地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

新潟過渡期鉄2017 (1) E129系

2017-09-16 08:07:00 | JR発足後の車両


 一昨日トミーテック大本営より、鉄コレ第26弾をはじめとする今後の新製品計画が発表されましたが、第26弾は「ローカルステンレス電車」がテーマだとぉぉぉ~?? 旧型車では食いつき=売れ行きが悪い場合も少なくないことから (例えば14弾……運輸省規格型好きとして不人気ぶりは返す返すも残念!)、今後は新しめな車両の鉄コレ化の比重を高めて行くという布石なのでしょうか。とはいえ、既に部分的にネタバラシされた701系にせよ121系にせよ、登場から約20年を経ており、実は意外と「古株」ですらあるのですが……(もうそんな時代になってしまったのかぁっ!)。
 すると今後しばらくは、残る3車種6両が一体何なのかをめぐる様々な推測がネット上にあふれることになるのでしょうが、う~む、2連で収まるステンレス電車も既に結構あるため、予想はなかなか難しいですね……。個人的には烏山線のEV-E301系も混ぜてくると面白いと思いますし、新潟地区で急増を続けるE129系もいち早い製品化で関心を惹くことでしょう。とはいえ、JREは既に701系が当確ですので、この2形式は少々ビミョーかも知れないですね。JR他社でしたら、東海の211系6000番台が入選すると人気が高まりそうです。西は……125系を出してマイクロのお株を奪うとか? 九州のステンレス車は要らないです、はい (キリッ)。そして私鉄としては是非、秩父ナナハチと富山地鉄17480 (東急8090ファミリー) のいずれかを混ぜて頂きたいところです。



 というわけで、妄想をし始めましたら止まりませんので本題に……。去る8月下旬、当ブログでは新潟トランシスで落成直後の八戸線用キハE130の画像を掲載しましたが、そもそもの新潟訪問の目的は、夏休みの甥っ子を連れての115系&キハ40系列狙い・18きっぷ日帰り旅 (往路は夜行バス) だったのでありました。ところが何と!E129系のあっという間の激増ぶりにはビックリ仰天……。 
 もっとも、E129系そのものは、決してキライではありません。平面気味な顔はどことなく憎めない表情をしていますし、内装もE233・235と同様、それなりにまともな仕上がりとなっているように思われます (E231までが手抜き過ぎではないかと……)。走りが良いのは言わずもがな。総じて、折角の115系もこのような車両によって置き換えられるのであれば仕方がない、諦めもつくか……という気にさせられたものです。もちろん、仮に313系や225系と並べると、大幅にショボく見えるのは否めない事実ですが……。 
 それはさておき、いろいろネットを検索してみたところ、今年春の段階では新潟の朝ラッシュはそれなりに115系によって担われていたようですが、新津工場の生産能力はなかなかに侮れず……去る8月下旬の時点では新潟駅に朝8時台に到着する6連はことごとくE129に置き換えられていました。
 ……何ともビミョーですね。
 ちなみに、E129系ではボックスシートの比重が下がっていますが (115系1000番台と比較して半減)、地元客のボックスシート志向は非常に強いようで、発車待ちしている間にはボックスから先に埋まって行きます。ご愁傷様、といったところでしょうか。しかしまぁ、211系化された中央東線の場合、ロングが来るか、セミクロスが来るかのガラポンくじ状態となってしまった以上 (しかも個人的にはロング編成に当たってばかり……-_-;;)、必ずボックスシートがあるE129系はうらやましくも思えます。

 あと余談……かつての「ムーンライトえちご」のスジを使った新潟発村上行快速 (既にE129系化) は、新宿・池袋からの夜行高速バスの定刻では間に合わないことになっていますが、この路線の場合、道路が渋滞していなければバスはどんどん先へ行ってしまうようで、私が今回乗った際には途中休憩を挟みながら4時30分に新潟駅前に到着しました。最初からこれを定時としてくれれば、羽越線方面への乗り継ぎプランも立てやすくなるというものですが……。

 ※おことわり……今回の画像は手ブレ補正レンズ使用の手持ち高感度撮影であり、三脚は使用しておりません。

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