ナヨクサフジ(弱草藤)
<マメ科ソラマメ属>
ナヨクサフジは、弱草藤と書くが、
実は一見なよなよしてそうで、実はヨーロッパ原産の帰化植物で、
川の側の草地に群生していたりする強い花だ。
優しそうに見えて、実は強力なのだ。
緑肥として用いられたものが、野生化した。
よく似たビロードクサフジと比べると軟毛が少ない。
河川敷や荒れ地に自生。
葉は互生して、羽状複葉で先端は巻きひげになる。
小葉は6~12対(12~24枚)。
葉柄の基部付近に不定形の托葉が互生する。
総状花序を出し一方向に偏つて穂状に斜上する。
つる性で他の物を巻き込んで伸びていく。
おまけのオヘビイチゴ
アカツメクサ
俳句は季語暮れの春で
暮春・春暮るる・末の春・春の果てなどとも使う。
仰向けに寝てはるかなる暮春かな 飯田 龍太
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