東京へ出てきて、午後の空いた時間は美術観賞。TVで紹介されていた
三菱一号館美術館『三菱が夢見た美術館』展でございます。
日テレ系朝のバラエティ番組『PON!』の毎週火曜日の美術展紹介は、いつもTVに録画してチェックしているのですが、この展覧会を紹介していたのが、見に行くきっかけ。
美術館自体ができて間もないと思いますが、当然、ワタシが訪れるのも初めて。
東京駅前の丸の内に行くのは久しぶり。ワタシが大学生のころは大手町のとあるビルの社員食堂で皿洗いやそばゆでのアルバイトをしていましたが、はるか昔のことでございます。
三菱一号館美術館は有楽町に近く、建物の裏は緑の多い休憩所のようなスペースもあります。しかもドライミストが常時噴霧されていて、気温を下げています。
また、三菱一号館美術館自体がクラシックな建築様式なので、その一体の空間はなかなかイイ感じです。
さて、美術展ですが、『稲葉天目』という曜変天目茶碗は世界で5つだか3つだかしかないものだそうで、「国宝」。茶碗の内側の曜変模様は面白いですが、これがなかなか再現できないとのこと。
ワタシが一番インパクトを感じたのは橋本雅邦の『龍虎図屏風』。六曲一双の屏風絵ですが、龍の描写が素晴らしい。自分の寝室にこれが立てかけてあったら怖くて眠れないと思うほど。お寺の大広間あたりに置いてちょうどいい感じの屏風絵でした。
公式サイトのページ:
静嘉堂と東洋文庫のコレクション岩崎家と文化展覧会紹介
もうひとつすごいと思ったのは●●●●(パンフを宅配便で送ってしまったのでワカリマセン)の蒔絵箱。何かの言葉(ワタシには読めない達筆な文字なので、笑)を螺鈿で象嵌しているのですが、かなり精巧で驚嘆に値するものでした。
あと、『徒然草』や『解体新書』といった古い本もたくさんあり、「国宝」「重要文化財」というのが何点もありましたが、本や書の方面はワタシ的にはあまり面白くありませんでした。
変わったところでは日本郵船やキリンビールの初期のポスターも展示されていました。
そんなところで、ボチボチ楽しませていただきました。
その後は徒歩で銀座におもむき、キヤノンデジタルハウス銀座で新製品『EOS 60D』を、さらに銀座ソニービルでこれまた新製品の『α55』を触りました。
それらの模様はコチラ。
キヤノン デジタルハウス銀座で『EOS 60D』に触ってきました!
銀座ソニービルで『α55』に触ってきました!