去る16日のJR・民鉄ダイヤ改正においては、いろいろな路線で地味~に変化がありますが、個人的に「おや?」と思ったのが、神奈臨千鳥線の昼便である203~204レの大幅な時刻繰り上げです。西群線での順光度合いがグッと良くなったわけですが、問題は、わざわざこの一往復を狙って極限的な港湾地帯を訪れたところで、複雑な入換えをやってくれるとは限らず、往路は単機、復路はコキ連れという場合、単に川崎貨物側に罐を連結させるだけでさっさと帰ってしまう可能性が大きいことです。そもそも、高めなフェンスが建てられて以来、小型脚立がなければ非常に撮りにくいですし、すっかり昔とは様変わりしてしまったことは否めません。
それでも、運が良ければ有り得る複雑な入換を求めて、たまに千鳥町をフラフラと訪れてしまう……(笑)。そういう願望からすれば、去る1月末の川崎大師参詣ついで撮影では、小島新田でコキを見かけず、西群線にコキを見かけたということで、往路単機・複雑入換なし・復路コキありという「不幸中の幸いコース」と呼ぶべきものでした。まぁ、ウヤであるよりは良い……。
そこで、単機がコキと連結した後すぐに戻って来ることを前提に、往復とも大踏切にて待ち構えていたわけですが、あれれ……何時まで経っても西群線から戻って来ない。相当待たされた挙げ句、ようやく踏切が鳴ってこのシーンを激写したのでした。うむむ……なかなか発車しなかったのは何故? 従来から神奈臨の浮島町・千鳥町からの帰路便は、用が済んだら時刻表とは一切関係なしに早々と戻るのを寒冷としていましたが、最近は完全に時刻表通りに走るようになったのでしょうか? それとも、西群線で何か変わったことをしていたとしたら……何となく後悔。まぁそれもまた臨海系貨物撮影あるあるということでしょう (苦笑)。