今から約1年前、韓国が極めて近視眼的な対中傾斜をしたところでロクなことがなく、ただ北朝鮮がニヤニヤと笑っているのみではないか……という下世話なメッセージとともに、「統一朝鮮ソウル首都圏電鉄の美しい未来」という史上最灰汁のケツ作ウソ電画像を投稿したものですが、果たせるかなその後、北朝鮮はすっかり安心しきってミサイル発射やら核実験やらを繰り返す大花火祭りモードになりましたし、完全に狼狽しきった韓国が米国(そして日本)との防衛協力再強化という方向に向かえば、中国様からどやしつけられまくるという惨状……。しかもそのウリナラは、保守派と親北左派とのとめどなき抗争の中で、ついに大統領ニムのリーダーシップまでもが「お友達に機密垂れ流し事件」によって瓦解しつつあるという……。つい先日、取引先の韓国人が「この国家的危機にいてもたってもいられないので、何とか航空券をゲットして近日開催の大規模デモに参加するつもりだ」と宣うのを聞いて、何というスイッチの入りようか……と驚いたものですが、他にも韓進破産や三星爆発などもあってか、さすが儒教的天人相関論に昔から染まってきたお国柄だけに、天地が崩れるかのような心理的衝撃が蔓延しつつあるのかも知れません。勿論、今や日本と韓国は互いに独立国であり、互いの自主を尊重するべきなのでありますから、日本は黙って見ているだけなのですが。w
そんなことをつらつらと思いつつ、「そういえばもう数年以上韓国には行っていないな……。抵抗制御1000系もほとんど消滅に近いだろうしなぁ……」ということを思い出し、拙ブログの韓国過去記事を眺めて「今よりは全然ホームドアも設置されておらず楽しかった頃」を振り返っていたところ、重大な問題を発見してしまいました。何と……KORAIL5000系の画像を全くアップしていない!! (爆汗)
そこで、全く以て何を今さらな話ではありますが、今から9年前、ソウルに1週間以上長居した際に撮りまくった画像を掘り起こしてみました。この5000系は、今や大改番により311000系と改称されてしまいましたが、1990~2000年代のKORAIL (韓国鉄道公社) を代表する一大陣営を築き上げた車両であり、直流の地下鉄1号線と交流のKORAILを直通するための交直流電車として1000両近くが新造されています (純粋な直流バージョンの車両として、安山・果川・盆唐・水仁線用の2000系=341000/351000系があり)。このうち前期の車両は、JR205系に似た雰囲気のボディとなっており、後期の車両はトングリ又は新トングリと呼ばれる流線型顔となっていますが、個人的には勿論前期型の方が良いことは言うまでもありません (笑)。
しかし……中期・後期抵抗1000系がまだまだ多数走っていた数年前、5000系前期車はやって来てもハズレ扱いであり、乗れば「また5000系かよ……うぜぇ~」とぼやいておりましたし、撮れば練習電としてピント・露出確認後速攻で消していたものでした (滝汗)。実は考えてもみれば、武蔵野線205系の韓国バージョンのような存在ですので、前期型は消去する必要などどこにも無かったはずですが……当時記録メディアの容量がまだまだ少なかったことから、他の車両を撮ろうとするとどうしても5000系画像は要らないカット扱いだったという次第……。
というわけで、最近再び外付けHD内を漁って過去画像を引っ張り出したところ、非常にメジャーな車両なのにまともな画像はこれだけ……(^^;)。ま、廃車年限25年ルールからして、事故に遭遇しない限りあと5年は廃車とならないはずですので、もし縁あってまた訪韓する機会があるとすれば、ホームドアがない田舎ゾーンの駅(水原から南)にて、客車セマウル (風前の灯火) やムグンファともども改めて撮ってみたいものですが、この車両のために訪韓したいという欲求が湧くわけでもなく、はたまた出張がかりに入るとしても撮り鉄をする時間的余裕があるとは限らず、また改めて撮る機会は全くないのかも知れません。