IKEDA HIROYAのとりあえずブログ

日々の食事や美術展巡り、スポーツ観戦記などもつれづれなるままに書いています。

2010.08.23 リコー RING CUBE『銀座鉄道 親子みんなで楽しむ鉄道写真展』★2

2010年08月24日 23時10分45秒 | イベント・アートなど


銀座松屋『水木しげる米寿記念 ゲゲゲ展』のあとは銀座四丁目交差点の三愛ビルにあるリコー RING CUBEへ。

ここでは『銀座鉄道 親子みんなで楽しむ鉄道写真展』を開催していたのですが、それを見るというよりは、RING CUBEそのものを見たかったというところです。
ワタシはかなりの年月、東京に住んでいましたが、三愛ビルに入ったのは初めて。ほとんど女性向けのテナントしか入っていなかったので。なので、今回、RING CUBEに入るのは楽しみでした。

RING CUBE は三愛ビルの8・9階。入り口は9階で、エレベーターを下りたら1周回ったところで階段で8階に降り、またぐるっと回ってエレベーターで8階から下りるという一方通行の施設という感じ。
9階でエレベーターを降りるとたくさんのリコーのクラシックカメラが。二眼レフとかスプリングカメラ、ワタシが中学生の頃、標準レンズ付きで3万9,800円の低価格で爆発的人気を博したXR500ももちろん展示されていました。ただ、残念なのは、名称のプレートはあるものの、そのカメラがどういう特徴を持っていたのか、カメラ業界にどう影響を与えたのか、社会にどう受け入れられたのか、そういったことの説明が欲しかったところです。リコーはユニークなカメラをいくつも発売しているだけに、ちょっともったいない気がしました。
9階にはほかにワークショップスペースもあります。

8階はギャラリースペース。今回は『銀座鉄道 親子みんなで楽しむ鉄道写真展』でしたが、ワタシは鉄チャンではないので、さらっと流してしまいました。
ちなみに上の画像はこの展示の告知ポストカードですが、記念切符風でなかなかのアイデア。


こんな感じで、今回の美術展巡りは終了。予定より早く周り終えたので、さらに銀座のカメラ店の中古カメラを眺め、超おそい昼食を摂って、帰途に就きます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2010.08.23 銀座松屋『水木しげる米寿記念 ゲゲゲ展』★2

2010年08月24日 19時29分08秒 | イベント・アートなど


恵比寿の東京都写真美術館に入れず、新宿のカメラ店巡りをした後は、銀座松屋『水木しげる米寿記念 ゲゲゲ展』でございます。

NHK『ゲゲゲの女房』が大ヒットしているのと、その日が最終日ということで、混んでいることは予想していましたが、本当にメチャ混み!! ちょっと予想を超えていました。

展示されているのは主にマンガの生原稿だったのですが、列の後ろで少しチラ見してすっ飛ばしました。
最後に展示してあった水木しげる氏の古い写真は興味深かったですが。

会場を出てすぐ、お決まりのグッズ売り場。ここも混雑していましたが、家族のお土産に水木しげる氏のイラストと言葉が焼き込まれた『ほのぼの名言クッキー』(27枚入り/945円)を購入。ほかに自分の好みとしては塗りかべのパスケースやガマグチがあり、カメラケースに良さそうに思いましたが、ワタシのカメラは微妙に入らなかったので買うのをやめました。また、猫娘のイラストの手ぬぐいも良かったのですが、すでに売り切れ。そんなわけで、買ったのはクッキーのみ。


その後は銀座四丁目交差点の三愛ビルにあるリコーRING CUBE『銀座鉄道 親子みんなで楽しむ鉄道写真展』へ(つづく)。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2010.08.23 国立新美術館『マン・レイ展 知られざる創作の秘密』★4

2010年08月24日 14時26分32秒 | イベント・アートなど


続いて国立新美術館『マン・レイ展 知られざる創作の秘密』

雑誌『pen』で紹介されていたので、今回の上京ではぜひ見たいと思っていました。
Pen (ペン) 2010年 8/1号 [雑誌]

阪急コミュニケーションズ

このアイテムの詳細を見る


ニューヨーク時代(1890-1921)、パリ時代(1921-1940)、ロサンゼルス時代(1940-1951)、パリ時代(1951-1976)と年代順に展示されていました。絵画も結構展示されていました。

マン・レイは写真家として超有名ですが、ソラリゼーションやレイヨグラフ(フォトグラム)の技法で有名。ですが、モノクロムービーにまでその技法を作っていてビックリ! かなり前衛的で、刺激的に感じました。
現代ではコンピューター上で動画を合成したりエフェクトをかけたりできますが、フィルムに直接それら技法を使うのは一発勝負なので、かなりフィルムを無駄にしたのではと思いました。
今回の展示では、このフィルム上映を見られたのが一番の収穫かな。

ところで、『pen』で紹介されていた『思考に対する物質の優位性』は展示されておらず、『アングルのヴァイオリン』はオリジナルではなく着色されたもので、ちょっとというかかなり残念でした。

そんなところで、1時間ほどかけて観覧した後、次は恵比寿の東京都写真美術館に向かいました。

で、東京都写真美術館に到着して写真を撮り、いざ館内に入ろうとしたとき、「本日休館日」の立て札が。なんたるポカ!
上京時にはここが月曜日定休日だとチェックしていたのですが、どこでどう間違ったか、休館日を忘れてスケジュールを組んでしまいました(笑)。

『「おんな」-立ち止まらない女性たち-』
『私を見て! ヌードのポートレイト』
『オノデラユキ 写真の迷宮(ラビリンス)へ』
いずれも観たかったのですが、諦めざるを得ません。

慌ててiPhoneで他の美術展を検索。元々行く予定だった銀座松屋『水木しげる米寿記念 ゲゲゲ展』へ行くことに。
それを見てもまだ帰りの新幹線には十分時間が余りそうだったので、新宿マップカメラとヨドバシカメラのカメラ館に立ち寄りました(つづく)。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2010.08.23フジフイルムスクエア『“PHOTO IS” 10,000人の写真展2010』★2

2010年08月24日 13時12分33秒 | イベント・アートなど


東京都現代美術館『アリエッティ×種田陽平展』を見終わったら、次の目的は六本木の国立新美術館『マン・レイ展 知られざる創作の秘密』ではありますが、道すがらにあるフジフイルムスクエア『“PHOTO IS” 10,000人の写真展 2010』に立ち寄り。

集められた1万人分の写真を都道府県別、五十音順に展示。レベルが玉石混淆で、カメラ歴ウン十年の方が撮ったと思われる作品から、ごく普通のスナップまでごちゃ混ぜになっていて、それがまた面白い。ただ、あまり見る時間がなかったので、ざっと見るにとどめました。

なお、フジフイルムの化粧品でCMキャラクターを務めている中島みゆきサンと松田聖子サンがそれぞれ自分で撮影した作品も化粧品類を展示しているスペースに展示されていました。
松田聖子サンはスタジオで撮影した人物(誰かよくわかりません)の写真。綺麗ですがちょっと気取った感じ。
中島みゆきサンの写真はヤギの顔を広角レンズで大きく写した写真。気取っていなくてホノボノした感じ。ワタシとしては中島みゆきサンの作品の方が好きデス。
ただ、他の人たちの作品に混じっていたら、通り過ぎるかも(爆)。



あと、フジフイルムスクエアでは先日発表されたばかりの3Dコンパクトデジカメ『FINEPIX REAL 3D W3』が展示されてたので、実際に触らせてもらったり、係員に話を聞きました。
48,000円程度で3D写真/動画が撮影できるというのは、ちょっと食指が動きます。もちろん2Dでも撮れますし。


そんなところで、次の国立新美術館『マン・レイ展 知られざる創作の秘密』へ(つづく)。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2010.08.23 東京都現代美術館『アリエッティ×種田陽平展』★3

2010年08月24日 12時29分49秒 | イベント・アートなど


今日は東京の美術展をハシゴして夕方の新幹線で三重に帰るというスケジュールです。
ハシゴの内容はつぎのとおり。
● 東京都現代美術館『アリエッティ×種田陽平展』
● フジフイルムスクエア『“PHOTO IS” 10,000人の写真展 2010』
● 国立新美術館『マン・レイ展 知られざる創作の秘密』
● 東京都写真美術館『「おんな」-立ち止まらない女性たち-』
● 東京都写真美術館『私を見て! ヌードのポートレイト』
● 東京都写真美術館『オノデラユキ 写真の迷宮(ラビリンス)へ』

実際のところ、東京都写真美術館は月曜日定休のため、現地まで行って入場できず、きびすを返したのですが(笑)。

で、空いた時間は、
● 新宿マップカメラ1号館
● ヨドバシカメラ新宿カメラ館
(美術展ではありませんが、ワタシにとっては似たようなもの。笑)

● 銀座松屋『水木しげる米寿記念 ゲゲゲ展』
● リコー RING CUBE『銀座鉄道 親子みんなで楽しむ鉄道写真展』

以上を朝10時から夕方6時半の東京駅発新幹線に乗るまでにこなすという強行スケジュール。


で、混雑しない朝イチ(10時)の開館時間にまず、東京都現代美術館『アリエッティ×種田陽平展』からスタート。

東京都現代美術館のサイト:借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展  展覧会概要

東京都現代美術館を訪れたのは、これがたぶん2回目だと思うのですが、バブリーな時期に建てられたのか、かなり立派。ただ、どの地下鉄駅からも10~15分ほどかかり、アクセスは不便。ワタシは木場駅から歩いたのですが、着いたときには汗が噴き出していました(笑)。

この企画は小人アリエッティの世界を観客が小人になったという設定で見るというもの。簡単に言えば、映画『借りぐらしのアリエッティ』の家などを人間サイズにスケールアップして美術館内に再現しています。
なお、種田陽平氏は日本を代表する映画美術監督だそうで、『キル・ビル Vol.1』や『フラガール』『ヴィヨンの妻』などを手がけています。


この企画は日本テレビのテレビ番組で何度も紹介しているので、映画と連動してこの美術館の動員もつい先日10万人を超えたとのこと。来場者の立ち話を聞くと、入場券の購入に15分程度待つこともあるようで。
なので朝イチで来場者の少ないうちに見てしまおうという発想は正解で、入場券はすぐに購入できたし、中の展示もスムーズに見ることができた。これが土日の昼間だったらとんでもないことになっていたんでしょうなぁ。

アリエッティの世界を再現したのが同美術館の3階。アリエッティの部屋を外から覗き見るというスタイル。巨大な麦の穂やネジなどが精巧に作られていて、いったいいくらぐらいかかったのかと思ってしまいました(笑)。
ちなみにワタシがもっともリアリティを感じたのは通路の上の方に設置されていた50cmほどのゴキブリ(笑)。電動で脚とお腹がリアルに動くのですが、ちょっと目につきにくいところにあったので、来場者のどれぐらいが気がついたかはわかりませんが。
もっとも、気がつかなかった方が幸せだったかな?(笑)。
人間の部屋を再現しているところでは、巨大な靴と椅子が作られていましたが、椅子は正確なかたちではなく、手前の脚は大きく、後ろの脚は小さく、座面は台形に作ってあり、遠近感を強調していました。

アリエッティの世界を見た後は1階に下がって、種田陽平の世界を紹介。こちらは映画セットを作るまでのビデオが流れていたり、セットのスケッチ画や実際のセットの写真などを展示。
実際のセットは展示されているわけではないので、子供たちはあまり面白そうではなかった感じ。アリエッティの原画のあたりは興味深そうでしたが。
ただ、中学生とか高校生、あるいは大学生のなかにはこの展示を見て、映画美術監督を目指す人が出るかもしれません。仕事は大変そうですが、刺激的ではあります。また、映画として自分の仕事が残るし。

最後はグッズ売り場。ここで混雑。アリエッティのグッズやジブリグッズなどが売られていました。
テレビで紹介されていた巨大サイズの鉛筆(たしか4~5万円)は残念ながら売り切れていたようで、見ることができませんでした。巨大定規やマッチは見ることができましたが。


こんなところで東京都現代美術館を出て、次は国立新美術館『マン・レイ展 知られざる創作の秘密』を目指し、途中にあるフジフイルムスクエア『“PHOTO IS” 10,000人の写真展 2010』に立ち寄ります(次のエントリーに続く)。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする