昨日は、いつもお世話になっておりますパクアン急行様の一時ご帰国を記念したインドネシア鉄の宴が、横浜伊勢佐木町の入口にほど近い鉄道居酒屋にて開催されました。私個人としましては、都内での仕事の関係で、午後8時頃からの参加となりましたが、例によって各国鉄道車両事情と鉄道模型事情が縦横無尽に繰り出されまして、私が加わった会話の輪においては中国の撫順など産業路線の現状、中国型模型よもやま話が何故か結構出まくりました (笑)。そして、あの会社のあんな車両をめぐる転配・編成短縮計画の裏事情には興味津々でしたし、とある海外進出もしている極悪鉄の行状あれこれ (インドネシア鉄の宴関係者ではありません) には参加者一同開いた口が塞がらず……(汗)。いやはや、毎度のことながらディープな話が尽きません。そして恒例の「旅行ケースを開けてびっくり・インドネシア鉄道グッズ即売会」も、如何にもKAI・KCIらしいセンスのブツが次々に並べられて参加者一同の物欲は激しく盛り上がるばかりでした (^^;)。というわけで、主賓のパクアン急行様・幹事のKuching様ほか、御参加の皆様には心よりお礼申し上げます! m(_ _)m
というわけで、昨年8月に撮影した画像のつづき……南武線帯205系の12両編成です! 周知の通り、末期的な道路渋滞の中、KCJあらためKCIは冷房化と増発によって多くの沿線客を取り込み、ついには日本の大手私鉄と比べても遜色ないほどの営業規模を誇るようになりましたが、その究極の切り札は、205系の日本時代には実現しなかった12連の頻繁運転であることは言うまでもありません。このために埼京線や横浜線出身車の編成替えが頻繁に行われたものですが、一番手っ取り早いのは南武線用の6連を単純に2本連結すること。そこで、南武線時代には到底考えられなかった南武帯の12連が迫ってくる光景に、ただただ圧倒されるばかり……。かつてのような、編成ごとに帯色が違っていたり、非冷房エコノミの屋根に人が多数乗っていた (Atap=上という単語に即して、日本人ヲタの間で「アタッパー」などと呼んでいたのが懐かしい……) 時代のような、超!何でもありなカヲス感は既になくなってしまったジャカルタの鉄道シーンではありますが、こういう奇想天外な展開は依然として時折起こりますし、今後もあり得る……と良いなぁ〜と思います。
もっとも、南武帯はその後KCJ→KCI標準帯に変わりましたし、何と言っても粗悪な塗料を使った正面の黒ずんだ赤も当然のように塗り直されましたので、こんな感じの南武線12連も過去のものとなりました (6+6編成を組んでいれば南武線出身であろうという目星が付く程度?)。奇想天外な新展開が起こるかと思えば、それがいつ消えるか分からないというのもまたインドネシアらしい話です。東急12連がいつ消えるかも分かりませんので、今年は1年休んだインドネシア遠征も、来年は是非……と思うばかりです。
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