地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

美濃路歩き鉄 (5) 名鉄1200系新色

2017-10-23 12:00:00 | 都市民鉄 (中京圏)


 美濃太田から中山道を歩き出すと、しばらくの間は木曽川に沿って進み、やがて険しい山肌が迫る日本ラインが現れます。なかなか見事な景観ですが、何故ここの川下りは無くなってしまったのでしょうか。一応最新版のJTB時刻表 (私はJTB派) の名古屋近郊地図を見てみますと、川下りルートは今でも太田橋から犬山橋まで存在することになっていますが、本文中に記載は一切ありません。
 そんな中、やがてJR高山線と並行するようになった中山道は、各務原市と坂祝町の境で西に折れ、線路と木曽川から離れて「うとう峠」を越えます。そしてついに、遠く鈴鹿山脈を望むようになってユルユルと下って行くと鵜沼宿に到着しますが、ここまで来た以上は自ずと足が新鵜沼駅・犬山橋界隈に向かってしまいます (笑)。しばらくの間、久しぶりの名鉄各種車両激写タイムです♪



 すると、御嵩界隈のような末端ワンマン区間とは異なり、新鵜沼止まりの犬山線列車と、犬山止まりの各務原線列車が交錯するところですので、次から次へと列車入れ食い状態!! 新鵜沼駅東の踏切から犬山橋の西詰のあいだの狭い範囲をちょこまかと動き回りながら、お気に入りの車両が来るごとにコーフンの連続でした (笑)。
 そのなかでもひときわテンションが上がったのが、1000系特別車2両と1200系一般車4両を組み合わせた6連のリニューアル新塗装バージョンです! この新塗装編成、正面から「パノラマSuper」という表記が消え、編成の総称も1200系となっていますが、それにしても新塗装がなかなか似合っていて宜しい♪ 下手をすると京急のパクリのようにも見えますが (^^;)、赤は名鉄スカーレットを保ち、白部分が広く、アクセントとしての銀色がグレードの高さをそこはかとなく引き立てているようにも思われますので、これは決してパクリではなく、1700系や2200系ともども名鉄一般車+特別車特急の新たなイメージを創出するものとして相応しいと言えましょう。
 それにしても、1000+1200系旧塗装あらため1200系新塗装へのリニューアル作業、想像以上に進んでいるようで、既に大部分の編成で終了しているような印象もあります。とゆーか単純に、新鵜沼駅前に着いたらちょうど旧塗装編成が発車してしまったため撮れず、その後やって来たのは全て新塗装だったからなのでありますが……(滝汗)。あるいは、発車して行くのを「ヤラレタ!」と思いつつ眺めていた旧塗装編成は、1000+1200系リニューアル工事進行中のあいだ辛うじて1編成が残っている1030+1230系 (7500系の機器流用車) だったりしたのかも知れません。

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