れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

センジュガンピ(千手岩菲)とクジャクチョウ

2021-06-27 07:43:21 | 野の花日記

センジュガンピ(千手岩菲)
<ナデシコ科センノウ属>
久しぶりに出会ったセンジュガンピは、緑の草の中で、
清純な感じがした。


深山の林下に生える多年草。
茎は柔らかく、枝を分けて高さ30~100センチになる。

葉は対生し披針形で長さ4~15センチで先は尖る。
茎の先に径2センチほどの清楚な白い花を開く。

花弁は5個で先端が浅く裂ける。雄しべ10個、花柱5個。萼は鐘形で
先は5裂する。


栃木県日光の千手が浜で最初に見つかったのでこの名がある。
ガンピとは中国原産の草本植物のことで,樹木の雁皮(ガンピ)ではない。

           クジャクチョウに出会った。

クジャクチョウ (孔雀蝶)
< 鱗翅(臨死)目タテハチョウ科>

クジャクの羽に見られるような目玉模様が特徴でこの名がある。
幼虫の食草はイラクサで、カラハナソウ(ホップ)なども食べ、
年に、2回発生する。

羽裏は地味です。

翅を閉じている状態。

     俳句は季語で岩菲(がんぴ)があったので紹介したい。
        剪春羅(がんぴ)とも書く。
   (この場合はこの白いセンジュガンピと言うよりは、
      センノウの橙色の方を言っているような気がします。)
         雁皮と言う植物もあるので間違えぬように。

      斜めなる漏日となりぬ花岩韮   青葉 三角草


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