地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

211系時代が定着した中央東線普通列車

2017-05-23 00:00:00 | 国鉄型車両


 既に115系が消えた長野に続き (除・しな鉄)、新前橋や新潟でも115系がいよいよ減っている今日この頃。もっとも長野と新前橋の場合は、211系も直流モーターで、走行音に限って言えば辛うじて昭和なノリを引き続き楽しむことが出来ますので、取りあえず良しとしなければならないのでしょう。
 そんな長野の211系、すっかり立川・高尾以西の足としても定着した感がありますが、個人的には湘南色よりも長野色の方が遥かに似合っているようにも思われます。というわけで、近々出るKATOの長野色6連も予約してしまいました (笑)。



 もっとも、3連・6連ともに、セミクロス車とロングシート車が完全に混在し、運用も分けられていないようですので、どちらに当たるかは完全にギャンブルの領域となっているのはトホホな話です。先日、高尾6時14分発の松本行きで久しぶりに乗車時間長めの鈍行旅をしまして、遠路下諏訪まで乗ったのですが (朝イチのスーパーあずさ利用の場合よりも26分早着)、見事に超ハズレのロングシートを引いてしまいましたとさ……。まぁ、中央東線は他の路線と比べて空いている区間・時間がより多いように思われ、そういう場合はロングシートでも十分快適ですので、まぁいいか……という感じですが、出来ればボックスシートに座って雄大な風景を眺めたいというのが人情というものでしょう。
 ちなみに、長期政権となった115系の時代の前には、70系と73系、そして旧客が様々に入り乱れていた時代がありましたし、急行列車にも115系の遜色「かいじ」なんてのもあったことを考えますと、国鉄の昔から、中~長距離の普通列車にロングシート車が入ることについては余り節操がなかったのかも知れません。JRCにも、ほとんどロングの211や313で、たまにボックスシートの313-3000が来るという静岡支社がありますし……。
 (画像は、中山道の峠越えの道をを無事下諏訪まで歩き、18:55発のスーパーあずさで帰る際、交換待ちの3連を撮ったものです。ブルーモーメントの空と車体の帯色がミョーにマッチしており、長野色211はロングシート車であっても撮る分には良いなぁ……と ^^;)