あれから1年とちょっと。
いつもより10日ほど遅れたようですが
今年も咲き始め風蘭のような(と言うかこれも風蘭ですが)良い香りを放っています。
外の桜よりも早くお花見を楽しめ、棚には欠かせない一鉢になっています。
裏の畑の残飯置き場にタヌキの足跡らしきものがあると
ウチのおやじが言っていました。
ふ~ん、町内にもタヌキが出没するんだと思いつつ
しばらく経ったある日の真夜中。
畑で立小便をしていると、隣の屋根の下の残雪のあたりから
ザッザッといった怪しい物音。
月明かりの下、目を凝らして見ると
ネコより大きな黒い物体が2匹連れで通り過ぎていきました。
お~っ、やはりタヌキは居たんだなと翌日家族に話したら
連れ合い曰く
え~っ、タヌキって立って歩くんじゃなかったの~とかなんとか。
どうやら昔見たアニメをそのまま信じ込んでいるようです。
まあ、こちらのも似たような思い込みはままありますからお互い様ですが
結構ウケました。
ウチのおやじが言っていました。
ふ~ん、町内にもタヌキが出没するんだと思いつつ
しばらく経ったある日の真夜中。
畑で立小便をしていると、隣の屋根の下の残雪のあたりから
ザッザッといった怪しい物音。
月明かりの下、目を凝らして見ると
ネコより大きな黒い物体が2匹連れで通り過ぎていきました。
お~っ、やはりタヌキは居たんだなと翌日家族に話したら
連れ合い曰く
え~っ、タヌキって立って歩くんじゃなかったの~とかなんとか。
どうやら昔見たアニメをそのまま信じ込んでいるようです。
まあ、こちらのも似たような思い込みはままありますからお互い様ですが
結構ウケました。
と、話変わってあれから5ヶ月。
天葉がちょっと伸びて新根も出てきました。
今年はほとんどルビー根のようです。
柄が見当たらない仔からもルビー根が出ていて
さすが羆を生んだだけあって性の良さがうかがえます。
また出てきてくれないかなと期待はしているものの
2度有ることは3度有るかもしれませんが
1度有っても2度目は無いとしたものです。
あの時の木です。(下のほうの割り仔)
これの隣にもっとお気に入りのがあって
それの葉先にミノムシがぶら下がっていました。
うぬっと気合を入れてよく見ても被害は無し。
でも、安堵したのも束の間、
その隣の木がやられていました。
なんぼ齧ってもよい安い木がたくさんあるのに
ミノムシは選んでお食事しているようです。
ええ、さぞ美味しかったことでしょう。
連れ合いと温泉一泊旅行分くらい持っていかれてしまいました~。
それはともかくルビー根が何本か出て
仔の柄も一本は上柄っぽい感じ。
虫食い跡が下まで来て落ちるまで楽しむことにしましょう。
建国殿なのか羆の青なのか今となっては確かめようもありませんが
昔、そんな木の柄抜けを一つ買い二つ買いして増やしていると
時折、八千代芸をした仔が出てきたりします。
それを取り出して別鉢に移し、また作を掛ける訳ですが
そうこうするうちに八千代芸の木が1枠、10鉢、100本位溜まりました。
意外に固定性があるということなのでしょう。
最初の頃は更に変化してくれるのか期待に胸を膨らませて見惚れていましたが
その後、柄の進展はまったくなし。
覚めた目でもう一度見てみれば結構退屈な芸ではあります。
そんな一群から突如一本だけ柄の入った木が現れました。
普通の縞は見慣れていますが、この木の場合、八千代芸を伴っているところがミソ。
また、アレコレ考えながら遊ぶことができそうです。
あれから5ヶ月。
ポロリと取れた大切な仔です。
冬の間は皺がひどくて枯れるかも?と心配しましたが
無事復活、ちょっぴり新根を伸ばして生育を開始しています。
なにしろ棚の建国殿からタダで羆を出すと言う夢が叶ったわけですから
これは大切にしなければいけません。
とはいえ大事にしすぎてというかいじくりまわして大失敗。
危うく枯らすところでした。
周回どころか3週くらい遅れてしまった作ですが
恰好のブログネタにはなりそうです。
あれから5ヶ月。
新根が伸びだし、仔の次の天葉が楽しみです。
果たしてまったくのユーレイ柄になってしまうのか
それとも逆三光中斑的なパターンの柄が現れるのか。
第2層のみ紺地で固定する芸が得られたら嬉しい限りです。
とりあえず仔からも元気な泥根が伸びてきました。
あれから半作。
一本仔が外れました~。
と、昔なら大喜びするところですが今はその感激もイマイチ。
まあ、値段のせいもあるのかもしれません。
確かに葉姿、柄共に富貴蘭を代表する品種ではありますが
派手方向に進むぐらいしか変化しないのが玉に瑕。
でも、そんなにたくさん作る気もしないと言いつつ
鉢数は着々と増えています。
あれから1作。
葉を汚してしまった作の不味さはともかく
順調に2枚葉繰りしています。
昨年、3つアタリが顔を覗かせていまして
無事成長したものの、そのうち2つが派手柄。
植え替えのついでに毟り取りました。
残ったひとつも天葉に紺地はあるもののこれも見込み薄。
やはり若木の間はこんなものでしょうが
そう簡単に増える品種でもなさそうです。
侮りがたい昔の銘品ではありますが
そこが今の時代、めんどくさいのかも知れません。
休刊していた月刊誌「自然と野生ラン」が6月発売の7月号から復活するそうです。
関係者各位の甚大なご努力があったことと思います。
富貴蘭全国大会の速報には間に合うかも。
古典園芸植物に強い唯一の月刊誌ですから
皆様の再度の応援、よろしくお願いします。
本屋でパラパラ立ち読みして戻しちゃだめですよ~。
必ず買って帰って家でゆっくり読んでくださいまし~。
関係者各位の甚大なご努力があったことと思います。
富貴蘭全国大会の速報には間に合うかも。
古典園芸植物に強い唯一の月刊誌ですから
皆様の再度の応援、よろしくお願いします。
本屋でパラパラ立ち読みして戻しちゃだめですよ~。
必ず買って帰って家でゆっくり読んでくださいまし~。
あれから5作。
今年の全国大会は大阪です。
そういえばこの木は前回の大阪大会の時、
実幸園さんの売店で入手したんだっけ。
ずいぶん昔の話です。
そのときから一鉢のままで作は行ったり来たり。
最近、良くなったと思ったら柄が地味になっていました。
どうやら腕が上がったからではなさそう。
なんか力の入れどころを間違っている気がしないでもないですが
間違いの無いものに力を入れても味気ないですし
これでいいのかもしれません。
最近は好天続き。
いつ消えるのかと思っていた雪も急速に無くなってきました。
富貴蘭の新根もようやく出揃いご機嫌です。
いつ消えるのかと思っていた雪も急速に無くなってきました。
富貴蘭の新根もようやく出揃いご機嫌です。
さて、あれから2作。
と言っても上の画像の木はとうの昔にお払い箱・・・もとい、お嫁に出し
棚に残ったのは下の画像の木です。
作落ちしたのならまた力が付けば葉は長くなるハズですが
どうした訳か短い葉のままで推移しています。
下葉2枚落ちれば大き目の玉錦より小さく、西鶴変わりで通りそう。
まあ、小品盆栽的に見るのであれば
この姿は小さくても雄大な景色が垣間見え、もちろん自分好みでもあります。
一方、こちらは上と兄弟株ですが普通の姿。
作落ちさせたらこれも小さくなるのか実験する勇気は・・・ありません。
あれから5ヶ月。
さすがに姿は変わりなしですが芯痛の親木の黄ばみは更に進みました。
経験上、こんな親木からは仔を外しても、もう仔は出ないとしたものですが
けなげにも付いている仔を育てようと養分を移行させているようです。
その仔から更に仔でも出てくれればいうことなしですが
付くのは花芽ばかり。
もう花芽はいいから~~と言いたくなります。
このままでは毎年現状維持が続くだけですから
増やすには富貴蘭讃歌さんがおっしゃるように
下葉を緩めるのが良い方法かもしれませんね。
この頃、ようやく春らしい陽気になってきました。
棚の風蘭も根が伸び出し楽しい季節、蘭舎にいる時間が長くなりました。
でも、ただ眺めているわけにもいかず、せっせと植え替えなどをしています。
株分けするものは根が動く前にと思っていましたが何とか間に合った感じです。
問題は鉢洗い。
汚れた鉢を殺菌消毒して洗わなければ
次の植え替えが出来ませんのでしょうがないのですが、
水道の蛇口から出るのは冷たい雪解け水。
手が凍りつきそうです。
棚の風蘭も根が伸び出し楽しい季節、蘭舎にいる時間が長くなりました。
でも、ただ眺めているわけにもいかず、せっせと植え替えなどをしています。
株分けするものは根が動く前にと思っていましたが何とか間に合った感じです。
問題は鉢洗い。
汚れた鉢を殺菌消毒して洗わなければ
次の植え替えが出来ませんのでしょうがないのですが、
水道の蛇口から出るのは冷たい雪解け水。
手が凍りつきそうです。
さて、あれから7ヶ月。
1~2本仔が付いたくらいのこじんまりとした姿が自分好みなのですが
この株はちょっと茂り過ぎてしまいました。
そういえば昨年は外棚に出した後、気温が5℃以下になってしまい
いったん生育が止まって大失敗でした。
天気予報を見てその都度出したり入れたりすれば良いことですが
鉢数が多いのと仕事の都合上それが出来ないこともままあります。
今年は蒸れに注意しながら、
十分に最低気温が確保できてから外に出そうと考えています。
あれから1年。
もうすっかり元を引いたにもかかわらず
まだ儲けようとしているよこしまな期待に応えて
けなげにも全部のアタリが潰れずに育っています。
相当に丈夫な品種のようです。
それにしても昨年の今頃はすでに新根が伸びていますが今年はまだ・・・。
これも豪雪の影響です。
まさか3年続けて異常な豪雪は無いと思いますが・・・。
ただ今、爆弾低気圧が上空を通過中。
風が家を揺らす音、トタンが煽られる音、何かが倒れる音などで
何度も寝付いたと思ったら目が覚めますので諦めて起きました。
風が家を揺らす音、トタンが煽られる音、何かが倒れる音などで
何度も寝付いたと思ったら目が覚めますので諦めて起きました。
と、あれから4ヶ月。
無事に冬越しして新根が顔を覗かせました。
恥ずかしながらここ数年の間に買った中では一番高価な木で
今年はどれくらい生育してくれるのか期待に胸が高鳴ります。
今の銘鑑のトップに鎮座している品種は富貴殿ですが
もし次があるとすればこれが第一候補と高知のNさんも言っておられます。
それほどいろいろな面で魅力を兼ね備えた品種ですが
更に作でもっとその芸を引き出すことができるのか
楽しみに見守って行きたいと思っています。
ただ、弧を描くようなゆったりした姿が身上ですから
縮んで締まったら魅力半減かも~