東日本大震災からの復興のために仙台臨海鉄道の助っ人としてやって来た罐としてはもう一台、秋田臨海鉄道のDE65 2が存在しています。この罐、元はといえば新潟臨海鉄道がDE11と同等の機関車として新造したものですが、周知の通り新潟臨海鉄道の廃止に伴い、秋田に移籍していました。そして震災に伴い罐を失った仙台臨海鉄道を救済するため、8年の有期契約で貸し出されているところです。その期限がこの秋に迫っていますので、今後の去就が注目されるところです。
というわけで、仙台臨海色の罐が活躍する中にあって、貸出機であるDE65 2は、秋田臨海そのままの国鉄色(新潟時代は黄帯だったところ、秋田移籍で白帯に) で稼働しています。旋回窓つきのゴツい出で立ちのDE11タイプの罐が、緑タキのある風景の中を走り回るのはここだけ (多分) ですが、私が訪れたときには仙台西港に出入りするコキを牽引する運用に入っていました。まぁこれはこれで、国鉄色のDE10・DE11が相当減った中にあって、なかなか貴重な光景で楽しめました♪
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます