富貴蘭と戯れる日々

富貴蘭の生長記録です。
画像はクリックで拡大できます。

黒牡丹三兄弟・夏~\(^O^)/

2006年07月31日 | 黒牡丹、金牡丹
昨日の朝から突然カラッとした青空が広がりました。
当てにならなかった週間予報も先々だらけ。
ともあれ、めでたしめでたしです。

久々に気が付きましたが朝日を正面にして
逆光で見るルビー根はやはりきれいなものです。

あれから一ヶ月といっても天候のせいかそんなに生長はしていないようですが
まだ根先の伸びも止まらずに元気ですから
これから生育本番となってもらいたいものです。

まずは月笙。

     親木は天葉で紺が細くなってしまいました。
仔の1,2本は見込みがありそうですが・・・。
金牡丹になったら残念とは贅沢な話です。







黒牡丹白縞

     仔1本はまずまず。
こちらはもっと派手柄で出て欲しいかも?



黄牡丹錦

     親木は半柄状態になりつつありますが
上の仔は中透け状に散り斑柄が全面に入り面白いかも。
柄の入れ替わりが目まぐるしい木ですね。





三者三様でいつまで経っても興味は尽きない感じです。


コメント (3)
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花・花その2

2006年07月31日 | 
春及殿が咲き出しました。
花芯から花弁を次々に繰り出し
放って置くといつまでも咲いています。
咲き初めでこれですから
一連の八重咲きの中では一番豪華絢爛な品種かと・・・



土佐真紅。
木は大型。見るからに強健種で花も豪華です。
暗紅色の根も美しい。


呑海。
ちょっとピンクを帯びた花です。
木姿がコンパクトな分、花大きく見え
全体のバランスが良いですね。


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花・花・花

2006年07月29日 | 
花も満開をやや過ぎてしまいました。
種が付いたのもありますのでそろそろ花切りに精を出さなくては

    

 轡虫

     

弁先のピンクが美しい。


     

鈴虫


    

 金銀羅紗・・・花も羅紗地になります。


     

松の誉羅紗実生

     

これも羅紗地の純白花でした。


     

紅蛍・・・ピンクの花が咲くとのことでしたが。

     

咲けば白なのでしょうがこれなら許せます。


     

獅子甲竜・・舌が離れる舌奇離雀のような形です。


     

十二単・・葉痛みはしましたが花が咲いてボロ隠し


     

松虫・・・来年も出会えるかな?


    

 聖寿・・・咲き初めは緑が乗って清々しい雰囲気。


     

豆トンボ

     

ちょんと上を向く距が特徴かな?


    

 日高緑花・・クリーム色を含んだ緑花。


     

緑翠・・・薄墨色といった雰囲気。幻想的です。


     

舞鶴・・・久々の満開。

以上、とりあえず今回は画像のみでした。


コメント (7)
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紀州白王

2006年07月27日 | 紀州白王
以前からある紀州白王は柄がほとんど無くなってしまいましたが
姿が良いので柄があったらさぞかし良いだろうと常々思っていました。
その思いが通じたのかこんな柄の木に巡り合いました。

手にしたときは一瞬、御城覆輪かなと思ったほどで
親子共に紺覆輪を伴った三光中斑芸は縞物としては究極の芸。
他の縞物品種でもこのパターンはほとんど皆無です。

稚葉付きで花の咲いた跡も無く
これからまだ続々と仔が出てくれるでしょう。

青よりは姿が小さくなると思いますから
腰の低い締まった株立ちに仕上げてみたいものです。


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松虫

2006年07月25日 | 青物
今日は気温が高く風もなくといったところで
夜、棚に行ったら花の香りでむせ返るほどでした。

青軸青根、青物の範疇に入る細葉小型の松虫という品種に
初めて蕾が付きましたがなんとそれぞれに距が三本付いています。
このまま固定してくれれば花物としても面白そうな品種です。

距が三本といえば昨年ちょっとそれらしき感じが見えたので
今年は確かめる為に全部咲かせてしまった竜鉾の縞です。
やっぱり一部に混じっていましたが
咲いてしまうと目立たなくなってしまうのがちょっと残念。

なかなか時間も取れないのですが
そろそろあわてて写真に撮らないと花が終わってしまいそうです。

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煙突植え+竹炭

2006年07月21日 | 作について
展示会も無事に盛況のうちに終わりようやく棚にも静けさが戻ってきました。
そういえば今年の作ももう折り返し地点を過ぎてしまった様な気がします。

さて、30年ぐらい前はそれまで主流だった
棒状の炭を芯に使った植え方もまだ見受けられましたが
水持ちが良すぎたのか炭が入手難になったのか
その後は空洞植えに取って代わられてしまいました。

それでも長い間使い続けられたからには
炭にも何らかの効用があったはずです。

そこでまた使えないものかと目に留めたのがこの竹炭
植え替えの途中で気が付いたので春から出来なかったのが残念ですが
それでも半分ぐらいに使用してみて
コツが飲み込めて来ましたのでちょっと紹介。

建国殿ですが根が長くなると
隣の鉢に入り込んでしまいますので植え替えてみます。
まず、アンコを作る際に使う棒に竹炭を2,3枚セットし、それを水苔で覆い、やや硬めに絞ります。
これでも上を開ける煙突植えにこだわっています

その後は根をまたがせて上ゴケを巻くという今までのパターンと同じですが
鉢に植え込んでみるとアラ不思議(でもないか
丸棒状の炭と違って空洞が上まで確保されています。

内と外から多孔質にサンドイッチされているようなものですから水の切れもバツグン。
鉢に中はいつもヒンヤリとしていますし半生乾きの状態が長く続いてから
スッと乾くという好ましい環境です。
特に大株や寄せ植えの大鉢などは乾きのペースが他に合わせやすく
根傷みも少ないのではないかと考えています。

汚れた鉢から抜いて新しいのに換える際も硬い芯のおかげで
アンコが潰れることもなく好都合でした。

まあ、棚の環境によっては返って不都合があったり
面倒が増えるだけということも当然あることと思います。

ところで使った後の竹炭はどうしましょう?
バーべキューに再使用ではとても焼肉のほうの上作は期待できないかも?
コメント (5)
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舞鶴矯正中

2006年07月08日 | 舞鶴
まさか軸までは曲げられまいと思っていたのですが
ルビーさんのブログに触発され挑戦してみました。

親木が仔にかぶさって隙間の無い状態でしたから
まずこれを後ろに反らせて空間を作り
仔と仔の間も開けてみました。
中から出た仔もこれでくつろげるでしょう。
以前と比べて少し風格が出たような気がします。

花の咲く頃にはこの姿で固まってくれるかも?
櫛の外れる日が楽しみです。
それにしても人には見せられない仕掛けですが
決して虐待しているわけじゃありませんからね。
コメント (4)
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南国

2006年07月08日 | 青物
ようやく植え替え終了。
面倒なのが最後に残り遅々として進まなかったのですが
これで心も晴れ晴れです。

先日、気分転換に花芽摘みをしていてとしましたが
もう手が動いていてすでに時遅し。
見なきゃ良いのに拾って確かめたらやっぱり葉芽でした。
物は羆覆輪で、ショックでしばらく臥せっていましたが
ようやく立ち直りました(ウソ
でも欠かなければ今頃こんな感じに生長していたかも?
もったいないことをしたものです。

ところで今の季節、南国がきれいです。
一寸法師とも呼ばれているようで、生育期は中心から光を放つが如く
白く萌え出る天葉の曙斑が印象的です。

品種的には極小針葉、付け無し、白曙斑と珍しさの三段重ねですが
それでも葉繰り、仔吹き共にまずまずですから数も有り
入手しましたらそれなりの株立ちにして楽しみたいものです。

たぶん100年作り込んでも同じ一鉢で間に合い、
特に持て余すこともなさそうです。
大株になったらすごいと思うのですが
生きている間にそんな株立ちを見ることはなさそうですね。


コメント (1)
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