あれから2ヵ月半。
1枚の葉繰りでした。
こうしてみると全体のボリュームは相当なものです。
展示会出品を目標に株立ち作りをしてきましたが
これでは大きくなり過ぎ、持ち運ぶのは大変そうです。
では、何の為の株立ちかということになりますが
自分が見るためだけということであればこんな贅沢なことはありません。
株は若々しいようで今年も3本こんな柄の仔に恵まれました。
何れもハデではない普通の覆輪でこれは系統としても抜群かも~。
あれから2ヵ月半。
それでも短い葉ですから1枚ちょっとの生育です。
花芽・・・もとい仔芽は丸々と肥えてきました。
これは来年以降が楽しみです。
下の親木も空き家だらけではありますがこっちから仔が出ることは望み薄。
上の方で仔に仔を生じて株立ちになってくれることと思います。
そして期待通りもう一本アタリが見えています。
人為的に天葉を痛めても似たような顛末になりそうなものですが
なかなかそうは出来ないのが人為というもの。
増えない品種には変わりなさそうです。
で、・・・・自分の棚だけで増える・・・と
あれから3ヶ月。
寄せ植えしていましたが事情により株分けしました。
ウチでは余り見かけない仔の柄で行く末を案じています。
反対側の天葉がどうなるかと思っていましたが
なんとなく中にも柄が入り両側同じようなパターンの柄になりそう。
ユーレイになりさえしなければ面白い柄なのですが・・・。
あれから2ヶ月。
毎年のことですが夏以降、純白柄で伸びていた天葉の色は
すっかり鶯色に変わってしまいました。
これから更に暗んで春には何これ?といった感じになってしまいます。
それでも大仔はそれに付いた仔も含めてルビー根確定。
春から楽しめるようになりました。
それにつぶれるかと思っていた仔も持ち直してくれました。
建国殿ではよく見かける白絣縞が100%ピュアな状態で現れたものですから
斑の浮き沈みを観察するにはもってこいの品種かなと思っています。
あれから2ヶ月。
ちょっとの生育でした。
でも、ちょっとでも生育を続けるところがこの木のすごさです。
柄は新月殿でも柄の性質が違ってちゃんと光合成をしているのでしょう。
昨日の親木を追い越して株立ちになりました。
仔に何か変化が現れないものかと穴が開くほど見ていますが
穴は開かないでほしいものです。
先週は秋季大会で大阪へ行ってきました。
羆、建国殿羆について前日に話し合いがあるとのことでそれにも出席。
延々と2時間半ほどの議論があり、
建国殿羆のほうの名前を変えるという方向性は見出しました。
しかし、業者と趣味者との立ち位置の違いから平行線的なこともあったりで
名前を変えるにしてもそれをどう浸透させるのか難しいと感じました。
それにしても品種のことだけで自腹で前日から顔をそろえる皆さんは真面目ですね。
その後、私のほうは高知のNさん、富貴蘭讃歌さん、風蘭堂さんと4人で反省会。
当然、富貴蘭の話で大盛り上がりで気が付いたら日付が変わっていました。
富貴蘭讃歌さん、ご馳走様でした。
風蘭堂さん、会場設定ありがとうございました。
これだけで大阪へ行った甲斐がありました。
次の日は交換会。
買いたいものはたくさん出てきましたが落札させていただいたのは一鉢だけ。
これは後日、紹介します。
秋季大会を設営してくださった大会関係者の皆様、大変ご苦労様でした。
おかげ様で楽しいひとときを過ごすことができました。
話し変わって羆。
その話し合いからすれば建国殿羆のほうの羆です。
あれから2ヶ月、ちょっとの生育でした。
秋に日を取ればもっと柄は冴えるのですが
そうなると木勢のほうがどうかということになりますから
当面この方向で行こうと思っています。
期待した仔は今年も出ず仕舞い。
3つ付いたアタリのうち、ひとつはひょっとしてなんて思ったりしますが
そういえば毎年これの繰り返しのような気もします。
考えてみると木勢を損ねずに育てること、柄の継続、仔出し、その仔の柄と
毎年、越えるハードルはいくつもあるものです。
何が面白くてということになりますが、
これも綺麗なものを見ていたいという欲求には勝てないとしたものでして・・・。
あれから(下の画像の木)1作。
今年も春先に天葉を痛めてしまいました。
それでもその後は順調に生育してくれて良かったです。
柄は後冴えですが下葉では普通の建国殿以上にクッキリと冴えてきます。
仔は縞柄、親木は深覆輪になってくれそうな雰囲気です。
そしてもう一本の仔はというと親木にお付き合いして芯痛になってしまいました。
葉淵に紺縞が乗っていましたので惜しい限りです。
でも、めげずにそれから仔が出てくれました。
こちらも細いながら心持ち紺覆輪が見えます。
これからだんだん柄が冴えてくるのでしょうが
うまく育ってくれたらかなり楽しめそう。
それにしても三者三様の面白い株立ちです。
あれから1作。
親木はまずまずの柄を維持しています。
期待の仔はなんと親木以上の上柄。
これがあるから建国殿に病み付きになってしまうのです。
あれから3ヶ月。
最初に付いたアタリは仔かと思いきや大きな花芽でした。
勢いが良すぎて動き出しましたので速攻切除。
次に期待したものの上の2つのアタリも花芽のようです。
これから仔を出してちょいと作自慢でもする予定でしたが
やはり建国殿の古木はおいそれと言うことを聞いてはくれません。
また別の作戦を考えなくちゃ。
あれから3ヵ月半。
何やら寂しいお姿。
というのも親木の木勢がイマイチでしたので植え替えてみたら
大切な仔がポロリと外れてしまいました~。
まあ、仔に根はたくさんありましたので大丈夫とは思います。
小さな木ですが当ブログの成長記録的には面白そうかもです。
建国殿から出してみたいという長年の夢が叶った木ですから大事にしなくっちゃ。
週間天気予報に雪だるまマークが出て今日から寒くなるようです。
風蘭の生長ももうお仕舞い。
昨日の水がまだ乾いていませんが、これからは水を控えて最低温度を徐々に下げ
春までゆっくり休ませることにします。
風蘭の生長ももうお仕舞い。
昨日の水がまだ乾いていませんが、これからは水を控えて最低温度を徐々に下げ
春までゆっくり休ませることにします。
この木はあれから3ヶ月。
一枚半ほどの成長でした。
ルビー根ばかり出るせいか木勢が今ひとつでしたが
ようやく作が掛かってきたようです。
新根がたくさん出るところを見たいものですが
来年はその期待通りになってくれるかどうか。
とりあえずまた作落ちさせないようがんばります。
11月にしてはまだ暖かい日が続いています。
でも週間天気予報では雪だるまマークが現れ始めました。
その雪が降る前にと思っていた作棚の改造がようやく半完成。
一番の難関だった屋根さえ架けてしまえば
周りをネットで囲うくらいはいつでも出来るというものです。
床が斜めになっていますがそれは水をやったとき片側へ流すため。
不器用でこうなったわけではありません。
でも、素人仕事ですから見かけは決して褒められたものではないです。
屋根の下に石楠花などの鉢物を入れて冬越しの準備は万端。
後はいくら雪が降っても大丈夫・・・と言いたいところですが
今年の諸々の自然災害はこの大雪から始まったような気がします。
来年は穏やかな年であってくれればと祈るばかりです。
話し変わって「山野草マニアックス」誌のアンケートに答えたら
その本が送られてきました。
みなさん、作ではいろいろ工夫されていて興味深く拝見しました。
ところで病虫害対策の項目では自分だけ(特になし)とそっけない回答です。
もちろん、病虫害が出たら消毒しますが、長いこと農薬散布をした記憶がありません。
そもそも病虫害が出る環境はまずいし、病虫害の付く木は良くない、
ということを前提にした環境作りを心掛けています。
やはり病的な木より健康な木を見るほうが気持ち良いものですから。
しかし、どんな環境が良いのかといっても地域や場所によって千差万別です。
その中でより良い環境条件のマッチングを考えなければなりませんが、
aとbの組み合わせは良いけれどそれにcが加わったら、
そしてdやeやfやgが加わったらと
同時並行的にいろいろな組み合わせを考えなければいけませんから
文章では書けないほど話がややこしくなります。
一つの原因がストレートに一つの結果に結びつくわけではないこともあって
あちこち足したり引いたりしながらいまだに様子見状態ではありますが。
こればかりは実際に自分が風蘭になったような気持ちになって経験し、納得するしかなさそうです。
一例として今年はブドウ糖をやったら天水棚にスス病状のようなのが出て失敗でした。
でも、その天水棚は止めましたので、そして糖分は何やら良さそうですから
来年は懲りずに今度はトレハロースでもやってみようかなと考えています。
あれから1作。
元気な仔を別鉢にしたりして遊んでみましたが
本体の親木は相変わらずハデなまま。
親木が倒れたら株分けして作り直すしかなさそうです。
内反りの整った姿は魅力的ですが、それも完全な覆輪になればこそ。
そんな株立ちを見てみたいものです。
別鉢にしていた予備は今のところ完全覆輪。
そんな夢を叶えてくれそうです。
あれから1作。
葉繰りは1枚で姿はほとんど変わらず。
でも天葉が更に派手になって心配だけが増えました。
花芽が付かない分、仔吹きは良好ですが
ハデ仔はすぐに枯れ落ちてしまいます。
入手して8年くらい経ちましたが、思えばこれも気難しい品種です。
そういえばこれにも予備がありました。
あの時の下のほうの木です。
宝剣になりそうな親木はまた貫雪に戻りましたが
仔のほうは完全覆輪です。
でも、これもまた時間が掛かりそう。
あれからほぼ1作。
大好きな品種ですがもうボロボロです。
でも天葉はまた持ち直してきた模様です。
一方、柄が良かった仔のほうは天葉が怪しくなってきました。
こんな感じで行ったり来たりしつつ、しぶとく頑張っている剣龍ですが
作がかからないので人気がないというのも頷けるところではあります。
でもやはり棚からなくなっては寂しいということで
こんな日のためにとっていた予備の木です。
あれから3年。
長い下葉が落ちて姿がまとまって来ました。
こちらも気難しそうな雰囲気ですが無いよりはましです。
剣竜より弱い品種はほとんどありませんから
これが良く育つ環境を構築すれば
他の木が更に良く育つという効果は期待できますね。