首都圏、いや日本最大の車扱貨物の一大基地となった根岸では、製油所側からJRF側にタキを引っ張り出してくる役目を主に若草色罐NDD56が担っているわけですが、数十年来不変の青くキュートなスタイルを誇るD50 (504号機) も相変わらず頑張っています。少なくとも、私が物心ついて、根岸の親戚の家を訪れる度に食い入るように入換を眺めていた頃もD50が活躍していたものですので、御年40ン年以上か……。日本国内の数多のスイッチャーの中でも格段に重量級でハードな入換を任されている罐として、この車齢は破格のものだろうと思います。とはいえさすがにNDD56が主力ということで、D504はNDD56が検査をしているときしか動かないようです。したがって、D504が動くシーンを撮るのは、ちょっとしたギャンブル。EOS 7D MⅡの試し撮りとギャンブル大当たりが重なるというのは、何とも気分爽快な話であります♪
現在、かつての僚機のうちD502が影森に移っているわけですが、こちらは石灰石の粉塵まみれであることに鑑み (まだ撮ってない……と申しますか、あそこはD502を撮影出来る位置まで近寄って良いのかどうか、イマイチ判断がつきかねます)、いつまでもD504が美しい姿を保って活躍するのを、昔を知るヲッサンとして祈るばかりです。
それにしても、早いもので発売から約1ヶ月となりましたキヤノンEOS 7D MarkⅡ、巷のカメヲタ界の反応は、いつものキヤノ坊vsニコ爺の骨肉の論争も巻き起こしつつ (?) 絶大なものがあるようですね……♪ 私も使ってみて、これはまさにキヤノンが本気を出し切った記念碑的一品であると思っております。この成果の上にEOS 5D MarkⅣが出れば、多分一般用フルサイズ機としては最強の一品となるであろうと期待するばかりです (5DはⅡを持っていますがⅢは持っていないため、いずれⅣが出れば発表即予約の予定)。とりわけ、今回のお試し貨物撮りで痛感したのは、ISO500以上1000あたりまでならノイズが格段に気にならず、画像の鮮やかさも低感度並みにキープされるようになったこと♪ 初代7Dでは、ISO500以上は明らかにザラザラ、鮮度落ち画像でしたので、暗い天気・時間帯はまず5Dにお任せ、7D並みの高速連写は諦めて一発勝負に賭けるという背水の陣を強いられていました。しかしこれなら、多少天気が悪そうな日に撮り鉄をするのも安心して持ち出せそうです。
強いて一つだけ文句を記すとすれば、背面のコントロールパネルが緑っぽい……(鬱)。もちろん、帰宅後PCに画像を取り込んで再生すれば、もっとリアルな色彩ですし、レタッチすればどうにでもなりますが……。
とまぁこんな感じでEOS 7D MarkⅡのファースト・インプレッションを記してみましたが、とにかく亀のような連載のため、何をいまさら感が……(^^;)。しかもその後、実戦にも投入して超絶連写に悶絶・圧倒されまくっていますので、その模様は改めて~。
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