地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

登場から四半世紀を過ぎたキハ111・112

2017-05-18 00:00:00 | JR発足後の車両


 去る黄金週間に信州の中山道を徒歩で旅し、たまに出会う鉄道車両やバスをパチパチ撮ったことで、そういえば「信濃の国」(長野県歌) ってどういう歌だっけ……と思いググってみたところ、勿論すぐにYou Tubeの動画が出て来るわけですが、とりわけ「アイドルマスター版信濃の国」が余りにも良く出来ていて脳裏から離れません……(笑)。
 それはさておき、中山道を歩いていると岩村田駅の南で小海線の踏切を渡りますので、折角の機会につき少々待って撮ってみたのですが、こういうときにイキナリ小海線名物・復活国鉄色に当たる確率は低いに決まっていますね……。ごくフツーのキハ111・112でしたので、内心「何事もうまく行くわけではないな」と思ったのでした (^^;)。
 


 そしてそもそも個人的には、こののっぺりし過ぎたカタチと、どうもイマイチなカラーリングが相俟って、キハ100・110系列は余り好きな車両ではなかったりします。気がついてみれば、当ブログでご紹介した機会も極めて少ないという……。今回の旅で撮ったのは1カットのみにつき、過去撮影した標準塗装車の画像はないのかということでHDを漁ったものの、標準塗装車を過去まともに撮影したのは、震災数ヶ月後に三陸を旅した際の宮古駅でのカットしかないことが発覚しました (滝汗)。このことは即ち、自宅からそう遠くない八高線ですら全然撮っていないことを意味しておりまして、去る3月にたまたまキハ38塗装車を一発で撮影出来てしまったのは本当に偶然です。 
 そんなキハ100・110系列も、何といつの間にか登場から四半世紀を過ぎているとのことで、全然古さを感じないだけに (と申しますか、登場したときから新しさや古さを超越したデザインに見えただけに)、全く以て意外な気分です。有り体に申しまして、キハ100・110よりもキハE120・E130やEV-E301の方がデザイン的に面白みがあると思っておりますので、既に古株に入りつつある (?) この車両が今後減り始めてもわざわざ撮りに行くかどうか、内心疑問符がありますが、それでは逆に余りにも撮らなさすぎという気もしますので、撮る機会があれば忘れずに記録しようと思っているところです。