あれから 1年弱。
仔は更に2本追加され青が5本です。
今までを合計すると10本青の仔が出たことになります。
これが全部上柄の仔なら今頃左手に団扇を持って仰いでいるところですが
青ですから皮算用の足しにもなりませんです。
1本上柄を得ていますから心に余裕はあるものの
こんなに効率が悪かったっけと逆に感心してしまいます。
そろそろ仕切り直しの時なのかなと思ったり。
あれから5年。
親木は何本か仔は生んだもののそれっきり。
その後は仔も根も出ずに上へ上へと葉繰りするばかりです。
それでも今のところ何とかなりそうな気もするのですが
そういえば以前もこんなことがあり自分の腕ではどうしようもなかったです。
ところで仔の方はというと株分けを我慢していたおかげかずいぶんにぎやかになりました。
でも、孫仔まで生じていくらなんでも窮屈そう。
そろそろ株分けのタイミングなのかも
ただこの親木は売れるのかなぁ
あれから2年と8ヶ月。
親木から外して単独植えにしてみたのですが
早速下葉バラバラの洗礼を受けました。
『世界に』これ1鉢しかありませんので焦りましたが何とか踏みとどまってくれました。
全斑で虎斑が出る上に黄縞まで入りますから見た目以上に弱体なんでしょうね。
柄の仔も増えてきましたのでいよいよ大切にしたいとは思うものの
縞も虎斑も根もどちらかといえばほんわかとした雰囲気。
インパクトに欠けるところが玉に瑕といったところでしょうか。
あれから1作。
白覆輪に白虎と斑の部分が多く一見弱そうな雰囲気ですが
なかなかどうして成長は意外に早く増えも良い品種です。
大仔は早くも3本立ちになっていますし
反対側にあったアタリももうすぐ独り立ち出来そうなくらい大きくなりました。
でも株立ち的には今が一番見やすそうですからこのまま続行で育てます。
あれから1年と7ヶ月。
風蘭にとっては短い時間ですが時の流れは早いもの
1本付いていた仔を外したその後のお話です。
親木はほとんど柄が目立たないほどのコートメとなりましたが
こちらは太縞を交えた上柄、
こちらもコートメながら親以上の上柄で出ています。
更に吹き上がった二つのアタリ。
上柄っぽかったり
紺覆輪状で派手っぽかったり。
まだまだ味わえる木ではあります。
そうそう、外していた仔はこんな感じになっています。
ちょっと派手になってしましましたが
これを見て入手した当時を思い出しました。
派手な葉が出てもまた元の上柄に戻るかもしれません。
楽しみな柄の仔も付いていますし
まずは力を付けさせてへなちょこな姿を解消させなければと思っています。