あれから8ヶ月。
親木の柄はというとまだ深覆輪で留まってはいますが
とうとう派手になってしまいました。
これでは上で良柄の仔は期待できませんから
増やすなら下葉の柄がましな今の内ですが・・・。
青が1本に派手方向に進みそうな仔が2本。
もう少し何とかならないかと思いつつ引き続き仔出しに努めます。
雫
2023年02月27日 | 雫
あれから7年と5ヶ月。
期待して見ていても深覆輪の仔は出ないし
途中で痛めてしまったこともあり放り出そうかとも思いましたが
心を入れ替えて丹精した結果、ここ数年で見違えるほど良くなりました。
寄せ植えではありますがこれからもポンポン仔は出てくれることでしょう。
しかし、神の雫が来てくれる雰囲気は無さそうですね。
それでも期待せずに待つことにしましょうか。
あれから1年と8ヶ月。
富貴蘭で三光中斑と言えば西出都や東出都などお馴染みの品種がずらりと並びます。
しかし全葉に紺覆輪が見える品種となると登録品では古都の雪ぐらいのもので
龍水山もそんな貴重な芸を現す品種の一つではあります。
柄はベースの明るい鶯色に濃い紺覆輪、紺中通しと葉緑素は十分、葉肉も厚く力強く見えるのですが
どうも下葉の柄の部分の水吸いが弱いようで早めに葉を落としてしまいます。
それでも昨年は頑張ってくれて作上がりしましたし葉持ちも良くなったようです。
仔も嬉しい同芸。
こんな感じで増えてくれれば品種維持の見通しも立つというものです。
株分けしたほうは若干苦戦しつつも健闘しているといった感じです。
アタリも育って親と同芸の木になりそうです。
棚に懐いてくれればこれほどうれしい品種もないのですが
神経質な方には絶対向かないですし業者さんも売りにくいのではと思ったりしています。
あれから9ヶ月。
昨年は秋と冬に葉をバラバラバラ~ッと落としてしまいました。
そこで少しでもリスク低減になるかと思い冬の間の蘭舎の最低温度を若干上げることに。
それまでは石油ファンヒーターのサーモが2℃になったら作動して5℃キープだったのを
5℃で作動し8℃キープにしてみました。
結果、今年は無事に越冬できたようです。
しかし、葉繰りが年に1枚程度なのは派手仔が足を引っ張っているせいなのか
それなりに紺地はありますので剪定するには忍びないし悩みどころではあります。
あれから5ヶ月。
ここ数年は順調に育ってきて栽培に自信を深めたと思ったのも束の間、
いつの間にか片側の葉が3枚落ちていました。
紺地の少ない派手気味の柄が影響したのでしょう。
それに引き換え仔のほうは紺地十分。
親木の姿も悪いし思わず外しそうになりましたがいつもこれで失敗しますので
もう1作このままにしておこうと思い直しました。
もう一鉢のほうは作上がりして今年は更に良く育ってくれそう。
根も良く出来ていました。
覆輪の中では羆に匹敵するほど多芸で美しく他に類を見ない品種ですから
極力保存に努めていきたいと思っています。
あれから5ヶ月。
下葉2枚が落ちて姿的にはスッキリしたというか
これ以上葉が落ちなくて何よりでした。
そんなに日には当てていないのですが柄の冴えは羆以上。
後冴え気味の建国殿と違って天葉の柄も冴えています。
建国殿から羆が生まれたら大騒動ですがそれが現実になりつつある・・・のかな
ご無沙汰でした。
外はまだ冬真っ盛りですが少し陽気は良くなってきましたので
2月の頭から水やりを開始しています。
それに伴い蘭舎の最低温度もそれまでの5℃から10℃に引き上げました。
12月、1月と水やり無しでしたから葉に皴を引いていたのですが
水をやって10日程で完全休眠から目覚めたようです。
外はまだ冬真っ盛りですが少し陽気は良くなってきましたので
2月の頭から水やりを開始しています。
それに伴い蘭舎の最低温度もそれまでの5℃から10℃に引き上げました。
12月、1月と水やり無しでしたから葉に皴を引いていたのですが
水をやって10日程で完全休眠から目覚めたようです。
銀の鈴はあれから5ヶ月。
これも皴を引いた葉から復活してくれました。
そうなると次は楽しみな植え替えが待っています。
クリプトモスのアンコを外してみたところ根はてんこ盛り。
これなら株分けも出来そうです。
で、株分け後の親木です。
まだ根は盛沢山ですからすぐに新たな子が出てくれそう。
仔を外しても福々しい雰囲気は変わらずです。
外れた仔は3本。
1本はちょっと小さめですが2本は親木を入手した時と同じ大きさです。
すくすく育ってくれそう・・・というかお嫁に行っちゃうんですよね~。
それにしてもわずか3作で3本の仔を外せるとはものすごい増えっぷりではあります。