豊明殿
2013年11月14日 | 虎
あれから2年半。
何を思ったのかこんな風に何鉢かに株分けしてしまいました。
最初は寂しい姿でしたがさすがにこの品種は仔吹きが良くすぐに回復。
以前のような姿に成りつつあります。
今では二束三文のお値段になってしまいましたが
新葉の白柄や根の美しさは格別でコスパは十分以上でしょう。
何を思ったかその2ということで
こんな大株も全国大会の交換会で買ってしまいました。
家にある実生苗のように小型な本性品などとややこしいことを言わなくても済む
見るからに本性品の大株です。
普通、これぐらいの株になれば仔出しは一服というのが相場ですが
これは天辺の元親からさえビシバシ仔が出ています。
しかも絶壁側から出てくれましたので
いずれはどこから見てもこんもりとした株になってくれるかと・・・。
バレーボールくらいに大きくなるのもそう遠い先ではありません。
と、書いているうちになんか楽しみが出てきました。
今まではいや~ハマッちゃたかな~とか思ってウジウジしていましたので・・・。
あれから1年。
別に暇っていうほどじゃありませんが何枚葉繰りしているか数えてみました。
年に3枚半・・・。
それなりに葉繰りはしているようですが姿はほとんど変わらず。
よくある2枚の絵を見比べての間違い探しレベルです。
それでも元気な根をたくさん伸ばし
いかにも枯れそうもない感じで頼もしい限りです。
これでまともな花を咲かせてくれればと思うのですが
いつも糸のような花茎を伸ばすだけ・・・。
まあ、それはそれでなんとなく風情を感じることも確かです。
昨日は天気予報どおりの初雪。
しかも結構積もっています。
まだ外にある鉢物の取り込みは半分ほどですが
さすがに根雪にはなるまいと高をくくっています。
とりあえず車のタイヤ交換は済ましましたのでまずはほっとしています。
雪が降ると蘭舎も冷え込みますので
そろそろファンヒーターに繋いであるホームタンクにも石油を入れなければ・・・
ということで外にある石油タンクからポリタンクに石油を入れ
そういえば石油一滴は血の一滴なんて言葉もあったなとか思いつつ
栓を止めた後の一滴も大事にし蘭舎のタンクに石油を入れました。
これが溢れたら大変なことになると頭の隅では思っていましたが
風蘭に気をとられているホンの少しの間にジャバジャバという音が~~
蘭舎は石油臭くなるし、拭き取るのにも手間が掛かるし
ホントに大変なことになってしまいました~~。
血の一滴どころでは無かったです~。
しかも結構積もっています。
まだ外にある鉢物の取り込みは半分ほどですが
さすがに根雪にはなるまいと高をくくっています。
とりあえず車のタイヤ交換は済ましましたのでまずはほっとしています。
雪が降ると蘭舎も冷え込みますので
そろそろファンヒーターに繋いであるホームタンクにも石油を入れなければ・・・
ということで外にある石油タンクからポリタンクに石油を入れ
そういえば石油一滴は血の一滴なんて言葉もあったなとか思いつつ
栓を止めた後の一滴も大事にし蘭舎のタンクに石油を入れました。
これが溢れたら大変なことになると頭の隅では思っていましたが
風蘭に気をとられているホンの少しの間にジャバジャバという音が~~
蘭舎は石油臭くなるし、拭き取るのにも手間が掛かるし
ホントに大変なことになってしまいました~~。
血の一滴どころでは無かったです~。
こちらは四国の大棚からやってきた九重山。
極小の豆針葉といった感じですが小さすぎて普段はなかなか目に留まりませんでした。
しかし気付かぬうちに仔が沢山付き、ちょっとした株になっているではありませんか。
萩宝扇なんかと違ってアタリがほぼ動き出すようです。
仔吹きが良ければこんなふうに親木を頂点にピラミット型の株に仕上がります。
今まで1枚も写真を撮っていなかったのは残念ですが
これをファーストインプレッションとしてその増えっぷりを観察してみます。
あれから1年と9ヶ月。
そういえばその後、花が咲いた形跡がありませんので
芯痛になった跡の枯葉も隠れ
思わず手にとって見たくなるような株になってきました。
小さな物が好きな人には佳草といえる品種ではあります。
当面、どんなに大株になっても邪魔になることはありませんし~・・・。
というか数本立ちくらいでは寂しすぎるし
このくらいの株立ちでようやくスタートラインなのでしょう。
また忘れた頃に咲く花を愛で、芯痛で乱れた姿を作り直し・・・。
これを繰り返して徐々に大株に仕上がってくれたらと思います。
と、いかにも面倒そうなことを言っていますが
特に手入れもいらずただ棚に置いているだけでいいのです。
今日は南よりの風が吹いて少し暖かでしたが
それも日本海にたくさんある低気圧のせい。
これが通り過ぎると冬型の気圧配置となり
明日以降はこちらでも雪のお天気マークが並んでいます。
どうにもお尻に火が付かないと動かない性質ですが
鉢物の冬囲いや車のタイヤ交換など先送りしている作業が盛りだくさん。
本当は晴れた日にやればよいのですが今日はあいにくの雨。
雨がっぱを着てがんばろうと思っています。
それも日本海にたくさんある低気圧のせい。
これが通り過ぎると冬型の気圧配置となり
明日以降はこちらでも雪のお天気マークが並んでいます。
どうにもお尻に火が付かないと動かない性質ですが
鉢物の冬囲いや車のタイヤ交換など先送りしている作業が盛りだくさん。
本当は晴れた日にやればよいのですが今日はあいにくの雨。
雨がっぱを着てがんばろうと思っています。
雲龍滝はあれから2年8ヶ月。
株がなんとなく痛んできましたから8月に全部ばらして植え替えました。
といっても元々寄せ植えだったんですけどね。
8鉢ほどになってしまいましたがまずまずの柄の木はこの2鉢だけ。
30年以上育てていますがなかなか上柄で揃ってくれない品種のようです。
こちらは数年前に入れた木。
上柄2本立ちだったものを分けて寄せ植えしています。
1本は仔にも良い柄を出していますが
もう1本のほうは同じように良い柄であっても仔は青とユウレイ・・・。
ユウレイのほうは一応紺中通しのある覆輪ですがこうなってはまずだめでしょう。
元は同じ木ですから柄に付いては系統がどうのと言うより運90%の品種かも。
ただ、チョビ柄や派手柄になった木から上柄の仔が生まれることはほとんどなさそう。
典型的な後冴え品種で、果たしてイメージ通りの軌跡に柄が冴えてくるのかどうか
妄想を掻き立てられる魅力溢れる品種です。
しかしこんな風に数が揃いませんから上柄は嫁に出してしまえばたぶん再度の入手は困難。
それに手持ちの上柄もいつ崩れてしまわないとも限りません。
何鉢か予備を確保しつつ大切に維持していかなければと思っています。
今年の春にはまだ裏甲龍が手に入らなかったので
似たような芸ということで破天荒をゲット。
全国大会の交換会での出来事です。
裏甲龍は青軸、こちらは泥軸くらいの違いかなと思っていましたが・・・。
良く見るとその軸が変です。
なんか訳がわからない芸・・・。
どんな構造になっているのか分解してみたい気になりますが
当然そこはじっと我慢です。
アマミ系ということでしたのでこちらでの冬越しが心配で
早々に手放しちゃおうかとも思っていましたが
今はちょっとお気に入りとなっています。
明治の銘監には長らくその名が載っていた裏甲龍。
その頃には表甲龍なんていう品種名もありました。
今で言う獅子甲龍なのでしょうか。
裏と表が一対になって棚に並んでいたのでしょうね。
裏のほうは昭和の初めには絶種になってしまったようで
それが近年になって山から甦ったとのこと。
まるで夢物語のような話ではあります。
発見されてから20数年。
その割りに全然増えていないようで入手難でしたが
これもヤフオクで富貴蘭讃歌さんからお譲り頂きました。
欲しかった品種のひとつで嬉しい限りです。
まだ若木ですからとりあえず下からポポポンと2,3本仔が出るのかどうか
楽しみに見守っていきたいと思っています。
真月
2013年11月07日 | 虎
前々から欲しい~と思っていた真月。
うん十万円の時は手が出なかったのですが
ウン万円ならとヤフオクで富貴蘭讃歌さんからお譲りいただきました。
小型というイメージでしたがこれは大きな木で迫力もありさすがといった感じです。
軸のあたりの赤、青、黄色は交通信号機といったら身も蓋もなく
やはり今の時期の山もみじという表現がピッタリかと・・・。
この美しい芸を味わえるのも手元にあればこそでしょう。
腰斑芸といえば昔ちょっと痛い目に会ったのが蜃気楼ですが
果たしてこれもセルフなんか効くのかどうか。
ちょっと無理っぽい感じもするんですけどね。
こちらもその後ヤフオクで富貴蘭珍道中さんからお譲り頂いたもの。
やや小型ですが根はしっかりしていますからすぐに数本立ちになりそうな感じです。
しかし、富貴蘭に興味の無い人が綺麗と思うような品種はそんなに思い浮かばないのですが
これはその中の貴重な一品であることは間違いなさそうです。
さて、11月です。
遠くに見える鳥海山の頂が白くなってもうすぐ冬の到来です。
それにしても1年はあっという間といった感じですが
待ってもなかなか来ないのが定年退職。
時間というのは不思議なものです。
遠くに見える鳥海山の頂が白くなってもうすぐ冬の到来です。
それにしても1年はあっという間といった感じですが
待ってもなかなか来ないのが定年退職。
時間というのは不思議なものです。
萩宝扇はあれから1ヶ月。
冬眠間近ですがようやく開花が間に合いました。
咲いてみれば極普通の花ですね。
それでも今年最後のイベントだったかも