以前から気になっていましたが某アマゾンでセールとのことで買ってしまいました。
外棚栽培ですと電気代はかかりませんが
だんだん移動のための持ち運びが大変になって、夏も冬も蘭舎で栽培するようになると
扇風機、換気扇、石油ファンヒーターなどに頼るようになります。
快適な環境を作れるとはいえ電気におんぶにだっこ状態です。
そこで困るのが停電やブレーカーが落ちた時など。
復旧しても石油ファンヒーターや扇風機は止まったままですから再設定しに行くことになります。
真冬や真夏に気付かないままでいたら致命傷になりかねません。
そこで上の画像のポタ電。
UPS(無停電電源装置)付きというところに引かれて買ってみました。
そしてさっそく停電でも動き続けるのか実験です。
とりあえず石油ファンヒーターは止まらずに動き続けました。
しかし壁掛け扇風機は止まってしまいました。
UPSといっても0,01秒間は電気が止まるらしくそこに引っかかるようです。
因みに扇風機は KI-DC479という数年前に購入した現行品です。
かなり気落ちしつつ新蘭舎にある KI-DC335もテスト。
こちらは8台全部がUPSを効かせても止まらずに動き続けました。
以前調べたメモリー機能が功を奏しているのかも。
旧蘭舎のほうもこの扇風機に変えればこれからは安心かと思いきや
取扱説明書の最後のページにこんなことが書かれています。
20℃~30℃環境で使用って夏は暑いし冬は寒いし大丈夫かな~って不安は募ります。
とりあえず人柱で1年使ってみての結果報告ですね。
あれから10年。
今は夏作用の棚を解体しましたが、一時風蘭棚が3か所になりましたので
『きららミスト』を買い足しながら愛用し続けています。
穴が0,2mmと極細ですからミストとまではいかないものの柔らかな水流が心地良さげです。
ところが長所は短所にもなりうるもので穴が細かすぎるのか
水道管のさびや細かいゴミなどを良く拾います。
色々と掃除をしてみてもふさがった穴は開かず諦めて使っていました。
まあ、穴は全部で1200個もありますから数十個潰れても・・・
とはいうもののやはり水流は乱れますので気になります。
そこで最近、クエン酸で洗えばきれいになると何かで見ましたのでさっそく実行してみることにしました。
ヘッドだけ外してクエン酸液に漬け込み、洗い流したところビッカビカになりました。
・・・のが、上の画像です。
長年の悩みだった穴ももちろん全線開通、水はきれいな放物線を描いて風蘭に降り注ぎます。
気持ち良い水やりが出来れば風蘭も気分良く育ってくれるはずです。
ところで途中経過の画像がなかったので使い古した『きらら』も洗ってみることにしました。
普通の『きらら』は穴が0,3mmですからヘッドを外せば掃除出来ますが
これはヘッドが固着して開けられずかなり穴が塞がっていて使い物になりませんでした。
これをペットボトルに入れて
クエン酸をたっぷり降り注ぎ
お湯を入れてしばらく放置します。
そして取り出し水洗いしてから軽く磨くとなんとピカピカになりました。
固着したヘッドは取れませんでしたが内部もきれいになったようで
穴の目詰まりは完全に解消されました。
これは野菜の水やりにでも使いたいと思います。
と、ここで製造元の群南製作所を検索してみたところ昨年倒産したようですね。
残念ながらもう入手できませんのでお持ちの方はメンテナンスしつつ大事に使いましょう。
8月に入ってもお天気の良い日が多く
棚は連日猛暑日、酷暑日です。
そこで根の成長を止めないよう鉢周りの気温を下げるべく
ほぼ毎日の水遣りが日課となっています。
ついでにこっそり液肥や活力剤も与えたり(この暑いのに)。
結果、ほとんどの木はいい感じに育っていますが
数の中には画像のように下葉が落ち始める木があったりします。
品種は建国の縞ですが根を見てみると案の定、根腐れしています。
すでに2度植え替えていますからここ1ヵ月で腐敗が急速に進んだようです。
ただ、新根は元気に伸びていますから患部を切り取って
植え込めばたぶん大丈夫でしょう。
このように早期発見、早期の対処が大切です。
とはいえ今の時期から天葉に皴引いてますから
結構やばい状況だったかもしれません。
それにしてもこの頃は毎日植え替えていますから
植え方がだいぶ上手になってきたように感じます。
さて9月。
9月になってから急に冷え込むようになってきました。
外は明け方12℃なんて日もあります。
以前の外棚作りではそろそろ生育もお仕舞の時期なのですが
蘭舎内ではこれからもうひと頑張りする時期。
ありがたいことです。
夏の間は芯まで乾かないよう水やりしていましたので鉢がだいぶ汚れてきました。
汚れると乾かなくなるというか新しい鉢と乾きに差が出るため全部鉢替えすることに・・・。
9月になってから急に冷え込むようになってきました。
外は明け方12℃なんて日もあります。
以前の外棚作りではそろそろ生育もお仕舞の時期なのですが
蘭舎内ではこれからもうひと頑張りする時期。
ありがたいことです。
夏の間は芯まで乾かないよう水やりしていましたので鉢がだいぶ汚れてきました。
汚れると乾かなくなるというか新しい鉢と乾きに差が出るため全部鉢替えすることに・・・。
少しなら楽なものですが数が多いと結構大変です。
それに時々これは植え替えなきゃというのも出ますし時間が掛かります。
こんな感じに容器に入れ水と漂白剤を入れて2日ほど置き、その後洗います。
漂白剤はコメリブランドの安いやつ。
漂白力は若干落ちるような気もしますが値段が安いのでこれで十分です。
鉢の在庫にも限りがありますので洗っては乾燥の繰り返し。
これをやっとけばとりあえず春までは大丈夫でしょう。
昨日まで2日間お天気が良く
外に置いてある鉢はカラカラに乾いていました。
ただ、天気予報では夜から雨になるということで
水遣りしたいのを我慢してそのままに・・。
案の定、夜半から朝までしとしとと雨が降り続いていました。
それで下の山野草の鉢などはしっかり湿っていたのですが
釣り枠の富貴蘭の鉢は意外にもビショビショではなく
ミズゴケの表面がしっとり濡れている程度。
何やら蘭が喜びそうな環境で雰囲気はバッチリです。
蘭舎内の水遣りは蘭にとってはいわば短時間の集中豪雨のようなもの。
ポツリポツリと一晩中水をやっている訳にはいきませんから
これが自然の恵みというものなのでしょう。
釣り枠を吊るすのに結束バンドを使ってみました。
最初は手元にある細いので間に合わせていましたが
もし切れて釣り枠が落下したら悲惨なので
太くて長いのに変えてみました。
でも、ちょっと気になってネットを見たらステンレスのもあるんですね。
来年はそれに使用~っと。
思い起こせば富貴蘭の天水栽培をしていたのは始めた頃の40年前。
遮光するといっても目の細かい布製の寒冷紗しか無く
楽鉢にミズゴケで植えていました。
ある年、雨が続いて天葉のすっぽ抜けが続出。
それに懲りて屋根を掛けるようにしましたが
天水栽培(悪く言えば野ざらし)はそれ以来です。
途中、木炭植えをしていた時にやってみましたが
ブドウ糖を与えたせいもあるのか黒カビ病が出たり
棚の設営が大変なこともあって(雪が積もるので秋に解体しなければならない)
これは1年で止めました。
今回は遮光材が明るい割に中が涼しいダイオミラー、
鉢の乾きが良いピートモス+木炭と条件が整いましたので実験しています。
もちろん外に置いてあるのはいわゆる裾ものといわれているものばかり。
蘭舎と違ってカギは掛けられませんから。
最もわざわざ秋田まで防犯カメラに写りに来る人は居ないでしょうが。
外の棚下に置いていて雪に埋もれていた雪割草がようやく咲き始めました。
そういえばいつの間にか家の周りの田んぼや畑の雪もだいぶ消え
地面が見えるようになってきました。
なかなか暖かくならない3月でしたがようやくこれから春本番を迎えそうです。
さて、作の反省も踏まえてブログに残そうと思っていた記録ですが
前回からだいぶ間が空いてしまいました。
2016年7月と8月の記録です。
蘭舎内の温度と湿度ですが
赤い線が湿度、青い線が温度です。
換気扇が作動してもさすがに下界より温度は低くなりませんので
真夏ということもあって35℃オーバーの日が何日かあったりします。
水はやっていますので鉢周りは幾分涼しいのでしょうが
弱い木が痛むのは気温の上がり過ぎが原因と分かりました。
それで安物のミストが出るノズルを使ったりしてみましたがこれは使い物にならず。
それでホムセンを物色して見つけた噴霧器用の金属製のノズルが良さそうと
夏の終わりごろから使ってみました。
今年は水道直結にして途中に電磁弁をつけ
換気扇と連動させて棚下から扇風機で霧を送る
というような仕掛けをしてみたいと思っています。
これで最高気温から5℃くらいは下がってくれるはずです。
エアコン入れるよりずっと安上がりかも。
ピートモス植えを思いついてから3年ほど経過したわけですが
当時の試行錯誤の中で株元にピートモス、
その下に木炭と複層構造で植えたものが何鉢かありました。
画像は織姫で植えこんでからそのままで3年経っています。
自然に這苔が生える状態ですから鉢の中の根っこはぐずぐずと思いきや
意外に悪くなく、真っ白く太い根がぐるぐる巻いています。
いかにもこれが決定版という感じで、今年の植え替え分からは
すべてこの方式でやっています。
そのやり方ですが長いミズゴケを掌に乗せて植える株を置き
株元にピートモスをあてがい
更に下のほうに木炭を突っ込みます。
あとは全部をミズゴケで巻いて
鉢に植え込むだけです。
これは一緒に寄せ植えしていた覆輪。
ついでに植え替えたこちらも織姫ですが
派手な分、小型に出来て根も短め。
それで丈の短い鉢に植え込めますが
その際、木炭はのこぎりで半分に切っています。
もちろん縦にじゃなくて輪切りですよ。
ところで植え込んで3年も経過しますとピートモスの形が崩れて過湿気味になりますし
ミズゴケも痩せて抑えが利かなくなり鉢穴からピートモスがポロポロとこぼれるようになります。
その点、下に木炭を使えばサナ代わりとなりますし
(中心部から放射状にひびが入る菊炭ですから排水性は抜群です)
木炭のアルカリ分で鉢の中が中和されるかもしれないし
多孔質ですからラン菌など、微生物の住処になるかもしれないし
その他、湿度調整、有毒ガスの吸着やミネラルの補給
また、短めのミズゴケで植え込めるなど良いことがたくさんあるかもしれません。
というわけでピートモスだけで植え込む解説のほうはお見捨てください。
とはいえ今までそれで植えていたものをまた変えるのは相当な重労働です。
当面、様子を見ながら少しずつやっていくしかないのでしょう。
もちろん、年に1、2回以上植え替え出来る方はミズゴケだけで十分上作できますから
こんなややこしいことをする必要はありませんです。
前回に引き続き2016年6月の記録です。
上のグラフは蘭舎内の温度と湿度。
赤い線が湿度で青い線が温度です。
下のグラフの青い線は温度、赤い線は外気温です。
6月ともなれば小窓を開けて外気は常に入りますから
蘭舎の温度と外気温はリンクするようになります。
梅雨時でもありお天気の良くない日が半分くらいあるものの
富貴蘭が一番生育する月でもあります。
立ち上がりが早いのでもう花芽が動き出し摘むのに大忙し。
とはいえ昨年は新蘭舎を建てたりといろいろ忙しく
肝心の風蘭にはあまりかまってやれませんでした。
たくさん種を付けさせていまい、最近ようやくボンボリを切り終えたところです。
前回に引き続き2016年5月の記録です。
上のグラフは蘭舎内の温度と湿度。
赤い線が湿度で青い線が温度です。
下のグラフの青い線は温度、赤い線は外気温です。
5月に入って暖房はもう止めてあります。
中旬以降は外気温と蘭舎内の温度が重なり出してきています。
お天気は中旬から晴れの日が多かったようで
換気扇が回りますから湿度もグンと下がり気味。
鉢が乾きますので水遣りはほぼ毎日というのがグラフからも読み取れます。
根が鉢の縁まで達するようになれば大丈夫なのですが
伸び初めはぽろぽろ取れちゃいますので植え替えも出来ません。
水をやりつつじっと眺めるのみです。
でも、一番楽しい時期でもあります。
前回に引き続き2016年4月の記録です。
上のグラフは蘭舎内の温度と湿度。
赤い線が湿度で青い線が温度です。
下のグラフの青い線は温度、赤い線は外気温です。
4月とはいえ外はまだ氷点下になる日もありますが
蘭舎の中は最低16℃、最高25℃をキープ。
グラフが最高温度近辺でギザギザしているのは
換気扇が設定温度付近で動いたり止まったりしているためです。
換気扇が動けばそれに伴い湿気も抜けていきますが
あまり下がらない日などは前日に水遣りしたためでしょう。
特に下旬は良いお天気が続いたのでしょう、換気扇はフル回転。
富貴蘭の生育にも弾みが付いたことでしょう。
富貴蘭の栽培を始めた頃は蘭舎もありませんでしたから
根が動き出すのは6月に入ってからなんてこともありました。
冬はしっかり休ませた上で生育期間が長ければ
やはりそれだけ楽しめるというものです。
月刊誌、園芸JAPAN に時おり掲載される温・湿度計。
結構気になっている方も多いと思います。
温度計ぐらいはどこの棚にも取り付けてありますが
記録を取れれば気象条件の流れや改善点が見えてきて
また作の励みになろうかと思います。
ところで記録を取れる温・湿度計は種々市販されていますが
Wi‐Hiの電波が無ければならなかったり、給電しなければならなかったり
乾電池の電池切れが心配だったり、SDカードからデータを取り出さなければならなかったり
湿度の高い温室の使用に適さなかったりと機器によって一長一短があったりします。
その点、この温・湿度計は完全防水、中の電池は5年持つと謳っていますし
NTTドコモの電波が入る所ならどこでも使えるし
取り付けるだけで記録が取れるようになっています。
することはパスワードを入力しホームページにログインするだけ、
設定以上の温度になればお知らせメールまで携帯に入ります。
こんな感じで製品は手間要らずで完璧なのですがネックはお値段かも。
まあ、月々数千円のリース代をどう捉えるかは個々人の考え次第なのでしょう。
自分的にはサーモをセットして暖房や換気扇を動かしていますので
これを設置してもあまり意味は無いと思っていました。
しかし、そんなもろもろの機器の故障に素早く気付ける安心感がありますし
1作使ってみてグラフを見てみるとなかなか味わい深く
環境改善のアイデアが浮かんできたりして結構役に立っている感じです。
とりあえず1年か2年使ってみてデータを取り
そこで用済みと考えたら返却するのもありかなと思っています。
と、前置きが長くなってしまいましたが
昨年3月からの蘭舎の温・湿度のデータを紹介してみたいと思います。
結構気になっている方も多いと思います。
温度計ぐらいはどこの棚にも取り付けてありますが
記録を取れれば気象条件の流れや改善点が見えてきて
また作の励みになろうかと思います。
ところで記録を取れる温・湿度計は種々市販されていますが
Wi‐Hiの電波が無ければならなかったり、給電しなければならなかったり
乾電池の電池切れが心配だったり、SDカードからデータを取り出さなければならなかったり
湿度の高い温室の使用に適さなかったりと機器によって一長一短があったりします。
その点、この温・湿度計は完全防水、中の電池は5年持つと謳っていますし
NTTドコモの電波が入る所ならどこでも使えるし
取り付けるだけで記録が取れるようになっています。
することはパスワードを入力しホームページにログインするだけ、
設定以上の温度になればお知らせメールまで携帯に入ります。
こんな感じで製品は手間要らずで完璧なのですがネックはお値段かも。
まあ、月々数千円のリース代をどう捉えるかは個々人の考え次第なのでしょう。
自分的にはサーモをセットして暖房や換気扇を動かしていますので
これを設置してもあまり意味は無いと思っていました。
しかし、そんなもろもろの機器の故障に素早く気付ける安心感がありますし
1作使ってみてグラフを見てみるとなかなか味わい深く
環境改善のアイデアが浮かんできたりして結構役に立っている感じです。
とりあえず1年か2年使ってみてデータを取り
そこで用済みと考えたら返却するのもありかなと思っています。
と、前置きが長くなってしまいましたが
昨年3月からの蘭舎の温・湿度のデータを紹介してみたいと思います。
上のグラフは蘭舎内の温度と湿度。
赤い線が湿度で青い線が温度です。
下のグラフの青い線は温度、赤い線は外気温です。
上と下のグラフでは温度の目盛りが違いますのでご注意を。
外気温を測る機器は風通し良く日の当たらない地上2mくらいのところに設置しています。
このグラフを見ると設置したのは3月17日。
もう水遣りしていて最低15℃で暖房が入り、
22℃になれば換気扇が回るようになっています。
当棚は2月の上旬までは最低5℃、最高10℃で一切水をやらずに冬越しさせます。
その後、水をたっぷりやってからは最低8℃まで上げて準備態勢を整えさせ
少しづつ最低温度を上げて3月中旬くらいから15℃キープにしているようです。
外は零度を下回る日があったりしますが
蘭舎の中では下旬くらいから新根が動き出しています。
次回は4月。
こんな感じで昨年の作を振り返ればネタのないこの時期、10回は稼げそう。
ピートモスで植えることを思いついてはや3年目。
2年以上経過した一番状態の悪そうな木を植え替えてみました。
2年以上経過した一番状態の悪そうな木を植え替えてみました。
品種名は「天宝」。
同名異種はいろいろありそうですが
これは青軸青根羅紗地合を特徴とします。
昔は高級品だったらしいのですが
今は棚の下の段のほうでひっそりとしています。
そしてそのまま植え替えせずに2年以上経過。
鉢換えもしていませんので鉢はどろどろ、
ミズゴケにも他の苔が生えて通気が悪そうです。
それに木は途中の葉が抜けたりして作はイマイチ。
で、さぞかし中の根が傷んでいるかと思いきや
意外に健全でした。
これが大丈夫なら他の鉢もまだ1~2年はこのままでいけそうで何よりです。
なぜ根が傷まないかというより
ミズゴケの空洞植えを数年そのままにしたら
中の根がなぜ腐れるか考えてみましたが
やはりこれは水持ちが良すぎるからなのでしょう。
ミズゴケは水を含ませるとスポンジ以上に水を保持します。
サギ草を植えるように風蘭を植えるわけにはいきませんから
堅く絞って植え込むわけです。
半年ぐらいはその状態を維持できていますので風蘭もご機嫌なのですが
どこからも押さえが利いていない空洞植えは1年過ぎる頃から崩れ出し
スポンジのように水をたくさん含むようになります。
それに温度と、肥料分、腐敗菌が加われば
後は推して知るべしということですね。
まあ、年に1~2回植え替え出来る人には無視できる問題ですが・・・。
このように乾いているピートモスで普通に植え込みますが
水をやると水を吸って膨らみ、堅く植えたのと同じ状態になります。
それでも篩で細かいのを取り除いていますから水は良く通り
しかもこの好環境が数年は続くようです。
ピートは半分風化していますから余分な養分はほとんどありませんし
これでは根は腐りようがないかと・・・。
ただ、入手から始まって仕込み、段取り、植え替え技術と
ちょっとずつハードルのあるのが難点ではあります。
まだしばらくは大丈夫と思っていましたが
意外に出足が早く、もう無くなってしまいました。
それだけ植え替えを堪能したということなのでしょう。
もう一鉢も植え替えが出来ませんので
また、コンポストの製作です。
意外に出足が早く、もう無くなってしまいました。
それだけ植え替えを堪能したということなのでしょう。
もう一鉢も植え替えが出来ませんので
また、コンポストの製作です。
まずはこんなのをネットで購入。
お値段はミズゴケと比べたら格安ですが
重さが50kg近くある重量物なので送料がバカになりません。
まとめ買いすればするほど送料は安くなるものの
置き場所もないし、水分を含んでいますから夏を越しての劣化も気になります。
ということで今回は4袋購入。
口を開けるとこんな感じです。
6-20mmとあるのは粒の大きさ。
粗めのはずですが5mmの篩を通すと
おが屑状の粉が4分の1ぐらい出てきます。
普通、売られているのはこの粉のほうですが
使えないので廃棄処分・・・もとい畑にすき込むなどして
粒々のほうを使用します。
これにpH調整のためカキガラ石灰、木炭粒を混ぜ出来上がり。
また思う存分植え替えが出来るというものです。
捨てずに取って置いた丈夫で大きな段ボール箱。
こんな時、役に立ちます。
それにしても当面の数鉢を植え替えるためにここから始めるのは心が折れそう。
次の日からひどい筋肉痛でした。
近頃は暖かく雪解けが進んでいます。
日中は蘭舎も暖かくなり久々に換気扇が作動しました。
ただ、そうなると温度が上がり湿気が逃げますので
風蘭の皺が更に進んでしまいます。
そこで3ヶ月ぶりに水をたっぷり与えました。
春ですね。
そろそろ植え替える手にも鞭を入れなきゃと思っています。
ということで宿題のピートモスでの植え方です。
日中は蘭舎も暖かくなり久々に換気扇が作動しました。
ただ、そうなると温度が上がり湿気が逃げますので
風蘭の皺が更に進んでしまいます。
そこで3ヶ月ぶりに水をたっぷり与えました。
春ですね。
そろそろ植え替える手にも鞭を入れなきゃと思っています。
ということで宿題のピートモスでの植え方です。
まずは根の多い株立ちから。
株のお尻からピートモスを詰め込み
ピートモスがこぼれないよう根で巻きます。
根の多い大株ほど植え替えが楽チンです。
昨年はこのまま鉢に入れたのもあったのですが
ミズゴケで巻くと水分や液肥を外側に捕まえてくれる、
水遣りの際、ピートモスがこぼれない
鉢に入れた際、収まりが良いなどの利点があるようです。
これを鉢にスポッと入れて植え替え完了です。
あ、品種は銀世界崩れ、芸も株の状態も崩れちゃっています。
次に根の少ない小さな木の植え替えです。
長いミズゴケを手のひらに置き
その上に苗を置きます。
そしてピートモスを投入し
ミズゴケを巻き込みます。
このままではアンコがこぼれてしまいますから
更にミズゴケで巻き鉢に収めて終了です。
慣れれば簡単ですね。
一応、千鉢近く試行錯誤した結果のやり方ではあります。
なお、品種は黒牡丹です。
自分なりのやり方ですがピートモスは粗いのを入手して更に篩いにかけ微塵を抜いています。
それにカキガラ粉を混入し酸性を中和しています。
更に木炭の粒を混ぜて蘭菌が活動しやすいようにしています。
それ以外のパターンは試していませんので生育などの状況は不明です。
そもそもは3,4年植え替えなくても作落ちせずに生育する環境があるのかなと
物ぐさゆえに思いついたものです。
年に1回か、または数回植え替えする時間と意欲があるのでしたら
従来どおりアンコもミズゴケで十分でしょう。
自分的には毎年の植え替えのストレスから解放され気分も晴れ晴れです。
まずはお知らせから。
あの高知の大御所がついに動き出しました。
ブログを始められたとのこと。
更に富貴蘭人気が高まりそうですね。
それでなくてもお忙しい方ですから毎日の更新を期待するのはかわいそうですが
それでも思いっきり期待して見てしまいます。
たぶんネタには事欠かないだろうと思いますから~
あの高知の大御所がついに動き出しました。
ブログを始められたとのこと。
更に富貴蘭人気が高まりそうですね。
それでなくてもお忙しい方ですから毎日の更新を期待するのはかわいそうですが
それでも思いっきり期待して見てしまいます。
たぶんネタには事欠かないだろうと思いますから~
それに引きかえこちらのブログはお休み続き。
風蘭のお世話の方もいろいろと用事があった為かそれとも体力が落ちたせいなのか
遅れ気味でしたがようやく外の棚へ運び終えました。
置き枠を持って階段百数十回の往復はさすがに足に堪えます。
って、さっさと運んじゃえば良いものをその前に余計なことをしてしまいました。
あの時は置き枠主体でしたが今回は真ん中を吊り枠置き場にしてみました。
そしたらなんとスペースが余っています。
しかしあと400鉢は増やしても大丈夫かもしれませんが
そこまでしちゃうとホントに限界になりますので
ここは心のゆとりとして残しているほうが良さそうです。
ちょっと日陰の環境が作れますのでそこを好む品種を探すのが楽しみ。
それともうひとつ、天井のダイオネットもダイオミラーというヤツに張り替えてみました。
やはり作棚を3度も増築するとダイオネットも継ぎはぎだらけ。
所々の穴から直射日光が漏れ、それが原因で
黒牡丹など葉焼けさせてしまったと思っていましたから。
気に掛かっていましたのでようやく一安心です。
アルミ蒸着のものは20年以上前に使ったことはあるものの
数年でアルミが剥がれ落ちて使い物にならなかった記憶があります。
今回のものは進化したのでしょう、耐久性があるとのこと。
それさえクリアできれば棚は今までより明るく、しかも涼しい感じで
いくら猛暑になっても平気そうです。
でも、今年はなにやら冷夏とか・・・。