あれから2ヵ月。
新根が鉢の縁にまで達しましたので
植え替えついでにハデ仔を外してみました。
そうしたらというわけではないのでしょうが
葉に邪魔されて固まっていた新根が方向転換して動き出し
仔にアタリまで付きました。
やはり何かしらの変化はあるものです。
一方、外した仔は立派な根が付いていてもったいないので
別鉢に植えていましたが(何しろ黄玉殿ですから~)
外した途端生育はぴたりと止まり枯れ始めています。
根は立派でももろに親木から養分を頂いていたんですね。
黄玉殿は派手でも後に紺が乗ってくると教えられましたが
どう考えても見込みのない仔は外して次に期待したほうが良いのかもしれません。
先日、アマゾンで照度計をポチリました。
早速計測してみたところ晴天の正午、外は17万ルクス。
外に張ってある50%遮光のダイオミラーの2メートル下で7万ルクス、
蘭舎の中は場所にもよりますが2万5千から3万5千ルクスでした。
早速計測してみたところ晴天の正午、外は17万ルクス。
外に張ってある50%遮光のダイオミラーの2メートル下で7万ルクス、
蘭舎の中は場所にもよりますが2万5千から3万5千ルクスでした。
他の方の棚と比べようがないのでこれが明るいのか暗いのかわかりませんが
一番明るい所に置いてある大江丸縞の葉が黄ばんできました。
過去画像を見てみましたが多分あの時の上の木だったのでしょう。
黄ばんだ原因を探さなくちゃなりませんが根はこんな感じで元気です。
ただ、しばらく植え替えしてなかったので鉢がカピカピ。
水が浸み込まず弾いてしまう状態でしたから
通気性がなくなり蒸れてしまったのかもしれません。
とりあえず植え替えてみました。
超コートメ柄にもかかわらず上柄の仔を上げ続ける木でしたから何とか復活してほしいものです。
蒸れを免れた仔は派手目最上といった感じ。
何作かして姿がまとまれば美しい株立ちになりそうです。
こちらは地味目な柄で元親と似たような雰囲気。
上柄の仔を続々と生んでくれそうです。
それにしても夏の植え替えは集中力が必要で疲れるのですが
蘭舎の入ると植え替えてくれ~という声がうるさいほど聞こえてきます。
ご無沙汰でした。
梅雨入りしましたがお天気が良くて暑い日が多く、フウラン達にとってはご機嫌な季節です。
でも死んだ父の代わりに畑もやっていると雨も欲しくて複雑な心境です。
梅雨入りしましたがお天気が良くて暑い日が多く、フウラン達にとってはご機嫌な季節です。
でも死んだ父の代わりに畑もやっていると雨も欲しくて複雑な心境です。
さて、建国宝はあれから2ヶ月弱。
新根が沢山出て長く伸びましたので鉢を持つたびに傷つけないかと気を使います。
クリプトモス植えはメンテナンスフリーのはずでしたが
頻繁に手にとって眺める木はやはり植え替えしてしまうに限ります。
空を舞っていた新根にミズゴケが当てられ更に元気になってくれることでしょう。
柄はこの仔の天葉に面影を残すのみで再び夏に白冴えするのを待ちますが
こちらの仔は今から紺覆輪白中透けで出てきました。
これがずっと続くわけではなさそうですが
(でも、芽変わりしていて続くかもしれません)
やはり只者ではない品種ではあります。
あれから1ヶ月。
次の天葉が出てきました。
下葉の縞とはしてどうやら建国殿になったようです。
しかも下葉の柄の冴えは普通の建国殿とは別物。
羆並みの美しさです。
しかもしかもまだ泥根が出ますから木は羆よりも丈夫です。
(痛めてしまいましたが~~)
新たなタイプがコレクションに加わってうれしい限り。
今後は果たして同芸の仔が出てくれるのか
とっても楽しみにしているところです。
あれから1年。
親木は小割れした最上柄ですから時折太縞を混じえながら
絶えることなく柄は続きます。
柄無しの黒牡丹から縞の仔を出すのは困難ですが
こんな親木からはいとも簡単に最上柄の仔が出てくれます。
三本目の仔も白く冴えて上柄になってくれそう。
下の大仔から出た四本目の仔も同じく。
今のところは下葉で暗む月笙柄ですが
これほどの鉄板柄なら更なる変化も期待できそうです。
あれから9ヶ月。
片側は墨べったり、もう片方は墨無しと源平墨のような木ですが
何やら調子は良さそうで作上がりしてきました。
墨の入った仔は育ち難そうですが今のところ親木の力もあってすくすく。
一方、墨が完全に抜けた仔はあっという間に大きくなろうとしています。
あの時同時に出た墨だらけの仔はいまだにこんな感じです。
大仔から出た新たな仔と並んでしまいましたが
特に競争しているわけでもなさそうです。
成長の早い木も楽しいけれど
ゆっくりな木もまた飽きさせない魅力があったりします。
あれから1ヶ月。
少し成長していますから新たな棚にも慣れてくれたようです。
植えたばかりですから鉢を開けるわけにはいきませんが
新根がこんなところまで足を延ばしていますから
根も充実してきていることでしょう。
仔が出るのはまだまだ先の話ですが
その前に下葉の葉肉が盛り上がる
福々しいお姿を拝見したいものです。
さて6月。
成長著しい楽しみな季節となりました。
しかし花芽摘みや植え替えなどやるべきことも盛りだくさんです。
成長著しい楽しみな季節となりました。
しかし花芽摘みや植え替えなどやるべきことも盛りだくさんです。
白牡丹はあれから2ヶ月。
こちらの成長は著しくなくのんびりしたもの。
でも真っ白な仔の天葉がようやく覗きどうやらまた真っ白で出てくれそうです。
一方、こちらは芯痛の親に紺が乗ってきましたから
仔にも力はついてきましたがそれでも成長はゆっくりです。
何しろ天葉がペッタンコでまだ開いていませんから気性はかなり気難しそう。
根も白い部分までルビーです。
それに引き換え紺地の多い仔は小さいながらも元気一杯といった感じです。
そういえば昔見た莫山さんの本に白牡丹の写真がありました。
下葉まで真っ白。
昔はこんな柄の木が標準だったのかもしれません。
でも見るからに弱そうですから
今はもうほとんど残っていないのでしょう。
再現を目指すべく努めたいと思っています。