上がった品種です。
それでも全部その前に高く買ったものですから
以前紹介させていただいたのは手放す気にもならず
一応全部育てています。
お暇なときにでも見比べていただければ・・・。

水遣りを絶ってから二ヶ月になりますがまだ生気は感じられます。
高めの空中湿度と温度が5~10℃とほぼ一定で消耗が少ないためでしょう。

見るのは一瞬ですが撮って選んでリサイズしてと半日がかりでした。

個体1()

個体2()

個体3()

個体4()

個体5()

個体6()

個体7()

個体8()

個体1は出た仔が4本共に新月殿。
そこそこ紺地もあって見た目もきれいでまだ行けそうな気もしますが
親木の天葉が派手になってしまいましたのでもう駄目でしょう。
まだ仔の出る余地はありそうですが・・。

柄狂いのない系統は安心できますが
個人的には個体2や3のような柄にも魅力を感じます。
ここからいきなり派手になったら目も当てられませんが
これぐらいの柄で留まってくれれば覆輪縞という
一つの芸として見ごたえ満点といったところです。

個体4と5は以前は派手な葉が混じっていたのですが
まともな柄に出世?してくれた例です。
嬉しいのか嬉しくないのか・・・。


新月殿()は良く出ますので外して植えていますが
すぐには枯れることもなさそうです。

個体6は姿を作り直し中のもの。
豆葉風の仔がちょっと面白いですね。

個体7と8はほとんど派手な仔が出ない系統です。
柄では刺激がありませんから姿作りに精を出しています。

こうして見ると同じ品種なのにそれぞれに個性が感じられ
何鉢も置きたくなるような品種ではあります。
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