富貴蘭と戯れる日々

富貴蘭の生長記録です。
画像はクリックで拡大できます。

松の誉羅紗

2016年11月02日 | 松の誉羅紗


あれから3年半。
途中で一度植え替えたようですが2年以上ほったらかしでした。
それでという訳ではないのでしょうが今年の新根は蛸踊り状態。
さすがにいくらなんでもということで植え替えてみました。









こんな根を株の間に隠すには手の指が何本あっても足りません。
しかしそこは文明の利器、木綿糸でぐるぐる巻きにし事なきを得ました。

なかなか良い姿をしていますがそれも生育がゆっくりな為かも。
4作でこの程度の増殖具合です。

そういえば松の誉という品種を実生しても羅紗は少ししか出ないし
生育が遅いため鉢上げするまで
フラスコで何年も育てなければならないとの話を伺ったことがありました。

蒔けば出るとはいえコスト的にもう作る人はいないかも。
でも、これに縞が出たらいい感じでしょうね。








株全体がだんだん前屈みになりそのまま屈みっ放しでは困ると思っていた所
ある程度年季が入るとなぜかふんぞり返るようになってきました。
人の社会ではちょっといただけない話ですが
こちらは次はどうなるのかと先々楽しみだったりします。
コメント (2)
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宝覆輪

2016年11月01日 | 宝覆輪
さて11月。
すっかり寒くなり雨続きの空模様です。
しかも週間天気予報ではそれがまだしばらく続きそう。
蘭舎ですから温度くらいは何とかなるのですが
肝心の日が当たらなければもう勝負になりません。
今年の生育はそろそろお開き。
水は控えめにして徐々に温度を下げ休眠させることとしましょう。









宝覆輪はあれから6ヶ月。
最近そっち方面に目覚めてしまったのか
これも植え替えと派手仔の整理、そして姿の整形をしてみました。
若干、コンパクトにまとまったかも。
根は寿命で朽ちたのが数本のみでした。
力のある根がどっさりありますから
植え替えと整形と派手仔を外した刺激でまた仔をビシバシ産んで欲しいものです。

今では注目度の低くなった宝覆輪ですが
株立ちになればなかなかのオーラを醸し出すようになります。
そういえば日本産の富貴蘭には富士覆輪や御旗、大洞丸など
似た境遇の品種がいろいろあったり。
大株にするには気の遠くなるほど時間は掛かりますが
育てているとこちらも癒されますし裏切らない品種達かなと思います。

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