映画『借りぐらしのアリエッティ』を観てきました。
スタジオジブリの作品は割合たくさん観ているのですが、この映画はそれほど観たいとは思っていませんでした。でも観るつもりになったのは、これを観たいと思ったから。
東京都現代美術館:借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展
この展示は小人のアリエッティの視線でディスプレイをしているので、巨大な椅子やテーブルなどを見上げる趣向のようです。ネコの目線で人間の生活が見れるかと思っています。場所は東京なのですが、近々行く予定があるので、ついでに観てこようと思い、映画はそのための予習。
で、映画の方ですが、正直なところ期待はずれ。“ジブリ映画” というものに期待が大きかったというところもありますが、かなり小さな世界のほんのちょっとしたところ。『風の谷のナウシカ』や『もののけ姫』のような壮大な作品とは全く違います。切り取る世界が小さいからといって、内容が小さいかどうかは、また別モノかとは思いますが、この作品はイマイチ。
小人は人間に隠れて、人間に気付かれずに生活しているのに、言葉は日本語を使っており、ひらがなも小人は読めていて、そのあたりはどうなのよ! てな感じでした。
終わり方はまぁまぁスッキリしていて後味は悪くなかったですが。