<イネ科カラスムギ属>
名前の由来は人間の食用にならず、
カラスが食べる麦の意味と言われる。
古い時代に渡来した帰化植物。
全国の道端や畑、荒れ地などでふつうに見られる。
草丈は60~100センチ。
葉は細長く、長さ10~25センチほど。
茎から出た枝に、3個の花の集まりである小穂が多数ぶら下がる。
小穂にはノギと言う長い毛のようなものがある。
ノギはねじれているが、湿ると伸び、
乾くとまた元に戻る。
この運動の繰り返しで地中に果実が潜つて行く。
ついでのスズメノテッポウ(雀鉄砲)
おまけのスズメノカタビラ(雀帷子)
<イネ科イノコズチ属>
カタビラは(帷子)は着物の一種で夏に着る単衣
(裏生地の無い着物)