あれから2年。
更に株は充実してきました。
ただ、一番上の画像が正面、2番目が裏面なのですがどうもしっくりしません。
芸の鈍いデカい仔を外しましたがその空間が埋まらないままなのです。
どうせよく増えますからまたバラバラにして作り直すのも面白いかもしれません。
デカくなった仔のほうも別鉢に植えて大事に育てています。
一応葉先のカギ爪は健在、ちゃんと芸はしているのですが
まさかこの木を五右衛門で売っている人はいないでしょうね。
あれから2年7ヶ月。
当時も十分な存在感でしたが
更に鉢からはみ出るほどこんもりとしてきました。
根量は十分ですからミズゴケを巻かず、
クリプトモスのアンコをかませて鉢の中にポンと入れるだけ。
大株になって返って植え替えが楽になりました。
そういえばその時に外していた1本立ちの木は
今はこんな株立ちになっていました。
なるほど、大株でも様変わりするほど増えるわけですね。
あれから2年弱。
ここから増殖困難なことは分かっているのですが
古木を素一本から育ててみたくて昨年仔を外してみました。
年に5枚ぐらい葉繰りしていますので
このまま3,4年作り込めば葉数、根数が増えて力が臨界点に達し
軸の途中から大きな仔がボロっと飛び出すような気がしています。
そんな風にして出た仔は成長が早いのであっという間に株立ちに~
とか有らぬことを妄想しては楽しんでいます。
外した仔のほうは木勢を弱めるかと思いきやそうでもなく
若木だけあってその後も仔を出して頑張っているようです。
鑑賞用と増殖用、2鉢あれば大満足です。
あれから1年半。
丹精の成果か葉丈が倍以上伸びてしまいました。
それまでのコロコロとしたかわいらしい面影は消えましたが
その代わり花芽が付きました。
こちらのほうはちょっと楽しみです。
あれから1作。
たった1年で驚くほど増えています。
出た仔の数を数えきれないくらい。
コリコリな姿のまま大株になったらさぞ楽しいことでしょう。
でも、バカッ葉な仔も出てますね。
時折見かける芸の抜けたような大きな木は別種かと思っていましたが
本芸の木からも出るとは初めて知りました。
この木から出る仔がまた本芸に戻るのか興味のある所ではあります。
入手してからもう20年近くなると思いますがブログ初登場です。
と思ったら1度紹介していますね。
当時はもっと黄色味が強くて姿も小さな木でした。
葉は1枚出ては1枚落ちるの繰り返し。
枯らしてしまった芽もあるのでしょう。
今も1鉢のままですから芽数もほぼ現状維持のようです。
しかし近頃はお好みの環境を得たのか
葉の色合いは鮮やかなミントグリーンに落ち着き
木勢を得て葉幅を引き始めました。
姿は厚ぼったくなったものの
御簾影の柄のような柔らかな色調は好ましい限りで
さわやかな初夏のこの時期にはピッタリです。
さすがに雨蛙のような柄とは図々しいようで言えませんでしたが~。
もうすぐ11月。
近頃は雨続きでしたので蘭舎の温度は上がらず
風蘭はそろそろ休眠間近といったところです。
出雲宝扇はあれから半年。
ようやく棚環境に慣れたのか今年は大繁盛してくれました。
もしかしたら萩宝扇より増えの良い品種かもしれません。
それでも素立ちにしてしまえばそれが延々と続くようですから
調子の良いときにはあまり触らないようにしなきゃと思っています。
ところで植え替え株分けしてちょっと増えましたので
ヤフオクに出品してみました。
ご笑覧いただければ幸いです。
あれから2年。
ちょっと日の弱い所に置いたためか天葉が更に伸びてしまいました。
それでも針葉品種には珍しくアントシアニンが浮いていますから
日当たりの良い所ではさぞ黒々となってくれることでしょう。
仔は芽出しから2作ぐらいまでは福々しい姿なのですが
それ以降急速に天葉が伸びて良くがっくりとしたものです。
見慣れた今ではそのギャップが逆に面白いと思ってしまいますが・・・。
一見並みの針葉品種に見えますが
普通の針葉品種と違って仔吹きが萩宝扇並みに悪く
黄金虫のように新根の出も良くありませんから葉姿は美しく整います。
針葉好き的には大事にしがいのある品種かなと思っています。
あれから1年と2ヶ月。
下葉に枯葉の目立つ季節となりましたので
お掃除しつつ植え替えてみました。
ここまで来ると姿はそれほど変わり映えしなくなるのですが
それでも惚れ惚れする姿を維持していますので嬉しい限りです。
今回は植え替えついでに裾のほうから2本拝借してみました。
仔吹きの良い品種ですからこちらは毎年の変わり映えを楽しめるかも。
あれから1年半。
あの年にバラバラにして極小サイズを1本だけ残しましたが
この3年間で姿は入手した当時より良くなってきました。
2本の仔以外にもパラパラと3つ4つ仔が付いていてそこそこの株立ちももう直ぐです。
(ただし割らなければ)
それにしても親木はコリコリでイイ感じなのに仔は伸びすぎ。
一旦伸びてから縮むのでしょうか。
ところで懲りもせず第3弾を出品させていただきました。
さすがに棚がさみしくなりますので今期はこれで最後とさせていただきます。
多くの皆様にはたくさんのご声援を頂きましてありがとうございました。
先日の出雲宝扇とともにやってきた極矮性豆葉で
ラベルには小畑とありました。
鳥取県青谷町小畑地区で発見とのこと。
こちらではまだ1作ですが平成20年以前に見つかったとのことで
この木はこれでも10年以上の歳月を経ています。
一見、黒真珠のようにも見えますが大きさはそれの半分ぐらい。
このタイプの豆葉としては小ささ、愛らしさ共にピカ一です。
それに花が咲くとしたらどんな花が咲くのかそちらのほうも楽しみです。
あれから1作。
なかなか天葉が動かず芯痛かなと焦りましたが
しばらくしてようやく短い葉が出てくれました。
今年は通常の作に戻ってくれそうです。
そして親木が生育を休んだ分、栄養が仔に向かったのか
極小の仔にも関わらず更に極小の仔を生じています。
引き合いの多い品種ですからこれは嬉しい限り。
でも慌てて外してしまえば親木からは二度と仔が出ないような予感しかしませんから
せめて5年ぐらいはこのまま様子を見てみたいものです。
5年後も健在でいたいものですね。
さて8月。
今年の7月は降水量がいつもの3倍
日照時間は3分の1といった感じでした。
8月に入ってもこの先雨マークが続き梅雨明けはいつになることやら。
今年の7月は降水量がいつもの3倍
日照時間は3分の1といった感じでした。
8月に入ってもこの先雨マークが続き梅雨明けはいつになることやら。
九重山はあれから10ヵ月。
昨年ふと思いつきクリプトモスで植え替えた第一号がこれでした。
人柱ならぬ蘭柱です。
九重山は根が細く寿命もそんなに長くは無さそうなのですが
珍しく鉢穴からも新根がこぼれ出ています。
中身がどうなっているのか気になりますのでついでに植え替えてみました。
鉢の中の根に痛みはなく良く出来ています。
クリプトモスはまだそのまま使えそうですが
初期の植え方でしたので外して新たにアンコを作ります。
水を張ったバケツに入れていたのを取り出しますと何となく縦に揃います。
それをきつめにクルクル丸めてお団子にします。
あとは根の中に突っ込んで長いミズゴケで巻けば植え替え完了です。
根の多い大株だとミズゴケを巻かずにそのまま鉢に入れても良く
植え替えのハードルが無くなったという点では
初心者向けの植え方とも言えそうですね。
ただ、よく乾く棚、水の辛い棚、マメに植え替えできる棚には不向きかもしれません。
逆に言うと湿度が高く乾くスピードの遅い棚、
水や肥料をやりたがり植え替えできないもしくは植え替えの下手な人にはぴったりの植え込み材料です。
極矮性針葉の中では萩宝扇と双璧をなす品種で
常々実際に並べて眺めてみたいと思っていました。
実幸園さんのカタログで2、3度お見掛けし速攻電話を掛けるのですがいつも空振り。
人気の高い品種のようです。
それがひょんなところで縁あってこれを世に出されたFさんからお譲り頂きました。
比べてみると葉は萩宝扇よりもちょっと肉厚で
そのせいもあるのか葉姿は少し開き気味。
いわゆる扇型となるようです。
軸は萩宝扇同様、葉丈の割には太く
重厚感さえ感じられます。
何れ萩宝扇とその違いは一目瞭然。
こんなに小さいのにそれぞれの個性は際立ち
2つ並べることで魅力は倍増です。
それに嬉しい2本仔付き。
これからの増殖もお約束されるというものです。
一つのジャンルとして認知されつつありますが
次に続く木はなかなか出てこないでしょうね。
あれから12年。
特に傷めたり枯らしかけたり、またどこかに出した記憶もありませんが
棚にあるのはこれだけでした。
クルクルした花が株元にくっ付いて咲く様子が面白く
増えないのはそれを毎年見ているせいかもしれません。
ただ、増やしてももらってくれる人がいるわけじゃなし
花は毎年咲いてくれますので無ければ何となく寂しいし
これぐらいでちょうど良さそうです。