こちらも夏から1枚近くの生育。
でも、親木の葉数は春から変わりません。
・・・下葉が2枚落ちました~。
天葉はやや長くなりましたが
墨の多い木ですからこれくらいが限度でしょう。
親木は暗む白縞で木勢を維持しつつ
2本の子は下葉まで残る白縞と理想のパターンです。
大子のほうはまだ半柄のままですが
なにやら紺中通しも垣間見え
このまま柄が進んでくれたら果たして冠白の再来になるのかどうか。
派手になったら親が金牡丹白縞でも黒牡丹白縞でも同じようなものかも
そろそろ株に子が出なくなってきましたから、
この大仔は外し頃ですが
枯らしたら元も子もありませんから
しばらく我慢の日々が続きます。
と、ここでふと気が付きました。
黒牡丹縞には黄、白黄、白と斑の色が3タイプあるんですね。
(見たことのある範囲内で、ですが。)
そして、それぞれに天冴えで下葉まで暗まないものと
先冴えで下葉で暗む柄があるとすれば合わせて6タイプ。
それに加えて墨が少なくて大きくのびのび育つものと
墨が多く入り小型でカッチリした姿のものがそれぞれにあるとすれば
全部で12タイプ存在することになります。
手持ちは6タイプ。
まだまだ道半ばといったところでしょうか。
でも、これは見た目、一目瞭然の基本的なタイプで
それぞれの芸がダブったり、トリプったりしたらその変化は無限です。
・・・まだ入り口あたりをウロウロしてるだけだったのね。
黒牡丹を極めるのにはあと何十年かかることやら。