蕗の薹(ふきのとう)
<キク科・フキ属>
蕗の薹や茎を食するので
よく知られている。
早春に地面から顔を出し、
茹でたり、汁に入れたり天ぷらにしたりと、
ほろ苦さが楽しまれている。
<俳句歳時記>春
蕗の薹(ふきのたう)
<蕗の芽・蕗の花・春の蕗>
この畦を祝(ほ)ぎに葬(はふ)りに蕗の薹 小原 樗才
少しづつ違ってどれも蕗の薹 松村 幸一
塵取に入れて戻りぬ蕗の薹 鈴鹿野 風呂
見て過ぎし蕗の薹へと後戻り 吉野 秀雄