キセワタ（着綿）・ノシラン（熨斗蘭）・アカスジキンカメ・ツマグロヒョウモン他・日記・俳句鑑賞

▲キセワタ（着綿）
　＜シソ科メハジキ属＞
山地の草原に生える６０～１００センチの多年草。
葉は卵形でで縁に粗い鋸歯があり、長さ５～９センチで毛がある。


花は,2,5～３センチあり葉の付け根に輪生する。


和名は着せ綿で、白い毛が花を覆っている。
山地や丘陵に咲く。
白色もあるが、薄ピンクで花の先が濃いピンクのものもある。


▲ノシラン（熨斗蘭）
　＜ユリ科ジャノヒゲ属＞
林の中に生える多年草。
葉は線形で厚く光沢があり、ふちはざらつく。
花茎は高さ３０～５０センチあり、扁平な２稜形で狭い翼があり、斜上する。


花序は長さ７～１０センチあり、密に花をつける。
花被片は白または淡紫色。
葉を熨斗（のし）紙に例えた名前。

※昆虫コーナー

暗い林の中で見つけたので目立たない。背中が何かにやられたのかもしれない。
アカスジキンカメムシ


※ツマグロヒョウモンの♂


※なめくじ


※ツチバチ？


※イオウイロハシリグモ

＜日記＞
Ｓ公園で「蝶の観察会」があった。
ぎりぎりに申し込んでみたが、余裕があり参加できた。
（クロコノマチョウの幼虫の食草である
ジュズダマの苗を戴いてきたので、植木鉢に植えた。）

夜は６時半から「夜の観察会」があるので、
それまで時間があったので、ちょうどいい。
夜のセミの羽化や夜の虫はまた明日に掲載します。

＜蝶の観察会で見せてもらった幼虫たち＞

なんたってジュズダマの葉にクロコノマチョウの幼虫。


クロコノマチョウの幼虫

※サンショの木の葉にアゲハの幼虫。




※カラスザンショの葉に卵を見つけた！
アゲハ類の卵だと思う。
（カラスザンショは、とてもいい香りがする。
木の葉の香りの中では一番好きかもしれない。）



１時間ぐらいだったけれど、楽しかった。
その間に、キタキチョウやヤマトシジミ、アゲハ蝶などが
バタフライガーデンの上を飛んで行った。


※昨日見つけたミカンの葉にナミアゲハの卵？

ちょうどこの日は「灯篭流しの夕べ」でしたが、
夜の観察会があったので、こちらは見られませんでした。

　　　　　　　　　　　《俳句鑑賞は夏の季語萱草の花（かんぞうのはな）》　　　　　　
　　　　　　　　忘草（わすれぐさ）萱草（かんぞう）・藪萱草（やぶかんぞう）
　　　　　　　　野萱草（のかんぞう）・姫萱草（ひめかんぞう）・浜萱草（はまかんぞう）
　　　　　　　　　　などと使う。
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　昆虫になりし誰彼忘草　　　高野　公一