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一昨年にはじめてヤンゴンを訪れて以来、毎年この時期になると北品川駅が最寄りのミャンマー大使館に出向いてビザを取得するのがならわしとなってしまっておりますが、今年は (と申しますか当面のあいだ) 大使館の全面建て替え工事に伴い、相当勝手が異なります。まず門からして異なり、さらに門の目の前にあるプレハブの建物に入りますと、そこが領事部 (多分) のビザ受付オフィスとなっています。そして、ビザ申請が午前中、受領は15時30分からの1時間のみとなり、受領は相当時間に制約されまくりだな……と思うのですが (滝汗)、少なくとも申請と受領の窓口が完全に分かれたのは、混乱を避けスムーズに発給事務が進むメリットがあると言えましょう。前の建物は、如何にも1950~60年代風の雰囲気が何とも味わい深かったものですが、金回りが良くなれば一気に建て替えということなのでしょう。新大使館がどのような偉容となるのか期待したいところです。ビザ代を貴重な外貨収入とする趨勢が今後も続くと思われる中、ビザ免除になるとは余り思えず、引き続き大使館にて取得しなければならないでしょうから (汗)。
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というわけで、昨年3月に撮影した画像をダラダラとアップするのも、そろそろ終盤戦と参りましょう。ヤンゴン環状線の客車列車のうち、オレンジのDF1200とダークグリーン水色ツートン客車の組み合わせです。一昨年に初めて訪問した際には、そもそも客車列車は全車ボロボロの老兵揃いであり、特別車の存在も全く想像出来なかったことから、この手のカラーリングの編成は極めてありふれたものだったのを思い出します。しかし昨年訪問時には、全編成に特別車が連結されるようになり、しかも特別車の多くはボックスシートの茶色ベージュツートン客車であったり、あるいは腰回りへのラッピングが増え始めたことから、このように5両の客車が完全に同じ色で揃うという事例は非常に少なくなった……という印象です。もちろんこの場合、特別車はロングシートの新造車であり、特別車に乗ろうとするときにこれに当たると超ハズレ気分がこみ上げるわけですが (苦笑)、いっぽう撮影する分には希少価値が増した分だけテンションが上がるというものです (もちろん、混色編成も趣味的にサイコーではありますが……。どっちやねん ^^;)。
さて、ビザも正式に取得したこともあり、3回目の遠征に向けた気分が少しずつ盛り上がり始めたところですが (しかし実際には遠征直前まで激務をこなさなければイカンのだよなぁ~。ま、その激務の疲れを癒し、スギ花粉ピークから逃れるために海外鉄遠征するわけですが)、果たしてこういう「伝統的」な編成は、どれぐらい残っているのだろうか……。4運用に増えた環状線日本中古DCにワクワクする一方、如何にも東南アジアらしいノリの列車の今後にも注目せずにはいられません。
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