NO49(ゲーテ)
「いつかは目標に通じる歩みを一歩一歩運んでいくのでは足りない。その一歩一歩が目標なのだし、一歩そのものが価値あるものでなければならない。」
1週間前に宿題に出しておいた「心を強くする話」の感想文が出そろいました。どの感想文もバレーボールの練習に対する姿勢を一新する思いがしたためられており、私も感激しているところです。
そして現実に練習に対する姿勢が見違えるように変わりました。これほど変わった姿を見るチャンスは人生の中でそれほど多くはないだろうと思えるほど変わりました。
技術は目に見えるスピードでは変わっていきませんから忍耐が必要です。しかし、「心」はより良い話にふれさせることで、一瞬で変わることができます。マイナスに向いていたベクトルを「0」を基点にプラスの方向に転じさせる。そんな働きかけがこれからもできるように努力しようと思います。
この辰巳っ子たちの変革が本物ならば、これから4ヶ月後の秋の予選には超現実的な希望の光が差してくることでしょう。