イズセンリョウ(伊豆千両)
<イズセンリョウ亜科イズセンリョウ属>
常緑低木。雌雄異株。
枝は分枝をすることが少なく、
若い枝は緑色で、表面にまばらに皮目がある。
葉は互生し、濃緑色で光沢をもち、
長楕円形から楕円形で先端は突き出して尖り
基部は次第に狭まる。
果実は液果で球形、乳白色に熟し、
径約5ミリほど。
表面に褐色の線状があり、先端に花柱が残る。
和名は伊豆の伊豆山神社の社林に多いことに寄る。
私も初めて見たもので、
伊豆の稲荷杉を見に行く途中の、
小さな不動尊の近くで出会ったものだ。
白い実だったので、紫式部の白色かと・思ったが、
稲荷杉の周りにも生えていた。
林の縁で日の当たらない場所に、
ひっそりと生えていた。
枝は分岐せず、倒れる事が多い。
蕾かと思って、
花が咲いているものを探したが、見つからなかった。
たぶん、まだ成長途中の小さな実にも見えた。
出会えてありがとうと言う感じです。