羆B
2023年05月09日 | 羆
あれから1ヶ月ちょっと。
天葉はさすがにいつまでも伸び続けるわけではなくちょい長めで止まり
次の天葉が勢い良く出てきました。
何年か前、夏作用の棚に移したのが原因か
下葉をパラパラと落としたことがあります。
それに懲りて通年、蘭舎内の同じ場所で育てるようにしています。
そんなことが功を奏したのかその後は葉が落ちることなく積み上がるばかり。
そういえば葉重ねの見事な古木風の羆なんてあまり見ることはありませんから
(仔出しを促すために下葉は毟っているのかも)
ちょっと挑戦してみようかと思っています。
羆A
2023年05月08日 | 羆
あれから2ヶ月。
仔は次の天葉が顔を覗かせています。
芸も完璧で嬉しい限りです。
と喜んでいたらまた仔が出ていました。
今度は青か~と思いましたが
良く見たら柄の気配が・・・。
増えるときには増えるようですね。
あれから半年。
急速に天葉が伸びる今の時期、
覆輪と虎斑の複合芸は実に綺麗です。
それに対して汚れたミズゴケや鉢はいかがなものかと思い植え替えてみました。
長い下葉2枚が黄ばんできましたので外してみましたが
これでバランスが良くなるかと思いきや返って葉数が寂しくなりました。
この仔が大きくなった頃が見頃かも。
あれから2ヶ月。
葉は積み重なっていますし新根もたくさん出て
エネルギーの充填量は満タン以上のはずです。
そろそろ仔の1本ぐらい出てくれないものかと思っていましたら
大仔のほうに動きがありました。
ダブルで出てきましたが仔か花か久々のパイナップル芽か微妙なところです。
しかも次の関門、本芸10割持続か外れるのかも待っています。
これ一鉢でしばらく楽しめそう。
あれから1カ月半。
一番活発な生育期という事で毎日見ても見飽きることはありません。
親木からの仔ですが最初は派手に出ますから
果たして紺中通しが乗るのかハラハラし通しです。
大仔から出た仔はもう大丈夫でしょう。
更にもう1本仔が付きました。
今年の新根はほとんどがトパーズ色。
でも、緑と半々のストライプが出たりもします。
それにしても今年も木勢は抜群で手に取ることが多そうです。
時の経つのは早いものであっという間に5月です。
前回から1ヶ月振りですがその間、夏作用の棚の構想を練り
上の画像のようなものをこしらえました。
蘭舎の南側の畑を潰して防草シートを敷き
単管パイプの4m×8m、高さ2mを組んで市松模様のダイオネットを張りました。
冬に雪が積もると潰れてしまいますからその前に解体すべく
天井など素通しの簡易版です。
クリプトモスに切り替えていますのでとりあえず鉢の中の乾きは良く
長雨でも根腐れはしないだろうと踏んでいます。
何故にということですが通年蘭舎で育ててみようと
夏作用の蘭棚を取り壊して3年。
ところが蘭舎の中は予想外に湿度が高くそこに栄養のある水を与えているせいか
藻類?の繁茂が看過できなくなってきました。
こんな感じで観賞価値が台無しです。
今は拭いても取れませんが外の風に当てて養分のある水の供給を絶てば死滅するのか
水やりの際の水圧ぐらいでも流れていくはずです。
それにしても手のかからない風蘭栽培とはいえ面倒くさがってはダメとしたものです。