

あれから4年。
その後も根腐れとは縁が切れなかったようで小康状態が続いていました。
昨年までは1本ずつ単独植えにして様子を見ていましたが
ようやく回復した木が見えてきましたのでまた寄せ植えしています。
芽数は相変わらずそのままですが真ん中3本くらいは大きく育ってくれました。


珍しく白っぽい柄が出ている木が混じっていたりとちょっと楽しみ。
以前の姿とは比べるべくもありませんが再挑戦です。
それにしても一旦痛めると回復まで2~30年掛かりそうで恐ろしいことです。



あれから1年。
ようやく根腐れと縁が切れたようで
またまとめて寄せ植えしてみました。


株元をくるくるミズゴケで巻いて固定し
根のほうにはピートを詰め込んで
外を軽くミズゴケで一巻きして植え込みました。
ピートモスを使ってからミズゴケの量や鉢など
いろいろな組み合わせを試していますが
これは比較的良く出来ている部類じゃないかと思います。


鉢底からもたくさん出て来ましたから
中では根がぐるぐる巻きになっていそう・・・。

上のほうはまだ素立ち10本の寄せ植えですが
あと2,3作して力を蓄えればちょっとした株立ちをたくさん作れそうです。





あれから2年。
どうせ寄せ植えですから2鉢に分けてみました。
一旦根腐れさせてしまうとなかなか腐敗菌と縁が切れないのか
いつまで経っても良い根が出来なかったのですが
今年はどうもかなり機嫌が良さそうです。

それもこれもあれのおかげかななんて思っています。
(ある筋から入手難になるから宣伝してくれるな~と釘を刺されていますが~

とりあえず作に目処が付きましたので以前の株立ちを目指してがんばりたいところですが
1本づつ植えるにはちょっと本数が多すぎるかも。

まあ、良い姿に仕上げたらそれなりに貰い手も出てきてくれるかもしれませんね。


あれから半作。
冬の間、更に作落ちしたらどうしようとハラハラしていましたが
無事、現状維持で冬を越しました。


根もたくさん出てくれましたので木勢の向上が期待できそうです。
気が向いたらまた1本から仕立て直したいものですが
あんな株立ちになるまで何年かかることやら。

思えば惜しいことをしてしまいました。



なつかしや、あれから3作余り。

それまでご機嫌に育っていましたが突然調子を崩してしまいました。

鉢を開けてみたら根がボロボロ。

しょうがないのでばらばらに株分けし再度寄せ植えしています。
本来なら根腐れはうつりますから
危険分散的には一本ずつ別鉢に植え込むのが正解です。
それはともかく剛直な姿で丈夫そうに見えても
斑の面積が広い分、弱い品種だったのですね~。

(自分の作がヘタなせいとは決して言いません。

でも、ここで諦めさせてくれないのが富貴蘭の良いところ。
ただいま再挑戦中です。
