れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

ヤナギタデ(柳蓼)・ボントクタデ(凡篤蓼)・アキノウナギツカミ(秋鰻掴)・ハナタデ(花蓼)・アオスジアゲハの幼虫から成虫まで・俳句鑑賞

2024-10-24 07:10:55 | 野の花日記と昆虫と俳句鑑賞


ヤナギタデ(柳蓼)
 <タデ科イヌタデ属>
何と言っても、タデ科で区別がつかない時には、
葉を食べてみることをお勧めします♪
ヤナギタデの辛くて美味しい事(#^.^#)
摘んで帰って、佃煮にしたかった位!
いつまでも、口の中に辛みが残っていました。
水辺や田の畔に生える1年草。
葉は互生し、広披針形で両端がとがり、小さな腺点が密にある。


茎の先や葉腋から長さ3~11センチの総状花序をだし、まばらに花をつける。
花には花冠が無く緑色で先は白色~紅色を帯びる萼がある。
葉に辛みがある。


ボントクタデ(凡篤蓼)
 <タデ科タデ属>
水辺や湿地に生える1年草。
和名のボントクは、ポンツク(愚鈍者)からきていて、
ホンタデは辛みがあるのに、葉に辛みが無い事から、
つけられた。


茎は高さ50~100センチになり、紅紫色に染まる。
葉は広披針形で、両面の脈上に伏毛がある。
鞘状の托葉は筒形で縁に長い毛がある。
花穂は長さ5~12センチで、先が垂れまばらに花をつける。


アキノウナギツカミ
 <タデ科タデ属>
水辺の湿地に群生する1年草。
下部は地に伏し、上部は立ち上がつて他のものに絡み、長く伸びる。


葉は披針形で茎を抱き、棘のある茎を使えば、ウナギも捕まえられるとの意味で
この名がある。


▲ハナタデ(花蓼)
 <タデ科タデ属>
山野の湿った林下に生える。
花穂は細長い。


サクラタデ(桜蓼)
 <タデ科タデ属>
水辺に生える多年草。花穂は細長く、花が美しいのでサクラタデの名がある。


ミゾソバ(溝蕎麦)
 <タデ科タデ属>
山野の水辺に群生する。
葉は互生し,柄があり鉾形で、和名は溝に生え蕎麦に似た葉の草と言う名。
別名のウシノヒタイ(牛額)は、葉の形による。

横沢入り」の里山の続きです。
何と言っても、ヤナギタデの味見で、いつまでも辛さが残ったこと。
ボントクタデは辛くないことがよく解りました。


※昆虫コーナー
今回は、アオスジアゲハ編です。

※可愛かった9月の野川のクスノキの若葉に
元気で育って飛んで行ってくれたかしら・・💛



※石神井公園の若葉に、アオスジアゲハの幼虫
を見つけ、戴いて帰りました。


超可愛いアオスジアゲハの幼虫


※何だか眠そうな~♪


新鮮なクスノキの葉を食べさせて。


蛹になりました。


※色が茶色の蛹なので、心配しています。
あんなに元気だったけれど・・
もう、羽化してもいいはずなんです・・
もしかして寄生されてるかもしれないです・・

茶色の蛹もいるとの事が調べると書いてありましたが・・・。


用事で後楽園に行った時、富坂の途中の大きな
クスノキにいたアオスジアゲハの幼虫💛
誰にも見つからずに育っていったかしら~!


※ある日のお散歩途中のクスノキを見上げたら、
まだ、羽化したばかりのまだ濡れた、アオスジアゲハに出会いました。


ちょっと触れたら、私の服に止まりました。


クスノキにお帰りと、元に戻すと、
帰り道に見に寄ったらもういませんでした。
元気に飛んで行ったのでしょうね。


チュウゴクアミガサハゴロモ
(今年はどこに行っても異常発生しています。)
どの木の枝にも卵がたくさん産みつけられています。


※チュウゴクアミガサハゴロモの卵

 《俳句鑑賞は秋の季語鰯(いわし)》
干し鰯だと夏の季語になるのかもしれないけれど、
とても気に入った句なので掲載させていただきます。



魂のところが苦い干し鰯(いわし)  土屋 秀夫
   
   秀夫さん勝手に掲載してすみません。
     句集「鳥の緯度」より





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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんばんは (四季の風)
2024-10-25 21:14:57
チュウゴクアミガサは、知らなかったのです。偶然写真撮って動画編集の時に確認していたら発見しました。そう言えば色が茶色いので??だと思っていました。
タデ科の植物は似ているのでむずかしいと思っています。蓼食う虫も好き好きといいますから食べられるのですね、ありがとうございます。
蝶がほんとうにお好きなんですね。それに幼虫のこともよくご存じでびっくりです。また教えてくださいね。
そろそろ野鳥もやってきます。こちらでモズを発見、毎年最初に見る冬鳥です。
返信する
四季の風さん (れんげ)
2024-10-26 06:35:30
>四季の風 さんへ
>こんばんは... への返信
昆虫は、難しいです。
私ももう名前は覚えられませんが、
虫に出会うと♪いつからか・・💛
なんだか嬉しくなって、気持ち悪さがどこかへ行ってしまうんです。まぁ‘まずカメラで覗いているからで、手でつかんでいるわけでは無いです。
本当は、野の花ブログだったんですよ。
ここ数年、虫好きが高じています・・。
野鳥は難しいです。
ただ、自分の俳句に鵙猛り”なんて使う癖に(笑)
鵙のハヤニエ?は知っていますが、写真なら鵙と解りますが…実際に鵙が止まってるのは見た事が無いのです。恥ずかしい~。
そんな程度の私です。
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