富貴蘭と戯れる日々

富貴蘭の生長記録です。
画像はクリックで拡大できます。

若松

2005年09月30日 | 青物
九州は宮崎、加久藤産の青軸青根大型豆葉です。
他のものはなんともないのですが
この木だけ真ん中の葉が黄ばんできました。

すわ!虎斑が出たかと思わず○フオクに出品!
(な訳ないです~~)

根は悪くないのですが原因がわからなければ気持ち悪いので
とりあえず寿命ということで言い聞かせています。
その親木のすねをかじっては良い姿に。
ビックリ縞が出たので楽しみにしていたのですが
そこには花芽が付いて希望はなくなりました。
まさか花芽に柄があるなんてことはないでしょうね。



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2005年09月30日 | 中斑
曙について書こうと写真を撮り、文章を考え
一応、過去歴を見てみたら
なんと考えていたのと同じような文章がありました。
すっかり忘れていて危うくダブるところでした。
ま、自分が忘れているくらいだから
ましてそれを読んでくれる人は・・・と
気にしないことですね。

この鉢は今年も植え替えせずに終わってしまいそうです。
植え替え⇒株分け⇒鉢数増えると考えるとどうも手が進みません。

柄が派手になると半矮性化というか
葉重ねが詰んだようになって面白いものです。
これだけピックアップして育てたいのですが
そうすると株をばらすことになり鉢数が増えてしまいます。
来年は気合を入れたいものです。
あ、ついでに優香ちゃんも元気生育しています。



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鉄橋殿

2005年09月30日 | 中斑
鉄橋殿ですが、それなりの株になると増えも早いもので
今年は仔が4,5本付きました。
この仔達の大きくなる頃が第一の見頃かも?
鉄橋殿の10本立ち・・・
想像しただけで堪りません。

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水晶覆輪Ⅲ

2005年09月25日 | 紫水晶
仔が出たと喜んでいた水晶覆輪。
その後の生育も順調でした。

同じような墨流し芸。
この芸はほぼ固定しているような感じです。

一芸加わって水晶覆輪とは
印象ががらりと変わっていますから
紅水晶紫水晶など
別の名を付けたほうが良いかもと考えています。

ずっと仔出しが悪かったのでそんなものかと思っていましたが
今年また一本

なついてくれると嬉しいものです。
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黄金虫

2005年09月25日 | 黄金虫
昨年7月に入手してその年の秋までに葉が一枚。
やはり生育は良くないのかな?
でも、アタリが何個か付いて
今年は楽しみと思っていた黄金虫でした。

そして楽しんだ結果、仔が一本出てきました(^^)V
ホントは三本出るかなと心の準備をしていたのですが
やはり増えないという定評どおりの品種です。

それでも今年の親木の葉繰りは三枚。
仔の生育も、一作でこれなら大満足です。
一本だけ出てくれたのが良かったのかも?
アタリはまだ生きているようですから来年以降に期待です。

葉元の皺々が魅力ですが新根はもう少し欲しいですね。
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2005年09月24日 | 
以前、最上柄の帝が欲しいなんて言っていましたが
こんなに早く望みが叶えられるとは思いませんでした。

先日の静岡大会の交換会で落札したものです。
久々に嬉しい買い物ではるばる行った甲斐がありました。

中斑だけで良かったのですが(ウソ)
その中斑をベースに最上柄のおまけ付き
全部花の跡がある古木なのがちょっとマイナスですが
来年以降仔は出ると予想しています。

毎年楽しみながら良い姿を目指したいと思い
早速煙突植えを実行してみました。
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煙突植え・・再度解説。

2005年09月23日 | 作について
文章だけでは植え方が判りづらいと思いますので
写真を撮ってみました。

まず、後に空洞にするため木の棒を用意します。
私は直径3,5cm位のを使っています。
ホームセンターで買ったのを適当な長さに切りました。
これは代用として塩ビのパイプや
ドリンクの空き瓶などでも良いと思います。

それに台にする水苔を巻きつけますが
絞る前はこれぐらいの量
手のひら一杯ですから結構多いですね。

それをぎゅっと握って
3号鉢に入るくらいの大きさにします。
それなりに力が要りますが
やはり硬めにしないと穴が崩れてしまうものです。

蘭の根が行儀悪いときは
少し棒を引いてスペースを作ると収まりが良くなって
植え込みやすい感じです。

そして根をまたがせ長い水苔を順に掛けていき
棒を引き抜いて鉢に納め植え込み完成です。
表面的には普通に植わっているように見えますが
鉢底から植え込んだが見えますね。
こちら別の株です。

昔の本の写真を見るとちょっと株を浮かして植えているのが多いようで
これはやはり蒸れ防止の為だったのかもしれません。

でもこれでカリカリに乾かしたのでは仔の芽が潰れてしまうということで
深植えにして埋もれ芽に湿度を与え
発芽を促すようにしたのが今の植え方かと思います。

大抵はこれで十分なのですが水苔の表面や鉢の汚れが早く
根も苔に沿って伸びてはくれないので
煙突植えではどうかなと思った次第です。

観察には2,3年の期間が必要ですし
私の棚だけでは心もとないので
皆さんのご協力もぜひお願いしたいと思います。

果たして両方の良いとこ取りのアイデアなのか
虻蜂取らずに終わるのか楽しみなところではあります。


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煙突植え・・・。

2005年09月22日 | 作について
仕事の都合で植え替えが頻繁に出来なくなります。
痛んで汚れた水苔を見ていると
植え替えしなきゃ~と返ってストレスが溜まりますから
2,3年水苔が良い状態で風蘭のほうも機嫌よく出来る方法はないかと
真剣に考えるようになりました。

で、何かヒントはないものかと見ていましたら
手元に良いサンプルがありました。

貴牡丹ですが妙に水苔の状態が良く(表面はそれなりに汚れていますが)
新根の苔への食いつきも良く
古根も傷まないので二年間植え替えずそのままにしていたものです。

貴牡丹は今の時期ぐらいからまたが冴え出し、なかなか綺麗なものです。
作落ちせず今年の仔出しもまずまずなのですが
これなら更に嬉しいかもです。

ところで何でかなと考えましたが思い当たることは一つ。
それは植え方で、台苔の上部を水苔で塞がずに煙突状にして
根を跨がせ上苔を軽く巻いていました。
鉢底の穴から覗くと木漏れ日のように光が射しています。

微妙な違いですから、これで作が上がる訳ではありませんが
鉢の上から下まで空気が良く通う結果、
水苔を痛める嫌気性の微生物の繁殖が抑えられたのかもしれません。

そういえば今まではあまり考えもせずというか
お気に入りは綺麗に、数こなす時は雑にやるという具合に
植え方もまちまちで乾く時期も案外ばらばらでした。
水遣りは一緒ですから乾きの悪い鉢にはやはり酷なことです。

もし水苔が数年持つとすれば結構画期的なことなので
今後、台苔は空洞が崩れないしっかりとした硬さにして
株元から穴の中に光が差し込む程度に上苔を巻くというふうに
その心積もりで一鉢一鉢丁寧に植え替えしなければと思っています。
でも植え替えがサボれるとまた更に鉢数が増えそう
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霊峰

2005年09月17日 | 
ルビーさんはもちろん紀伊さんの霊峰も柄が出ていますね。

私のは長い間、枯らしたと思っていたのですが
昨年棚下のやや日の弱いところで
他の柄抜けと寄せ植えしているのを発見(昨年の画像)しました。

何でここにこんな綺麗な根が出ているのかしばらく考えたものです。
もちろん柄も冴えてきてまぎれもない霊峰です。

それまでは棚の上、日の良く当たる所で作っていたせいか
柄がほとんど冴えず根も冴えず、
そのうち何かに紛れてしまったんでしょうね。

なくさないよう今度はラベルを立てて
また棚上に置きましたが
再び柄も根の色も冴えません。
そういえば昨年の夏は特別暑かったからそのせいもあるのかも?

ちなみに唐錦でも日強く作ってこの程度は冴えます。

日弱に育てて見栄えがする品種というのはほとんどないのですが
この木ばかりはそれに該当しそうです。
念を入れて確認しましたので
来年は日弱栽培で柄と根の冴えを楽しみたいものです。
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蜃気楼

2005年09月17日 | 
軸元に入る虎斑が今までになかった
けっこう衝撃を受け何年か前に購入しました。

その後実生が出現。
悔しいからこれも一本買ってみました。

何年か観察した結果
最近は悔しくもないかなと思っています。

というのも
本来のものは秋口から腰斑が冴えだし
独特のオレンジに近い色に染まり、しかも切れが良いのですが
実生ぼんやりした感じ。

実生ということですから個体差もあるかもしれませんが
とまれ、混じる前に入手できて良かったと思っています。

それにしても実生で芸の悪い木を混ぜ込まなくても
(たぶんもう混ぜられていると推測)
十分過ぎるほど良く増えてくれるのですが・・・。
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聖雲錦覆輪

2005年09月10日 | 覆輪
これは聖雲錦が大覆輪紺中通しに変化したもの。
ようやく柄が冴えだし
紺中通しも見えるようになってきました。
は固定していますので
聖雲殿とでも呼んだほうがよいかもしれません。

良い芸をしているのですが惜しむらくは
春にルビー根を伸ばす頃は柄が冴えず
秋、白冴えに天葉の伸びる時期は
もう、根は鉢の中か止まっているといった具合。

盆と正月が一緒に来るようならこの品種も一級品なのでしょうが
律儀に別々に来てくれます。

したがって棚にあっても目立たず、人には気付かれないのですが
一人ひそやかに楽しむというのもなかなか乙なものではあります。
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雲龍の滝

2005年09月09日 | 雲龍滝
最近はそんな事もしないのですが
以前は栽培書の品種解説の品種名のところに
入手年月日を記入していました。

この雲龍の滝は昭和58年2月25日。
ずいぶん以前のことです。

いくらで買ったのか、元ぐらいは取ったのかということも
(たぶん元も取れていないでしょう)
忘れてしまいました。

それというのもある年秋遅くに
何の弾みか新根が伸びだし、そのまま冬を迎え
案の定、葉をバラバラ落としてしまったことがありましたが
ショックでそれ以前の記憶が飛んでしまいました。
で、覚えていないのです。

残った青に近い仔を育てていたのですが
今年良い柄の仔が出ているのに気が付きました。
後冴えですからしばらく待たなきゃわからないのです。

この柄を見た瞬間、長らく忘れていた昔の感覚を思い出しました。
昔も次の葉の柄を想像しながら
じわじわと浮き出る柄に夢中になっていたものです。
久々に上柄に出会えて懐かしい思いをさせてもらいました。
やはり思い入れのある銘品というのは
心に染み込んでいるというのか良いものですね。

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幽谷錦

2005年09月09日 | 幽谷錦
幽谷錦は若木のうちは地味な柄が良く
最上柄だと近い将来
ハデ柄になってしまうというのが定説です。

でもそうとも言えないみたい。

この木は01年の春に購入してその年の秋10月画像です。
この頃の相場の割りに安かったのは定説のおかげだったかも?
左側の仔は葉淵に僅かばかりの柄でしたので
次の年の春に外しています。
(この仔のその後の画像は後ほど)

02年10月03年3月の姿ですが
早くも天葉がハデになって
やはり定説通りかと思ったものでした。
仔は最上に出ているんですけれどもね。

その後03年8月04年11月の生育振りです。
親木の天葉はハデにならず、また上柄に戻ってくれています。

今年もハデに柄が進まず順調でした。
最初に出た上柄の仔は普通だったら
やや心配といったところですが
この株に限っては大丈夫かなと思ってしまいます。
コートメ柄の仔も出ましたが
上柄の仔揃い踏み
先々が楽しみ手放せない株となってきました。

幽谷錦はやはり品のある美しい品種です。
あわてず騒がずじっくりと育てたいものです。

ところで最初に外した地味な仔ですが
それなり柄が増えては来たもののまだまだ
今年ようやく上柄っぽい仔が出ましたが
そのほかの仔は一本縞がやっとで他は青です。

二鉢並べてみると明るさが天地の違いですから
やはり上柄から育ててみたいですね。
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舞鶴

2005年09月08日 | 舞鶴
昨夜は断続的な雨と突風。
でも稲も倒れずそんなに被害はなかったみたいです。
被害にあわれている方々には心よりお見舞い申し上げます。

大丈夫だろうと鉢を避難させるわけでもなく
昨日はちょっと植え替えをしていました。

水苔は柔らかめでしたがは痛んでいない様子です。
株立ちでもこの品種はお行儀がよいのでやりやすいですね。
今度は試みに水苔を硬くしてみました。

思い起こせばこの舞鶴、10年近く前に買って
01年5月の画像ですがようやく仔が出ています。
それ以来01年10月02年10月03年10月04年12月05年9月
年々繁っていく様子が楽しいものです。

ついでに反対側から02年10月03年10月04年12月05年9月の画像です。

今までは特別手を加えずとも、成り行きでこの姿になってくれましたが
株の中から出た仔は日が当たらずかわいそう。

今後は木と木の間を広げるとかちょっと修正が必要かもしれません。
それも元親がだんだん前に倒れるように伸びてきたせいですが
最近は自分で軌道修正したのか、
元に戻って軸がS字カーブのようになっています。

株分けすればそれこそ良く増えるし話は早いのですが
まだこの姿は勿体無いかなと考えています。
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晃貴殿

2005年09月06日 | 縞物
安くなりましたので小さな木を買ってみました。
紺縞も無いぼんやりした感じの柄の木でしたが
紺覆輪が二本出てきました。
なかなか綺麗なものです。
でも、一般の縞物と同じように
じきに紺覆輪は消えてなくなるのでしょう。

それでも普通の縞物と違ってハデ柄でもルビー根を長く伸ばし
仔も出しと結構丈夫な品種のようです。

この品種は良く知らないのですが
値落ちがアッという間だったところをみると
増えるのは早かったものと思います。

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