あれから5ヵ月。
大株はバラバラになりましたので
次の大株候補、一番下の株です。
天葉2枚がちょっと長くなってやる気スイッチが入ったかのよう。
1番仔からは結局仔が2本でした。
2番仔からも来年仔が2~3本出てくれることでしょう。
そして再来年はこの仔からそれぞれ数本の仔が出るといった具合に
鼠算のごとく増えていくのが今までの経験です。
このペースに持っていくには力のある親木作りが肝心です。
他の品種ですと古木になれば花芽がてんこ盛りですが萩宝扇は花芽が付きませんから
葉重ね多く根の多い親木サイズまで持っていきますと
力が有り余ってつい堪らずに上の方から仔が出てしまいます。
そうなったら大チャンス。
あとは自動的に大株への道を歩んでくれます。
入手する際も若木より葉重ね多い古木がおススメとか
ある意味マニアックな品種ではあります。
あれから4ヶ月弱。
上柄になった親木でしたが今度は少し派手に進んだかなといった感じです。
それに仔のほうは冷静に見るとコートメ柄と源平柄でイマイチですが
柄があるだけでも御の字といったところでしょう。
そしてもう一個、仔が付きました。
今度は上柄で出てくれそう。
しかしそれにしてもよく増える品種ではあります。
あれから4ヶ月弱。
親木の下葉はやはり早々に落ちてしまいましたが
天葉で半枚ほど回復。
しかし仔育ての負担もあってか勢いはイマイチでした。
それに引き換え仔のほうはどちらも1枚の葉繰りで元気いっぱいです。
鮮やかな鶯色の地合いに盛り上がるような濃紺の三光中斑柄は
同色系ながらもコントラスト抜群。
何とか傷めないように育てたいと思っているのですが
4年前の入手した当時と比べて葉に厚みが出てしっかり感も増していますので
これからは大丈夫のような気もしています。
あれから2ヵ月。
ちょっと派手目だった下葉は落ちてしまいましたが
それと引き換えに次の天葉が顔を覗かせました。
もともと来た時から根が多かったおかげか生育は良好です。
バランスが悪いのでもう1枚下葉を毟りたくなりますがここは我慢・・・かな。
苗木サイズという事もあってまだ線が細いので
来年は葉幅を引かせるのが目標です。
あれから3ヶ月弱。
春からですと1枚半ぐらい葉繰りしたようです。
これから晩秋に向けてもうひと踏ん張りしてもらいます。
仔のほうはというと派手仔を外したおかげかぐんぐん成長。
早くも親木サイズになろうかといったところです。
それに付いたアタリも大きくなってきましたが今のところ紺地無し。
ここから紺中通しが出るとはまだ信じがたいのですが
今度は短気を起こさず見守ろうと思っています。
あれから1年弱。
下のほうの画像の木を含めてウチの棚には数少ない派手目な木を寄せ植えしてみました。
時を経るとだんだん紺地が増す傾向にあるものの今のところはまだ綺麗です。
そして柄の影響で生活力が弱いのか姿はきっちりと締まって小型のままです。
また、日作りですと葉は開いてしまいがちになるものですが天を仰ぐような立ち葉な姿は健在。
こんな木を見るとやっぱり富貴蘭っていいなあと思ってしまいます。
9月も中旬となりぐっと涼しくなってきました。
こうなるとあの極暑が懐かしく思われますがもう戻ることはないでしょうね。
こうなるとあの極暑が懐かしく思われますがもう戻ることはないでしょうね。
さて、銀の鈴はあれから1ヵ月。
天葉は3日で1ミリの成長といったところです。
アタリの成長ぶりをミズゴケの隙間から覗いてみたりしているのですが
こちらも大きさはほとんど変わらずです。
それでも夏の植え替えが功を奏したのかもう一個アタリが出てくれました。
よもや半作で2本の仔に恵まれるとは思いもよらず望外の喜び。
このペースで事が運べば来年はきっちり3本立ち。
その次の年は5本仔付きの株立ちぐらいになってくれそう。
楽しい皮算用ではあります。
あれから1ヵ月半。
極暑な夏でしたが下葉を落とすことなく乗り切ろうとしています。
天葉ももうすぐ附けが見えようかというところ。
下から出た仔でしたからそれほど親木の栄養をもらえず
大きくなるまで時間がかかりました。
それでもそこそこ紺地がありますのでここまで来たら仔出しも期待できそう。
その点、上から出た仔はさすがに成長は早そうです。
しかしこちらの仔の成長は紺地が多そうなのにイマイチ。
そもそもこの柄と根の状態で仔が出すぎなのでしょう。
それでも次のアタリはないのかなと強欲な私です。
羆B
2020年09月05日 | 羆
気付いたら9月です。
前回の7月末はそれにしてもよく降りますねなんて書いていましたが
一転、いつまでも暑い日がまだしばらく続きそうです。
前回の7月末はそれにしてもよく降りますねなんて書いていましたが
一転、いつまでも暑い日がまだしばらく続きそうです。
さて、羆はあれから1ヶ月ちょっと。
その間、葉の成長は半枚といったところでした。
ところで、今年の夏は蘭舎に置きっぱなしで環境を変えなかったのが良かったのか
久々というか初めて下から上までクッキリと腰斑が出てくれました。
逆光気味に撮ると更に柄が浮き出て反則級の美しさです。
ただ調子に乗ってこれ以上にしちゃうと
下葉パラパラとなってしまいますので気を付けたいと思います。