この株は
あの木の親木筋に当たります。
また白縞の仔が現れないものかと心待ちにしていますが
二匹目のドジョウはもういないのか普通の覆輪ばかりで
新月殿さえ見ることが出来ません。
(見なくていいけど
)
昨年はスリップスにかじられて新根が途中で止まってしまい
ちょっとご機嫌斜めのご様子だったのですが
今はその時の元を取って余りある旺盛さです。
小さい仔も3つ、4つ見え、それぞれが大きく育てば12本立ち。
これは東出都並みの増殖率かも~
一方、こちらはアタリが見えず7本立ちのまま。
良く締まった抜群の姿で
ちょっと前まではこっちのほうが断然良い株でしたが
もう直ぐ逆転されそうです。
なぜこんな風に増えるのか、増えないのか。
原因を掴んで再現できたら美味しいでしょうね。
・・・もちろん増えるほうの再現ですが。
というか、花芽ばかりで仔はさっぱりという作り方や
間延びさせる方法、下葉をふるわせる方法、
根を腐らせる方法、葉焼けさせる方法、
風邪を引かせる方法、虫や病気を付かせる方法など
失敗作に仕上げる方法は良く知っていますから
要はその逆の条件を心掛ければ良いわけです。
でも、締まった姿で育てて花芽を付けずに仔出し良くというのは
条件が相反するのか、よほどうまく組み合わせないと
思ったようにならないことが多いのです。
このテーマを解決しない限り富貴蘭栽培は止められないとしたものです。