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最近は首都圏と、出張先の中京圏での鉄活動が続いた私ですが、先週某日、久しぶりにまる一日休みがとれましたので、その間にある静岡県内にぶらりと出かけて来ました。特に今回のお目当ては、約2年ぶりに訪れる岳南鉄道と、そのついでにJRになって以来一度も撮っていない身延線です。要するに、富士市内の狭い範囲でのんびりガサゴソと撮り鉄を楽しんだというわけで……(^^)。
※165系アルプスさんや銀河52号さんの頂き物画像に合わせて、この富士訪問よりも後で出張鉄した名古屋周辺の画像を先にアップした次第です (^^;)。
富士といえばまず岳南鉄道を思い出すか、それとも身延線を思い出すか、はたまた吉原や富士の貨物シーンを思い出すかで、その人の鉄趣味における傾向がパッと分かれるように思うのですが、元はといえば身延線も国鉄に買収されるまでは私鉄だった……というわけで、今でも何となくローカル私鉄らしい雰囲気の運行形態をとどめているように思います。その象徴とも言えるのが、クモハ123によって運行される身延線の単行ワンマン電車ではないでしょうか (^^)。
1981~83年頃の身延線・飯田線新性能化によって投入されたクモユニ143が、国鉄末期の郵便・手小荷物輸送廃止によって新製後わずか数年で職にあぶれてしまったところ、富士~西富士宮間や鰍沢口~甲府間の増発用として旅客電車に改造されたのが身延線123系の由来 (確か) ですが、他に123系がまとまって走っている路線である宇部・小野田線も買収国電だったことを考えますと、地方私鉄っぽい雰囲気を残した路線にこういう一種国鉄・JR的ではない珍車が実にうまくマッチするな~と思います (^^;)。買収国電も国鉄ではなかなか規格に合わず除け者扱いされて早々に廃車になる不遇な電車が多かったですし、買収国電路線と珍車の組み合わせというのは単純にJR趣味という枠組みにはおさまりきらないものを感じるわけで、そこが私のような私鉄メイン派にとっても興味深いところです。
でも、考えてみたら結局まだ一度も撮っていなかったわけで、最近はみすみす油断していると消えてしまう車両が本当に多いですから、そこで岳南訪問のついでにはっきりと時間を割いて記録してみた次第です (^^)。いや~この切り妻フェイス、まさに荷物電車を思い出します (^o^)。