富貴蘭と戯れる日々

富貴蘭の生長記録です。
画像はクリックで拡大できます。

黒太子

2022年06月16日 | 覆輪




あれから2週間。






附けが山型なので天咲き花です。
普通、豆葉の花は姿と比較して大きく見え
ややアンバランスかなと思っていましたがこれは極小花と言えます。
姿は舞鶴より一回り大きいのに花は一回り小さいので姿に良くマッチしています。
大株にして株いっぱいに咲いた姿を見たいものですが
なかなか仔が出ないし花も10年に1度咲くかどうかといった厄介な品種です。







とはいえ新たな仔は今のところ潰れずにいてくれているようです。


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美香登覆輪

2022年06月03日 | 覆輪






あれから3年と7ヶ月。
久し振りに手に取って見たらずいぶん見違えていました。
そこで思わず植え替えて撮影です。









ずいぶんと仔が出てにぎやかですが
よく見るとまともな柄は以前と変わらず親仔2本のみ。
以前から派手な仔は剪定しながら育てていましたが
眺めてみると結構綺麗なので今回は根負けしそうです。

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黒太子

2022年05月30日 | 覆輪




あれから7ヵ月。
葉は長短出すものの筬が詰まっているせいか意外に姿の乱れはないようです。







それはさておき頂いてから10年以上経ちますが初めて花が咲きそうです。
普通の豆葉型の花かと思いますが開花がちょっぴり楽しみです。







でも咲かせたせいでアタリが潰れたりはしないでしょうね。
と、ついでに写っていた芯痛の仔に新たな天葉が見えていました。
てっきりダメと諦めていましたので嬉しいです。

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清涼殿

2022年05月20日 | 覆輪






あれから半年。
昨年、3枚も下葉を落葉させた心の傷も癒えないうちに
冬の間に更に下葉が2枚落ちてしまいました。
冬場は最低温度を2℃に設定していたのですがたぶん寒すぎたんだと思われます。
修行の日々が続きます。

とまれ、枯れずに済んだのは幸運ともいえますし








被害の無かった仔はいくつか物になりそう。
そして木勢が落ちなければまた何本か仔を上げてくれそうです。

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銀の鈴

2022年05月19日 | 覆輪






あれから1ヵ月と少し。
親木の天葉は付けが見えてきましたし









3本の仔もそれぞれ次の天葉が出て快調です。







4本目の仔はまさか真鶴芸ということはないでしょうね。

今年は動き出しと同時に薄い肥料と活力剤を与えています。
ここ3年ほどは肥料のみで活力剤を使っていませんでしたので
ちょっとその違いを探る絶好の機会かと思っています。

結果(というには早いのですが)、天葉は前の葉よりも大きくなり
新根の出も良いようです。
でも調子の良い時ほど好事魔多しとも言います。
根腐れさせないよう、気を付けなくては。

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銀の鈴

2022年04月06日 | 覆輪


ご無沙汰でした。
4月に入ったというのに今年はまだ雪が多く残っています。
単管パイプ置き場も壊れてしまいました。
直すのに一日掛かりそう。
それでもこの頃はお天気の良い日が続いて
蘭舎の風蘭達もすっかり春を満喫しています。











銀の鈴はあれから2ヶ月弱。
葉は水を吸ってパンパンになりもう生育を始めちゃっています。

黒真珠の純白覆輪なんて存在そのものがまだ信じられないくらいですから
それが手元にあって毎日眺められる幸せをかみしめているところです。







ころころとした愛らしいお姿に純白の深い覆輪が見事です。









最近の豆葉人気の為かまだ3本しか仔が出てないのにご予約が4名様。






どうしたものかと思っていたらもう1個仔が出てきたようです。
それにしてもいつまで経っても株立ちになる暇はなさそうです。

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銀の鈴

2022年02月10日 | 覆輪


ご無沙汰でした。
昨年は48年ぶりの豪雪とのことで
もう生きている間は体験しなくても良さそうと思っていましたが
今年も同じくらいの豪雪でした。
蘭舎も屋根の高さまで雪が届いてもう捨てる場所がありません。

普段、風蘭を植えた鉢より重いのを持ったことがない身の上ですから
1月の頭からずっと雪寄せや屋根の雪下ろしが続けば体はガタガタです。
雪が落ち着いたら温泉にでも行きたいところですが
まだコロナも流行っていますし当面は家のお風呂で間に合わせることにします。









ところで家族に猫嫌いと猫アレルギー持ちがいて小屋暮らしだったミケのサクラですが
大型空気清浄機2台設置と引き換えに居間への入室が許可されました。
ストーブの前でご機嫌です。











ということで銀の鈴はあれから4ヵ月。
蘭舎内は最低温度が3℃設定で3か月近く水遣り無しでしたから
すっかり皴が寄ってしまいました。

ただ、これ以上は危険ですからそろそろ水遣り開始です。
そして水をやれば最低温度も上げますし植え替えも始まります。
ようやく小康状態になったお天気ですがもう雪のほうは落ち着いて欲しいものです。


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天城錦

2021年11月08日 | 覆輪






あれから2年と3ヶ月。
戻れなくてももういいの~と言われたような気がして連れて帰りましたが
出た仔は全て普通の天恵覆輪でした。







そういえば親木の葉繰りもとっくに止まっていて芯痛のようです。
私と一緒には天城を超えたくなかったようですね。

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清涼殿

2021年11月06日 | 覆輪






あれから3ヶ月。
秋は落葉の季節という事でなんと下葉が3枚も一気に落ちてしまいました。
いくらなんでも落ち過ぎで一瞬焦りましたが何とかこれくらいで勘弁してもらった感じです。
やはりそれなりに丈夫な品種ではないという事でしょうね。










それでも3本の仔は下のちびっこいのはもう動かないのでダメなようですが
その上の2本は紺地が垣間見え何となく行けそうな雰囲気です。

それに親木は花芽が付かないので更にアタリ2個が来年動き出しそう。
仔沢山で共倒れにならないよう祈りつつ見守りたいものです。

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銀の鈴

2021年10月12日 | 覆輪






あれから1ヵ月半。
親木から次の天葉は出てきましたが生長スピードは鈍く
むしろ仔のほうが頑張っているようです。
というか仔の成長のために親木が頑張っているのでしょう。









仔が外れたら親木には葉肉を盛ったプリプリの姿にすべく精進してみたいものです。

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聖雲殿

2021年10月04日 | 覆輪





あれから4年半。
いわゆる聖雲錦が深覆輪に進化したものですが
当棚では柄が晴れず今までは果たして入っているのかどうか
なかなか判別が付きませんでした。

それがどういうわけか最近は柄が冴えるようになってきました。
春から夏にかけてはもっと冴えていたのですが今はこの程度です。
そして探した結果、覆輪の印である紺中通しが確認できたのはこの寄せ植え一鉢のみでした。
残りの9鉢は全斑の聖雲閣。
それでも残念なことはなく柄が黄虎状に冴えた上にルビー根ですからとてもきれいな品種です。
それに仔出しも良好なのでしょう。
良くこんなに増えてくれたものです。










ところでその聖雲閣に更に黄縞が出た聖雲閣の縞はあれから4ヶ月半。
ベースの地合いが全斑とはいえ葉緑素は十分機能しているようで
それに黄縞が入っても生育は旺盛です。
とりあえず黄虎、黄縞、ルビー根の3芸品は貴重ですし
世にこれしかありませんから
何とか増やして次世代に繋げていければと思っています。

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黒太子

2021年10月03日 | 覆輪






あれから2年。
過去記事を検索するとだいたい2年に1度しているようです。
前回からは6枚葉繰り(年3枚)していますし
その分、姿も立派になりました。

でもなんか物足りないのはお嫁入して10年も経つのに
ほぼ一鉢のままなせいでしょうか。

それでも仔出し優先な環境下で姿を乱してしまうのは本末転倒ですし
腹八分目ぐらいで末永く楽しみたいものです。

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国輝殿

2021年08月27日 | 覆輪


あれから1年と8ヶ月。
派手な仔が2本付きました。
というか本芸3本立ちくらいでもほぼ存在しない品種ですから
セオリー通りという事なのでしょう。







鉢の縁に挟んでいた芯痛の派手な木からも
ユウレイ仔が出た時点でオサラバです。











次はまともな仔が出てくれるでしょうか。

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銀の鈴

2021年08月26日 | 覆輪






あれから2ヵ月半。
葉が短いんだからもっと景気良く葉繰りしたらと思うのですが
風蘭にしてみれば1枚は1枚という事なんでしょう。
春からようやく1枚の葉繰りです。











これも3本も仔が付いたことが原因なのかも。
それぞれの仔に新根でも出てくれればまた違った振る舞いになることでしょう。
それは来年以降のお楽しみという事で・・・。

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清涼殿

2021年07月30日 | 覆輪






あれから3ヶ月。
なかなかにご機嫌な様子です。
ゆっくりゆっくり生育しているように見えても
1年前とはずいぶん印象が変わってきました。
木勢も付いてきていることですし
これからの生育ペースはもう少し向上しそう。









春に着いたアタリが育って腰回りの寂しさは解消され
ちょっと華やかさが出てきました。

予想したこととは言え3本ともユウレイはがっくり・・・と思いきや
画像でよく見たら1本くらいは紺中通しが入ってきそう。
そちら方面にも俄然楽しみが出てきました。

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