ウスタビガ(薄手火蛾)の空繭
<ヤママユガ科>
植物を追って行ったら、どうしてもその食草にいる虫にも
愛着がわいてきた。
自然観察会で色々教えて頂いたりする。
まだ、興味を持ったばかりだから、
知らないことがいっぱい。
正月に信州へ行った。
旧国鉄の篠ノ井線の廃線跡を歩いていて
カマスのような形の美しい緑色のウスタビガの繭を見つけた。
私はヤママユガの繭は以前に見ていたことがあるが、
この形の繭は初めて見て感動ものだった。
ちょっと触れてみたが、もう中の蛹は抜けていて、
空繭だった。
この画像を撮るのに、谷に落ちそうになった。
見るだけで我慢しようと思ったが、
主人に頼んで枝を折ってもらったものだ。
帰って調べたら
5齢の幼虫で体調は6センチほど。
幼虫のイモムシを触るとネズミみたいな声を出すと言うのが
可愛い。
卵がついた繭も見ることができた。
食草はコナラ、クヌギ、カシワ、桜類、
ケヤキ、エノキ類。
いつか成虫に出会ってみたいものです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます