先日の関鉄水海道車両基地公開イベントにおいては、何とも太っ腹なことに水海道駅~関鉄車両基地~TX車両基地を結ぶ無料送迎バスが運行され、どの便も (下手をすると寿司詰めに近い) 大入り満員となっていましたが、来訪と帰宅のピークの時間に合わせ、水海道駅と車両基地のあいだに無料送迎列車が運行されました。秩父鉄道イベントでこの手の車両基地発着列車が運行される際には、広瀬川原を独立した駅に見立てて運賃を収受していますが、関東鉄道で無料化が可能であるのは、折返し可能な水海道駅がすぐそばにあるためなのかも知れません (数駅走るなら運賃を取らなければ話にならないでしょうから)。また、車両基地との渡り線はあくまで信号所であって駅ではなく、もっぱら出入庫の回送列車に便宜的に客を乗せるという扱いなのかも知れません。
そんな関鉄の送迎列車、「キハ310で運行する」と予告されていましたので、もしかして313+314の関鉄旧塗装ツートン編成で走るのかも知れないと睨んでいたところ、案の定、水海道に向かう列車の車内から、この編成が展示車両と離れた位置に停車しており、そのうち回送列車として発車しそうな雰囲気でありました。というわけで、水海道到着後すぐに車両基地に向かうのは止めにしまして、この編成が車両基地と水海道駅のあいだを1往復し終えるまでしばし線路脇に待機することにしました。
そこで、定期列車を三々五々撮りながら待つことしばし……ついに水海道駅への送り込み列車が現れ、後追い撮影をしながら (1枚目) 久しぶりに眺める関鉄ツートン塗装に惚れ惚れ……。そしていよいよ本番 (2枚目)……ゆっくりと水海道駅1番線から出発し、ポイントを渡って上り本線で加速するところを激写! そういえば、最近は国内での鉄ヲタ活動を余りやって来なかったため、キハ310が復活旧塗装になってから撮影するのは初めてだったりするのですが (滝汗)、今回の撮影がバッチリ決まって良かったなぁ……と思います♪
もっとも、気になる点として……正面のオデコ部分が塗装崩落一歩手前のベコベコぶりという気がします (-_-)。また改めて美しい旧塗装を身に纏うことを期待しますし、別の編成に常総筑波鉄道青白ツートンが塗られれば超嬉しいのですが (キハ102が車両基地の東南端で朽ちるに任せる状態だけに……)。