センジュガンピ(千手岩菲)
<ナデシコ科センノウ属>
久しぶりに出会ったセンジュガンピは、緑の草の中で、
清純な感じがした。
深山の林下に生える多年草。
茎は柔らかく、枝を分けて高さ30~100センチになる。
葉は対生し披針形で長さ4~15センチで先は尖る。
茎の先に径2センチほどの清楚な白い花を開く。
花弁は5個で先端が浅く裂ける。雄しべ10個、花柱5個。萼は鐘形で
先は5裂する。
栃木県日光の千手が浜で最初に見つかったのでこの名がある。
ガンピとは中国原産の草本植物のことで,樹木の雁皮(ガンピ)ではない。
クジャクチョウに出会った。
クジャクチョウ (孔雀蝶)
< 鱗翅(臨死)目タテハチョウ科>
クジャクの羽に見られるような目玉模様が特徴でこの名がある。
幼虫の食草はイラクサで、カラハナソウ(ホップ)なども食べ、
年に、2回発生する。
羽裏は地味です。
翅を閉じている状態。
俳句は季語で岩菲(がんぴ)があったので紹介したい。
剪春羅(がんぴ)とも書く。
(この場合はこの白いセンジュガンピと言うよりは、
センノウの橙色の方を言っているような気がします。)
雁皮と言う植物もあるので間違えぬように。
斜めなる漏日となりぬ花岩韮 青葉 三角草
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます