センダン(栴檀)の実
<センダン科センダン属>
今はまだ青い実でした。
暖地の海岸近くに自生する落葉高木。
街路樹や公園などによく植えられている。
樹皮は紫黒褐色で縦に裂ける。
枝は四方に広がる。
葉は大形の奇数2~3回羽状複葉で互生する。
果実は核果で楕円形。
もう少し経つと黄色に熟し、
葉が落ちた後も長く枝に残る。
果実は薬用にし、核は数珠玉に使われる。
樹皮は苦楝皮と言って駆虫剤にするそうだ。
上は春の花で淡紫色の小さな花を多数開く。
よく「栴檀は双葉より芳し」と言われるが、
この栴檀は、白檀の事でよく間違えられます。