あれから4作。
いったいどこまで増えるのかと思っていましたが
4作しても一回り大きくなった程度で大して代わり映えのない姿です。
5,6本立ちくらいの株を大事に育てると仔吹きが良くて
目に見えて増えるのがわかるものですが
これぐらいになると仔吹きはぴたりと止まっちゃうようです。
もっとも、毎年葉が見えないくらい満開に咲かせますので
そのせいもあるのでしょうね。
そういえば葉持ちもよろしくないようでちょっとお疲れ気味かも。
それでも舞鶴のように花芽を全部摘んで丁寧に育てればまた復活しますので
まだまだ諦めることはありません。
今年も拙い当ブログにお付き合いいただきましてありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。
あれから3年。
いつも蕾の無いしょぼい花茎を伸ばすだけで
一度も花を見たことはありませんでした。
ところが秋口に伸びだした太めの花茎の先に蕾が1個付いているではありませんか。
これは写真に撮らなければ・・・。
その前に植え替えてばさばさの根を鉢に収めなければと思い
鉢から抜いてイロイロやってるうちに蕾がポロリ。
残念でしたがとりあえず日記に残しておきましょう。
ほったらかしてボロい株になってしまいましたが
葉繰りの良い品種ですし目標が出来ればまた見違えるほど良くなってくれるでしょう。
最初、短い葉で出て詰んだような姿ですが
何年かするといきなり長い葉に入れ替わる不思議といえば不思議な木ではあります。
あれから2年半。
短く出た天葉でしたが葉を重ねるに従いそれにも違和感はなくなりました。
8本立ちになりそれなりの株立ちではありますが
バサバサという感じではなく何となくしっくりと纏まっています。
今は新蘭舎の南側に置いていて結構日にも当たるのですが
これで新根が動き出さなければこちらの気候に慣れてきていると言えるのでしょう。
蘭国さんが持って来てくれた時、たまには西洋美人もいいものですよなんて言いましたが
郷に入れば郷に従うということなのか藤綾子くらいに見えなくもありません。
あれから3年。
株の後ろ柄から出た柄抜けがビロ~ンと伸びて不細工になりましたから
今年の春、外すことを兼ねて植え換えしてみました。
ところが、枯れた葉柄がたくさん付いていたり
枯れた根もそこそこありましたのでお掃除しているうちにいつの間にかバラバラに・・・。
1本づつ植え込んだら数十鉢に・・・。
そうやって5年ぐらい作りこめばまた愛らしい小品にはなるのですが
その時は置くスペースがなくこんな感じの寄せ植え3鉢作って間に合わせました。
ただ、このままではいつまで経っても良くはなりませんから
来年は仕切り直しでしょう。
日の弱い棚ではどうか判りませんが
ここでは長年、東出都の3分の1くらいの大きさでまとまっています。
付けこそ月型ではありますが東出都版の玉錦といった風情で楽しませてくれています。
以前、3年ほど育てていましたがそれ以来10年ぶりの棚入れです。
今回の木は紺地がそこそこあるせいか木が大きく良く育ってくれそう。
ただ、冬の間に葉がペッタンコになりそうなので今のうちに記念撮影です。
・・・遺影にならなければよいのですが・・・。
仔は紺覆輪で出ています。
本葉が紺中通し気味の散り斑といった具合でパターン化してくれれば
先々も安心できそう。
この仔の上に空き家も二つあって・・・とかまた皮算用が始まります。
生育に不安の無い木勢であればこの柄をしみじみと堪能できるというものです。
ただ、こちらの生活にはやや不安を感じ始めてはおりますが~~
まずは枯らさないようにがんばります。