れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

トネアザミ(利根薊)またはタイアザミ(大薊)

2019-10-16 05:06:40 | 野の花日記

トネアザミ(利根薊)またはタイアザミ(大薊)
<キク科アザミ属>

数年前まで、タイアザミと教わったが、
近頃は、トネアザミが一般的になってきた。


関東地方ではもっともふつうにみられる1~2メートルの多年草。
葉は互生し長さ20~30センチの被針状楕円形で羽状に中~深裂。
先は尖り裂片は太く鋭い刺になり触ると痛い。
葉の基部は茎を抱かない。



頭花は紅紫色で、しばしばやや長い柄があり、
花の基部にはときに1^2個の線形の苞葉がある。



茎頂や枝先、上部の葉腋から短い花柄をだし、
筒状花だけからなる紅紫色の頭花を1個ずつ、
横向きまたはやや下向きに咲かせる。

母種のナンブアザミに比べ葉と苞葉の刺が太くて長いので、
区別できる。



名前は利根川流域に多く生えていたことによる。
触ると痛いことで別名のタイアザミがあるらしい。


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