あれから10年。
これも一昨日の淀の雪と同様、
手入れをしないせいで痛んでいます。
袴は枯れてからすでに数年経っている模様。
一応、前から気になってはいましたので植え替えです。
これも枯れた袴と根を掃除して植え込めばきれいさっぱり。
深覆輪の八洲の月はないかと探しましたが
何枚かそれらしい葉はあるものの
そんなうまい話はないとしたものです。
1本ずつ植え込んで育てればそれぞれがそれなりの株になっていくのでしょうが
なかなかその気になれませんので・・。
品種保存のための最低限の植え方です。
思えば10年前はたぶん今の3分の1の鉢数で
芽数で言えば10分の1も無かったのでしょう。
それぞれが大切に良く手入れされておりました。
あれから2日。
夏作用の棚が完成しました。
といっても3mの単管パイプを横に8本並べただけ。
これで置き枠を10個4列並べられます。
両サイドや手前の棚を合わせれば千鉢ぐらいは置けそう。
そういえばこの棚は2階部分にありますから
置き枠を持っての階段の上り下りが大変で
それで夏も蘭舎に置きっぱなしできないかと考えたのでした。
まあ、運動にもなりますし、また頑張りたいと思います。
ついでに部分改良を・・。
東側の屋根をヒートカットのポリカ波板にしましたので
そこのダイオネットを外してみました。
ここは明るいので建国系などを置いて
冴えた柄を出してみたいと思っています。
西日の当たる側は今までは50%遮光のダイオネット1枚でした。
さすがに日が強すぎて葉焼けするのもありましたから
ここの部分はダイオネットを3重にしてみました。
天井も少し日差しが強いような気がしていましたので
もう1枚貼ってみました。
これは直ぐに外せますのでとりあえずこれで少し様子見です。
とは言ってもこの棚に並べるのは来年の6月以降。
いくらなんでも気が早すぎますが
作場環境が変われば富貴蘭も昔の輝きを取り戻すのではと
初心に返った気持ちで今から楽しみにしているところです。
あれから5年と4か月。
手入れとはあらぬ方向に行きそうなものを
ほんのわずかでも手を加えて軌道修正してあげること。
その手入れを怠り、あらぬ方向へ行きっぱなしにしちゃうと
こんな風になってしまいます。
鉢を開けてみると古根はだめになっていますが
ここ数年出た根は健全そうです。
他の品種ならこれぐらいじゃ天葉3枚残して葉を振るうなんてことはありませんが
淀の雪では油断は禁物のようです。
落ちた根や枯れた袴を掃除して植え込みましたが
復活するにはこれから先何年も掛かりそう。
痛めないようにするにはまず観察し、気付くことが大切ですね。
シートを取り外すとコンパネは御覧のようにボロボロ。
今までよく足を踏み抜かなかったものです。
シートや人工芝が支えてくれていたんですね。
腐ったコンパネも取り外し、新しいのと交換しました。
ここでまた耐用年数の短いブルーシートを張ったら元の木阿弥。
床に密着せず、通気性があってしかも水が漏れず、
耐久性があるものは何かと考えましたが
結局、ポリカの波板を張ってみました。
普通、床に使う物じゃないんですが・・・。
重ね張りすると踏んでもへこまず結構頑丈です。
もちろん継ぎ目はコーキング。
これで20年持ってくれれば嬉しいのですが時間が立たなきゃ結果は分かりませんね。
そしてその上に厚手の防草シートを張ってみました。
絨毯みたいなものですから足を踏み入れた際のすべり止めにもなりますし
空中湿度保持にも少しは役に立ちそう。
こんな日曜大工のご褒美は血豆。
金槌で叩いちゃいました~。
不慣れなことをするとこうなります。
さて、棚のレイアウトはこれから考えます。
さて、11月となりました。
これからはお天気の良い日や気温の高い日は少なくなりますから
蘭舎内の温度も休眠モードまで下げ冬越しの準備となります。
それにそろそろ生活上の越冬対策が忙しくなり
ついでにブログのネタもかなり尽きつつあります。
これからは3日に1度のペースかも。
これからはお天気の良い日や気温の高い日は少なくなりますから
蘭舎内の温度も休眠モードまで下げ冬越しの準備となります。
それにそろそろ生活上の越冬対策が忙しくなり
ついでにブログのネタもかなり尽きつつあります。
これからは3日に1度のペースかも。
さて、こちらは青軸青根、熨斗芸の鍾馗。
探してみたら12年前の過去画像がありました。
面白い芸なのに熨斗の強すぎるのがちょい玉に瑕。
頻繁にフン詰まり・・・もとい芯痛を起こします。
芯痛になってもまた下から仔は出ますが
株としては何となくまとまりのない雰囲気となってしまいます。
それでも鍾馗様は魔よけの神様。
入り口付近に置いて大切に維持していきましょう。