れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

ツルマメ(蔓豆)

2019-09-20 05:33:50 | 野の花日記

ツルマメ(蔓豆)
<マメ科ダイズ属>
野原や道端などに生えるつる性植物。
大豆の原種と言われている。



花は長さ5~8ミリと小さい。
葉のわきに蝶形の花を開く。
花は淡紅紫色で、最も上の大きな花弁(旗弁)は色が濃い。



茎は長く伸びて、褐色の細い毛が生える。

 

 

葉は3出複葉で互生し、小葉は披針形。



豆果は長さ2~3センチで、なかに2~3個の種子が入っている。



秋になってツルマメに莢ができたら、割ってみよう。
中から小さな豆が出てくる。
大豆の原種と言われるが、これを食べるのは大変そうだ。

 


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シナガワハギ(品川萩)

2019-09-19 05:34:44 | 野の花日記

シナガワハギ(品川萩)
<マメ科シナガワハギ属>
海岸や道端、空き地などで見られる高さ20~150センチの越年草。
クマリンの香りがある。



茎は直立し、よく枝分かれする。

私が出会ったシナガワハギは、横に倒れていた。





葉は3小葉からなる奇数羽状複葉で、小葉は長さ1,5~3センチの
狭長楕円形、縁には鋸歯がある。
托葉は針状で、長さ長さ0,2~0,5センチ,葉柄に合着する。

 

 

葉腋から総状花序をだし、花序の長さは花序柄を含めて2~15センチ。
花は黄色の蝶形花で、長さ0,2~0,3センチほどの広楕円形の豆果で、
表面に不明瞭で不規則な網目状の凸凹がある。
果実には1個の種子が入る。

 

 

このシナガワハギは1本なんだろうか?
他に近くには咲いていなかった。

 

全草を薬用とされる他、
乾燥させた花穂がタバコやビールの香りづけに用いられる。

↓は以前に一度だけであったシロバナシナガワハギ。






 

 

 

 

 

 

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イヌキクイモ(犬菊芋)

2019-09-18 03:32:42 | 野の花日記

イヌキクイモ(犬菊芋)
<キク科ヒマワリ属>
実際は・キクイモとイヌキクイモの違いは
いまだによく解りません。




北アメリカ原産の多年草。
外形はキクイモに似ているが、根茎の先が大きな芋にならない。

 

 

役に立たないので、イヌキクイモと言う。

 

茎の上部で枝分かれした先に、
直径直径8センチほどのキクに似た黄色い頭花をつける。
舌状花の数は10~20個。
土手や空き地などによく見られる。

 



オオブタクサと、アレチウリの中で、黄色のイヌキクイモの花が覗く。

 

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キンミズヒキ(金水引)

2019-09-17 06:21:14 | 野の花日記

キンミズヒキ(金水引)
<バラ科キンミズヒキ属>
長い花序に花が密生して咲く様子が花色が紅白のミズヒキに
似ていて黄色い事から「金水引」と名付けられた。



しかし、バラ科の本種に対し、ミズヒキはタデ科で
分類上は近縁種では無い。



花の直径は7~10ミリで、
花弁は楕円形で幅広く、
雄しべは11~13本ある。



葉は奇数羽状複葉で5~9枚の大小の小葉が集まって
1枚の大きな葉を形成している。



草丈は30~80センチで、野山の林縁や草地、
道端などに普通に生える多年草。



果実にはかぎ針のような形をした堅い毛が多数生える。
この毛の先端にあるかぎ爪により、
種子が衣服や動物の毛にひっつき、
遠くへ運ばれる。

 

 

 

 

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オジギソウ(御辞儀草または含羞草)

2019-09-16 04:19:01 | 野の花日記

オジギソウ(御辞儀草または含羞草)
<マメ科オジギソウ属>
南アメリカ原産で観賞用に栽培される他、
世界中の熱帯圏に帰化する1年生草本。

茎は褐色の毛と鋭い刺を有し、
よく分岐して直立または横に広がって、
長さ1メートルほどになる。




葉は長さ1センチほどの狭楕円形の羽片を偶数羽状複葉とした小葉が
2~4枚集まった複葉で互生する。
葉には、夜間や刺激を受けたときには速やかに閉じる性格がある。



葉腋に長い柄のある花序を数本だし、
4本の雄しべのつきだした紅紫色の小型の花を1センチほどの球状につける。



莢果は長さ2センチほどで剛毛があり、
節の部分で脱落する。


 

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マメアサガオ(豆朝顔)

2019-09-15 07:28:07 | 野の花日記

マメアサガオ(豆朝顔)
<ヒルガオ科サツマイモ属>
北アメリカ原産の一年生草本。



茎はつるとなり、よく分岐して他物に巻き付き、
長さ数メートルになる。

 

 

葉は先のとがった長卵形から心臓形で、
全縁または3裂し、長い葉柄があって互生する。


 

夏から秋にかけて葉脈に1~2本の花茎をだし、
直径1,5センチほどの淡紫色から白色のロート状の花を
1~2個つける。

 

花柄にはいぼ状の突起が密生し陵がある。
現在では多く帰化している。

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キツリフネ(黄釣舟)

2019-09-14 05:21:50 | 野の花日記

キツリフネ(黄釣舟)
<ツリフネソウ科ツリフネソウ属>
山地の渓流沿いや湿地に生える。



草丈は40~80センチ。
葉質は薄く粉白緑色をしている。



花は3~4センチのほら貝形で花柄にぶら下がる。




花弁のような袋状の萼片の基部が距となるが、
ツリフネソウのように先が巻かない。

 

↑の画像だと巻きそうになっているが?

は、ツリフネソウ。

距が見えないの比較できないが次にツリフネソウに出会ったら、
お尻の先の巻きを観察してこようと思う。

 

 

 


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ヌスビトハギ(盗人萩)

2019-09-13 03:48:37 | 野の花日記

ヌスビトハギ(盗人萩)
<マメ科ヌスビトハギ属>
高さ90センチほどになる多年草。

葉は3出複葉で小葉は卵形。
葉のわきから花序をだし、
淡紅色の蝶形花をまばらにつける。

節花は2節ある。

和名は盗人萩(ぬすびとはぎ)で、

盗人の忍び足の足跡に似てることによる。

 

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アキノノゲシ(秋野罌粟)

2019-09-12 06:16:28 | 野の花日記

アキノノゲシ(秋野罌粟)
<キク科チシャ属>
山野に生える1~2年草。
茎は直立していて、1,5~2メートルほどになる。

 

葉は互生し、長楕円形で長さ10~25センチあり、
逆向きの羽状に分裂する。





葉質は柔らかく、基部はハルノノゲシと違い茎を抱く。
切ると白い乳液が出る。




淡黄色で約2センチの頭花は円錐花序につき、
上向きに咲く。
花の咲いた後、下の方にふくれ上部上部が狭くなる。

 

和名はハルノノゲシに似ているが秋に花をつける事による。
そう果は黒色で、長さ8ミリほどの白い冠毛がある。


 

 

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フジカンゾウ(藤甘草)

2019-09-11 05:22:53 | 野の花日記

フジカンゾウ(藤甘草)
<マメ科ヌスビトハギ属>
山野の林内にはえる多年草。
高さ50~150センチになる。



葉は互生し、2~3対の小葉を持った奇数羽状複葉で、
小葉は長卵形で長さ10センチほど。

 

葉の先端と葉のわきから長い総状花序をだし、
淡紅色で長さ8ミリほどの蝶形花を多数開く。



額は小さく5浅裂し毛がある。



果実は長さ10~13ミリ。
表面は単鈎毛があってよくものにくっつく。


果実は長さ3センチほど。
半月形でサングラスとか、ブラジャーとか例えられるひっつきむしになる。




和名は花が藤(フジ)に葉がカンゾウに似ていることによる。

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