れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

カンナ

2008-07-10 08:35:13 | 野の花日記
カンナ

徳川時代に、壇特(だんどく)と言うカンナの一種が、
インドから伝わったのが初めらしい。

以前は、あまり興味が無かった花だった。
花も葉もおおきくて自己主張してるみたいで?
いつまでも咲いて、
どこか野暮ったい花だと思っていた。

この頃、好きになった(笑)
カンナ・と言う名前の響きも爽やかだし、
昔から見ている花だから、
なんだかとても懐かしくなるのです。

人の気分は、そんなものです。

「俳句歳時記」秋
壇特(だんとく)の花

耳の如くカンナの花は楽に向く    田川飛旅子

崩れカンナの辺や涙より欲しい嘘   楠本 憲吉

カンナ燃ゆ乳房にふせる双手ぐせ   大沼よし子
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アカツメクサ

2008-07-09 05:23:35 | 野の花日記
アカツメクサ
(マメ科・シャジクソウ属)

ムラサキツメクサとも言う。
ヨーロッパ原産の帰化植物。
牧草として輸入されたものが、各地で野生化した。

野原では、すっかり、おなじみの花です。

私が幼い頃から、
田圃の畦道に生えて咲いていた。
すっかり
日本の風土に、定着しています。

花は、クローバーでおなじみのシロツメクサを
ちょっと大きめにした紅紫色。

葉の形もクローバーより大きくで白い紋がはいる。
クローバーのように地面を這わずに丈高く育つ草です。

ただし、東京の空地にはなかなか見つからない。

見つけると嬉しい花です。
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トネリコの花

2008-07-08 05:57:08 | 野の花日記
トネリコの花
<モクセイ科>

トネリコの木は、
我が家の太郎と同じように足萎えのワンちゃんがいる家の庭に植えてある。
そこで、始めてトネリコと言う名前を知った。

この頃は、よく街路樹にも植えられている。

夏の葉の緑が爽やかだ。
トネリコと言う響きも、私は好きなのだ。

今、小さな黄色い花を咲かせている。

この木で、バットが作られるそうです。


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オイランソウ(花魁草)

2008-07-07 06:22:20 | 野の花日記
オイランソウ
(花魁草)
(ハナシノブ科)
フロックスとして売られていることも在る。
別に野の花ではないけれど、
昔から見ている。

私は小さな花しか育てないので、
育てた経験が無いのだが、
今頃見ると、なんだかとても懐かしくみえるから不思議。

「花魁」の意味は、花が集まって咲くのを簪(かんざし)にみたてたから
とか・・
花の香りが花魁の白粉の匂いに似ているから~とか言われている。

「俳句歳時記」夏

花魁草(おいらんそう・おいらんさう)

  一とむらのおいらん草に夕涼み   三橋鷹女

  夏痩せておいらん草の紅にくむ   草村素子

  民宿の花魁草の厚化粧       後藤比奈夫
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エゴのネコアシ(エゴの実の虫瘤)

2008-07-06 04:24:37 | 野の花日記
エゴのネコアシ
(エゴの実の虫癭)

春、枝先に、白い花をぶらさげたように咲かせる。
見上げると、白い花と黄色い蕊がとても綺麗だ。

どこでも見かけるので丈夫な木だと思う。
川のそばの木に咲いた花は、川に落ちて流れていく風情がいい。

時々、流れの滞った場所は、
「花筏」のように見えるのもまた楽しい。
(桜以外にそう呼ぶかどうかは、定かではないけれど・?)

今は、灰緑色の卵形の小さな実をたくさんつけている。

よく見ると、
中に変わった形の物を見つけることができる。

それが、「エゴのネコアシ」と呼ばれるものです。
いわゆる、虫癭(ちゅうえい)、虫瘤(むしこぶ)です。

エゴの実の中に、エゴノネコアシアブラムシがいて、
グローブの形?バナナのような形に見えます。



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ヤブカンゾウ

2008-07-05 07:29:20 | 野の花日記
ヤブカンゾウ
(藪萱草)
<ユリ科ワスレグサ属>)

我が家のヤブカンゾウが、やっと咲いた。
一日花だから、この花はもう朝には、萎んでいます。

今朝には又、別の花が咲いていました。

もう何年になるだろう。
田圃の畦に群れて咲いていたのを、
頂いてきたのが、プランターで毎年咲いてくれる。

野の花の割には、八重の橙色の花が、豪華です。
他に、一重のノカンゾウ、ヒメカンゾウ、ハマカンゾウなどがある。

「俳句歳時記」夏

 萱草の花(くわんざうのはな)
   ひるな・花萱草・忘草(わすれぐさ)

  萱草の花人の行方を灯すなり 大口元道
  
  忘草風がおもねる時散れり  粕谷南城

  萱草の花も夕日も疲れたる  青柳志解樹

  花萱草青野の青をさそひだす 福田甲子雄

  

   
  




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サンジソウ

2008-07-04 06:43:09 | 野の花日記
サンジソウ
(三時草)

☆ハゼラン(スベリヒユ科)が正しそう~♪
サンジソウで検索すると、多肉植物が出てくるが、
それとは全く別物です。

詳しい事はよく解からないのだが、
近くの畑の次郎さんから、教わった花です。

私の図鑑には出ていないが、
確かに、三時ごろにならないと花が咲かない。
小さなピンクの花が可愛い。
帰化植物らしい。

東京の道端にも、見かけることが在る強い花です。




コメント (2)
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ヘラオオバコ

2008-07-03 07:10:52 | 野の花日記
ヘラオオバコ
(オオバコ科オオバコ属)
たまに、東京の空地でも見ることができる。
ヨーロッパ原産だそうだ。

花をつけたときに、
先端に円柱形の白い花が輪になって咲くのが、可愛い。

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キャラボクの実

2008-07-02 05:30:25 | 野の花日記
キャラボクの実
(伽羅木)
<イチイ科・イチイ属>
たぶん・本来なら秋に赤い実がなるはずなのだが、
我が家の近くの、垣根にすでに赤い実をつけていた。

イチイの実とそっくりだが、
キャラボクは、葉の形が輪生状に並ぶ。

イチイは、線形は同じだが、二列に並ぶ所が違う。

信州に行ったとき、雪が降った後、
真っ赤なイチイの実がクリスマスツリーのようになっていたのを思いだします。

これは、キャラボクの実で、
季節外れになっているような気がする。

雌雄異株
雄花は、淡黄色で、雌花は緑色。
赤い実の真ん中が、凹んでいて、黒い種がある。
肉質の赤い仮種皮は、熟すと甘い。

俳句歳時記には、
イチイの実はあるが、
キャラボクは残念ながら載っていません。

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ヒヨドリジョウゴの花

2008-07-01 07:24:29 | 野の花日記
ヒヨドリジョウゴの花
(ナス科・ナス属)

先日の上野に出かけたとき、
やっと咲いた花を見つけた。

まだ、あまり咲いているのは見かけない。
歳時記に、
ヒヨドリジョウゴが無いのはおかしいと思うくらい、
秋の赤い実は、可愛い。

花は、そういえば・
ヤマホロシや、ワルナスビに、似ているような気がする。
もう少し、草っぽくて軟らかそうな花で、
花びらが反り返っているのが特徴。
葉や茎に、軟らかい毛が密生する。

ナス科だということも、始めて知った。
和名はひよどりが、好んで食べる赤い実がなるから、
鵯上戸(ヒヨドリジョウゴ)。

秋の終わりごろ、艶の在る赤い実をたくさんつける。
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