ツルマメ(蔓豆)
<マメ科ダイズ属>
野原や道端などに生えるつる性植物。
大豆の原種と言われている。
花は長さ5~8ミリと小さい。
葉のわきに蝶形の花を開く。
花は淡紅紫色で、最も上の大きな花弁(旗弁)は色が濃い。
茎は長く伸びて、褐色の細い毛が生える。
葉は3出複葉で互生し、小葉は披針形。
豆果は長さ2~3センチで、なかに2~3個の種子が入っている。
秋になってツルマメに莢ができたら、割ってみよう。
中から小さな豆が出てくる。
大豆の原種と言われるが、これを食べるのは大変そうだ。
ツルマメ(蔓豆)
<マメ科ダイズ属>
野原や道端などに生えるつる性植物。
大豆の原種と言われている。
花は長さ5~8ミリと小さい。
葉のわきに蝶形の花を開く。
花は淡紅紫色で、最も上の大きな花弁(旗弁)は色が濃い。
茎は長く伸びて、褐色の細い毛が生える。
葉は3出複葉で互生し、小葉は披針形。
豆果は長さ2~3センチで、なかに2~3個の種子が入っている。
秋になってツルマメに莢ができたら、割ってみよう。
中から小さな豆が出てくる。
大豆の原種と言われるが、これを食べるのは大変そうだ。
シナガワハギ(品川萩)
<マメ科シナガワハギ属>
海岸や道端、空き地などで見られる高さ20~150センチの越年草。
クマリンの香りがある。
茎は直立し、よく枝分かれする。
私が出会ったシナガワハギは、横に倒れていた。
葉は3小葉からなる奇数羽状複葉で、小葉は長さ1,5~3センチの
狭長楕円形、縁には鋸歯がある。
托葉は針状で、長さ長さ0,2~0,5センチ,葉柄に合着する。
葉腋から総状花序をだし、花序の長さは花序柄を含めて2~15センチ。
花は黄色の蝶形花で、長さ0,2~0,3センチほどの広楕円形の豆果で、
表面に不明瞭で不規則な網目状の凸凹がある。
果実には1個の種子が入る。
このシナガワハギは1本なんだろうか?
他に近くには咲いていなかった。
全草を薬用とされる他、
乾燥させた花穂がタバコやビールの香りづけに用いられる。
↓は以前に一度だけであったシロバナシナガワハギ。
イヌキクイモ(犬菊芋)
<キク科ヒマワリ属>
実際は・キクイモとイヌキクイモの違いは
いまだによく解りません。
北アメリカ原産の多年草。
外形はキクイモに似ているが、根茎の先が大きな芋にならない。
役に立たないので、イヌキクイモと言う。
茎の上部で枝分かれした先に、
直径直径8センチほどのキクに似た黄色い頭花をつける。
舌状花の数は10~20個。
土手や空き地などによく見られる。
オオブタクサと、アレチウリの中で、黄色のイヌキクイモの花が覗く。
キンミズヒキ(金水引)
<バラ科キンミズヒキ属>
長い花序に花が密生して咲く様子が花色が紅白のミズヒキに
似ていて黄色い事から「金水引」と名付けられた。
しかし、バラ科の本種に対し、ミズヒキはタデ科で
分類上は近縁種では無い。
花の直径は7~10ミリで、
花弁は楕円形で幅広く、
雄しべは11~13本ある。
葉は奇数羽状複葉で5~9枚の大小の小葉が集まって
1枚の大きな葉を形成している。
草丈は30~80センチで、野山の林縁や草地、
道端などに普通に生える多年草。
果実にはかぎ針のような形をした堅い毛が多数生える。
この毛の先端にあるかぎ爪により、
種子が衣服や動物の毛にひっつき、
遠くへ運ばれる。
オジギソウ(御辞儀草または含羞草)
<マメ科オジギソウ属>
南アメリカ原産で観賞用に栽培される他、
世界中の熱帯圏に帰化する1年生草本。
茎は褐色の毛と鋭い刺を有し、
よく分岐して直立または横に広がって、
長さ1メートルほどになる。
葉は長さ1センチほどの狭楕円形の羽片を偶数羽状複葉とした小葉が
2~4枚集まった複葉で互生する。
葉には、夜間や刺激を受けたときには速やかに閉じる性格がある。
葉腋に長い柄のある花序を数本だし、
4本の雄しべのつきだした紅紫色の小型の花を1センチほどの球状につける。
莢果は長さ2センチほどで剛毛があり、
節の部分で脱落する。
マメアサガオ(豆朝顔)
<ヒルガオ科サツマイモ属>
北アメリカ原産の一年生草本。
茎はつるとなり、よく分岐して他物に巻き付き、
長さ数メートルになる。
葉は先のとがった長卵形から心臓形で、
全縁または3裂し、長い葉柄があって互生する。
夏から秋にかけて葉脈に1~2本の花茎をだし、
直径1,5センチほどの淡紫色から白色のロート状の花を
1~2個つける。
花柄にはいぼ状の突起が密生し陵がある。
現在では多く帰化している。
キツリフネ(黄釣舟)
<ツリフネソウ科ツリフネソウ属>
山地の渓流沿いや湿地に生える。
草丈は40~80センチ。
葉質は薄く粉白緑色をしている。
花は3~4センチのほら貝形で花柄にぶら下がる。
花弁のような袋状の萼片の基部が距となるが、
ツリフネソウのように先が巻かない。
↑の画像だと巻きそうになっているが?
↑は、ツリフネソウ。
距が見えないの比較できないが次にツリフネソウに出会ったら、
お尻の先の巻きを観察してこようと思う。
ヌスビトハギ(盗人萩)
<マメ科ヌスビトハギ属>
高さ90センチほどになる多年草。
葉は3出複葉で小葉は卵形。
葉のわきから花序をだし、
淡紅色の蝶形花をまばらにつける。
節花は2節ある。
和名は盗人萩(ぬすびとはぎ)で、
盗人の忍び足の足跡に似てることによる。
アキノノゲシ(秋野罌粟)
<キク科チシャ属>
山野に生える1~2年草。
茎は直立していて、1,5~2メートルほどになる。
葉は互生し、長楕円形で長さ10~25センチあり、
逆向きの羽状に分裂する。
葉質は柔らかく、基部はハルノノゲシと違い茎を抱く。
切ると白い乳液が出る。
淡黄色で約2センチの頭花は円錐花序につき、
上向きに咲く。
花の咲いた後、下の方にふくれ上部上部が狭くなる。
和名はハルノノゲシに似ているが秋に花をつける事による。
そう果は黒色で、長さ8ミリほどの白い冠毛がある。
フジカンゾウ(藤甘草)
<マメ科ヌスビトハギ属>
山野の林内にはえる多年草。
高さ50~150センチになる。
葉は互生し、2~3対の小葉を持った奇数羽状複葉で、
小葉は長卵形で長さ10センチほど。
葉の先端と葉のわきから長い総状花序をだし、
淡紅色で長さ8ミリほどの蝶形花を多数開く。
額は小さく5浅裂し毛がある。
果実は長さ10~13ミリ。
表面は単鈎毛があってよくものにくっつく。
果実は長さ3センチほど。
半月形でサングラスとか、ブラジャーとか例えられるひっつきむしになる。
和名は花が藤(フジ)に葉がカンゾウに似ていることによる。