富貴蘭と戯れる日々

富貴蘭の生長記録です。
画像はクリックで拡大できます。

星光殿

2022年09月13日 | 星光殿






早くも9月中旬です。
例年ですと明け方の気温が10℃を割ったりしてそろそろ感が漂うところですが
今年はまだまだ暖かく、生育適温が続きそうです。

さて、星光殿はあれから1年。
寄せ植えですとごちゃっとして芸が良く見えませんので一株別鉢にしてみました。
親木になれば葉肉厚く獅子葉になりますので
荒々しい葉姿に紺覆輪白中透けが決まればピカ一なのですが
やんぬるかな、なかなかそうはなってくれません。

獅子芸をしない平葉タイプが青軸羆という事ですね。

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星光殿

2021年08月12日 | 星光殿




あれから5年と4ヶ月。
今年は青光墨系を丁寧に育てようと思い
これも増え芽の中から葉肉が厚く獅子葉のような感じになったのを選んで寄せ植えしてみました。
なかなか珍奇な姿の品種ではあります。

ランク的に見れば銘鑑では下から2番目の貴品クラスの更にどん尻のほうに位置し
そこには数千円で買える品種が並んでいます。
でもそもそもここ十年以上そんな売り物を見たことが無かったりします。
完全中透けの本芸品はそんなに簡単には増えないですからね。
安い品種の中に紛れたダークホースな存在なのでしょう。

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星光殿

2016年11月07日 | 星光殿




あれから半年。
剛直に見えて意外に弱い品種なのかそれとも作が下手なのか
猛暑を越したあたりから下葉がバラバラ落ちちゃいました。
せっかく2鉢になったのですが裾がさみしくなったので再度寄せ植え。
これでまたちょっとにぎやかになったかも。

しかし下葉が落ちたとはいえ転んでも只では起きないようで






こんな柄の仔が2本出てきました。







親木にもアタリが付きましたが果たして中透けの仔になってくれるでしょうか。
なれば十数年来のパーフェクトを維持できるのですが・・・。

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星光殿

2016年04月27日 | 星光殿




あれから1年近く。
ついに株分けできました。
素立ちも意外に似合う感じ。
好きな中透け芸でじっくり見られるからでしょう。






柄崩れの無い木は根もすべて象牙色で伸びてきます。
この根色も涼やかでまた良いものです。

しかし思えば外した仔が生まれたのは10年ほど前。
以後、1本も仔を生んでないことに気付きました。
仔を外しましたのでまた風向きが変わり
何かスイッチが入ってくれればと思っています。

それにしても長い間本芸を維持しているとは見上げたもの。
普通は柄が崩れて青獅子になっちゃう傾向の強い品種です。

それで数が少ない割りに値段は思いっきり安いし
たぶん人の目に触れられず関心の圏外なのでしょう。









こちらは割ったほうの株ですが一応、全部上柄です。
特に付いている仔は把握してるだけで芸が3代続いたことになり
結構貴重かも。







もう1本アタリが動いていますがなんか新根に抑えられていますね。



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星光殿

2015年05月10日 | 星光殿
夏のような暑さが続いていましたがここに来てまた平年並みの気温に戻ってしまいました。
やはり外棚に出さなくて良かった~。
ちなみに明日の明け方は+4℃の予報です。
出していたらせっかく伸びている根が止まってしまうところでした。
やはり外棚に出すのは全国大会から帰った後になりそうです。







星光殿はあれから1年と7ヶ月。
ちょっとバラけた姿は竹串で矯正しまずまずになりましたし
しかももう1本仔が出て4本立ちになっています。
その仔も上柄。
ほかにも何鉢かありますが大体は苦戦中。
こんな感じで柄の揃った株立ちは滅多に出来るものではないようです。






すべての根が象牙色で出るのが本物の証。
青根が交じると本体の柄も安定しないようです。
ここは建国殿と建国の縞の関係と通じるものがありそう。

これぐらいの株でも静粛感漂う柄といった感じでその寂しげなところがまたイイものです。
しかし木勢はだんだん良くなっていますので
ポツリポツリじゃなく更にどど~んと仔が出てくれれば
また違った雰囲気を楽しめそう。


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星光殿

2013年10月10日 | 星光殿
台風24号は無事に過ぎ去りましたが
その後もなんとなく生暖かい気温で空が晴れ渡りました。
昔は滅多になかったのですが最近は気候のせいか
富貴蘭は秋にも良く花芽が伸び出します。
夏に続いて良い香りも楽しめますので近頃は気にせず咲かせることに・・・。





星光殿はあれから1年近く。
相変わらずの3本立ちですが
親仔孫まで揃って柄狂いが無いのは何よりです。
羆の光と2つ並べてみてうん面白いと思って見ているのですが
御城と天恵を並べるのと大して変わらないとか言われそう。
手元でその現象を見るために使うエネルギーは相当違うのですが~

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星光殿

2012年11月24日 | 星光殿




あれから一作。
葉繰りは2枚ちょっととまずまずの生育です。
仔が良く出る青光墨と違って極端に仔が出ないこの種は別系かと思う時もあります。
そんな感じで芽数現状維持は想定内。






崩れない柄の仔には大満足です。
たくさんある品種とほとんど無い品種は別にして
富貴蘭を無さそうで実はたくさんある品種と、有りそうで無いものと2つに分けるとすれば
これは後者のほうでしょう。
単発で棚に置いてもそれほど見栄えが目出度いわけではないのですが
青光墨系をコレクションした際にはなくてはならない品種となります。
青光墨コレクター・・・なんだかマニアックな響きですね。


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星光殿

2011年12月17日 | 星光殿
先日テレビでマラスの塩田なるものをやっていました。
で、物好きにも早速ネットで購入。
まろやかでとてもおいしい塩ではありました。
また、家の電気炊飯器が古くなったので
これもネットでガス炊飯器を購入。
ヤフオクだと新品同様のものが格安で手に入ります。
そしてこのガス炊飯器は電気と違って火力が強いのか
おこげの付いた香り良くおいしいご飯が炊き上がります。

以前、子供たちが大学をダブっていて仕送りに四苦八苦。
いよいよ生活が困窮したらおかず無しでご飯に塩でしのげば良い
なんて家族で話したものでした。
まあ、そんな風にはならずに済みましたが
逆にご飯に塩をかけて食べるのがとても贅沢なことにふと気が付きました。
上の組み合わせだと本当におかず無しで3杯は食べられます。
これで削った食費を貯めて風蘭買えそうかも~







話し変わってこれはあの時の下のほうの木です。
根を痛めたようなことを書いていますが一作で無事に回復。
痛めた分、新根がたくさん出ています。








本来、仔出しの良くない品種ですが若返ったのか孫仔も付いてくれました。
そしてこれも上芸になりそう。
親仔孫と3代柄が揃い踏みの株はありそうで無いかも知れません。
まあ、今はそれがどうしたの状態ではありますが・・・。


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星光殿

2010年11月04日 | 星光殿



あれから一作。





こちらは木勢最上、柄も最上の紺覆白中透けになっていますが
仔はまだ一本のままです。
空き家は結構あるはずですが分厚い葉の獅子芸で
凝り気味になっているのが影響しているのでしょうか。
相変わらず仔出しの良くない品種ですが
葉繰りが良くなりましたから
それが今後どう影響するのかちょっと楽しみです。






こちらの兄弟木は下葉がぽろぽろ落ちるなあと思いつつ植え替えたところ
中の根が半分ほど腐っていました。
そのせいで、前回とは画像の木が上下逆転してしまいました。
まあ、これは自分では出来ませんが下葉を毟って古根を切ったのと同じこと。
果たしてこれで若返るのか上の木と比べつつ観察するのも面白そうです。

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星光殿

2010年04月28日 | 星光殿



あの時の2本立ち。
2つに分け、どちらが親木か判らなくなりましたが
久々に仔が出てくれました。


でも、親木の柄は最上になりましたが仔はイマイチ。




艶やかな象牙色の根がきれいです。
これが泥軸なら当然ルビー根になっていたことでしょう。





こちらはそのもう1本のほう。
親木の柄はイマイチながら仔は最上で出てくれました。




こちらからも象牙色の根が出ています。
象牙色の根が出れば柄は完全固定してくれそうなものですが
それにしてはあまり増えないし柄の固定も良くないということで
いつの間にか棚の鉢数は少なくなりました。
増殖率は羆並みかも~

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星光殿

2007年10月04日 | 星光殿
で、の親戚の星光殿ですが、この木は墨無しです。

さっぱりして垢抜けした雰囲気に惹かれますが
墨は何れどこかに出てくるでしょう。
紺覆崩れの複雑なも面白そうです。

一方、墨のある星光殿は紺覆白中透けの仔をたくさん生んでくれています。
あ~あ、これが羆の光だったらなあとか、羆だったらなあとか思っても
さすがにそこまで魔法をかける訳にはいきませんネ。



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