今年の小田急は去る3月の複々線化改正に伴うダイヤ大改正、そしてこの秋のLSE7000形完全引退に伴うヲタ殺到祭りなど、平成の暮れというタイミングで大きなイベントが目白押しでしたが、個人的に秘かに注目しているのは、小田急における方向幕の終焉がひたひたと迫っているという事実です。もっとも、1000形のリニューアルは自社系列会社によるちまちまとしたペースで進んでいるわけで、まだ多くの1000形が幕装備で来ますが、そうである間が華ですし、何と言ってもGSE登場・LSE引退 (あるいはメトロ6000小田急線内運用終了) に伴うヲタ地獄が当面去って、沿線の撮り鉄環境は平和を取り戻していると思いますので、今のうちに僅かな空き時間を割きつつ撮り貯めたいと思うものです。
しかし、かなりハードルが高い (?) のは、箱根登山線内におけるノーマル青帯車の撮影でしょうか。赤編成の代走により結構入っているようにも見受けられますが、そこで登山線内+青帯を撮ろうと気合いを入れて訪れてみるとハズレくじを引くこともありますから注意が必要でしょう。勿論、こんな感じで良好なライティングで撮影出来れば超御の字で、その日はメシが美味いというものです。
それにしても1000形といえば……昨日の朝、大和〜桜ヶ丘間で1756編成が人身事故の当該になってしまったとは、何てこった……。
まぁ、江ノ島賎民の私も巻き込まれたといえば巻き込まれましたが、ニュースを聞いて早めに出発して大和まで歩き、相鉄利用で都内に出て、遅刻するわけには行かない会議に間に合ったのは良かったです。それでも、予約していたモーニングウェイ60号が運休になってしまったのは痛かった……。折角窓側D席を予約していたというのに (-_-;)。
だいたいあの近辺は、私自身が長年来の江ノ島賎民だからよく知っているのですが (汗)、中途半端に交通の便が良く、戦後は米軍厚木基地の城下町でもあったばっかりに、中途半端に○乏人とヤ○○と在○が多くてガラの悪いエリアだったりします。今回も、自○というよりも、ベロンベロンに酔っ払った女がフラフラと線路内に入ってしまったということではないですか……。いやそれに加えて、この近辺は踏切毎に暗くなるとブルーランプが灯るところでもあります。
というわけで、この手の人身事故が起こる確率は他の区間と比べても高く、こんなことを繰り返さないようにするためにも(また、厚木街道や中原街道の踏切が常に渋滞の原因になっているのをどうにかするためにも)、大和〜桜ヶ丘界隈は完全に立体交差化すべきで、江ノ島線各駅にはなるべく速やかにホームドアを設置するべきだとつらつら思った次第です。また今回指令が、当該列車に乗り合わせて巻き込まれた客を3時間も缶詰にしたという非人道的な判断をしたことに鑑みれば、今後は通勤車両でも3〜4両に1両はトイレを設置すべきでしょう。